GT550のスタータークラッチ修理です!!
今日も比較的涼しい一日でしたね。
日に日に気温が下がって来て、過ごしやすい陽気になって来ております。
そういえば昨日の夜はサッカーの日本代表戦だったんですね!!
帰宅してからニュースを見ていたら、まさかのブラジルに勝利したみたいで驚きました。
しかも前半リードされていてからの逆転勝ちはなかなか凄いですね。
今日は午前中のうちに、昨日車検に行っていた、
ヤマハのFZ400と、ホンダのCB750K4の試乗確認に行っておりました。
CB750の方はチェーンを交換してから試乗して参りました。
特に問題も無さそうで、とりあえずはひと段落です。
ただ、追加でサイドカバーの割れ修正を行っていきます。
FZ400の方は、車種的にもあまり乗ったことが無かったんですが、
乗り易くて良いバイクですね!!
車格的には600クラスみたいで、比較的大きめですが、
どっしりしている割にはハンドリングは軽快で、安定しておりました。
個人的にはリアのスプロケの丁数を少し下げて、
ロングツーリング仕様にしてみても良いかもしれませんね~。
そしてこちらは先日分解していた、GT550のスターターワンウェイクラッチです。
とりあえずスプリングと、スプリングキャップを組み付けて、
凹んでしまっていたカバーも有る程度板金修正して、組付けてみます。
ちなみにこちらがローラーが当たる側のワンウェイギアです。
このローラーが当たる箇所も、劣化などで凹凸が出来てしまってい事が有ります。
幸いこのギアは目立った凹凸は無く、軽く慣らして置きます。
これはカバーを止めているボルトですが、
酷く劣化している場合は、このボルトが緩んでしまっていたりして、
曲がっていたりすることも有ります。
念のためゆるみ止めをして、しっかり締め付けます。
そしてワンウェイ廻りやクラッチ関係を組み付けて、
クラッチカバーを取り付けます。
カバーを取り付けたら、ギアオイルを入れて行きます。
スズキの2サイクルはのギアオイルは、レベルゲージがない事が多いです。
この黒いキャップはオイルの注入口です。
そこからオイルを入れて、軽くエンジンを回します。
問題だったワンウェイクラッチは異音は無くなってくれて、一安心でした。
エンジンを始動させたら、一度レベルゲージ代わりのドレンボルトを取り外して、
余分なオイルを抜きます。
このドレンボルトの高さまでオイルが入っていればOKで、
レベルゲージの代わりになっています。
ギアのオイル量を調整したら、軽く試乗をしてみます。
とりあえずわざと止まったりして、セルの動作を確認して置きます。
試乗をして見て、ちょっとキャブレターの調整は必要な印象でした。
3500~4000回転付近で回転のばらつきが出ていたところがちょっと気になりました。
またエンジンを完全に冷やしたコールドスタートでセルに問題が無いかを確認してみます。
一気に気温が下がって参りました!!
今日は朝から曇り空で、肌寒い陽気でした。
昨日はかなり気温も上がっていたのに、打って変わって今日は寒かったですね。
なかな気温も下がってきて、秋めいてきた感じが致します。
今日は午後から、CB750KとFZ400の車検に行っておりました。
何とか車検中には雨は降られずに済んだんですが、
戻って来てからは雨が降ってきてしまって、確認試乗は出来ず終いでした。
先日クーラント漏れが有った箇所のホースが到着していたので、
ホースをカットして、取り付けて居りました。
クーラントを入れて行き、エア抜きなどを行って、
漏れが無いかを確認して行きます。
車検後も特に漏れなども無く、ひと安心です!!
そしてCB750の方も作業を行っていきます。
まずは点火時期の確認です!!
純正のポイント点火なので、1.4番と2.3番の点火時期を点検と調整して行きます。
またポイント点火の場合、ガバナも付いているので、
ガバナがスムーズに進角するかも確認して、注油も行って置きます。
そしてエンジンオイルも交換です。
CB750Kシリーズは、ドライサンプ式で右側のサイドカバーの内側に、
オイルタンクが付いています。
オイルタンク内のオイルと、エンジンのオイルパンのオイルを抜いて、
新しいオイルに交換します。
また同じ油脂類で、ブレーキフルードも交換とエア抜です。
そしてこちらは、売約車のCB400Fのシリンダーヘッドです。
内燃機加工に出していて、シリンダーはホーニング処理を行って、
シリンダーヘッドのバルブ廻りは、シートカット処理等を行って有ります。
シリンダーのホーニングは、シリンダー内壁の凹凸を慣らして、
クロスハッチを付けてもらう処理ですね。
ホーニングの場合は切削量は少なく、ピストンのサイズも変わりません。
一方ボーリング処理の場合は、オーバーサイズピストンを使用して、
ピストンに合わせてシリンダー内壁を切削します。
こちらはシリンダーヘッドのバルブシート部分です。
シートカット処理は、バルブのシート面を切削して、
綺麗にバルブが当たるように加工する処理です。
シリンダーヘッド側と同様に、バルブ側のシート面も慣らしてあります。
ヘッド側のシート面には、3か所角度を付けて切削して有ります。
シートカット処理後は、バルブの擦り合わせを行います。
バルブコンパウンドをシート面に薄く塗って、
バルブラッパやタコ棒などで、シート面をコンパウンドで慣らします。
バルブの擦り合わせ後は、きちんと気密性が保たれているかを確認する為、
スプリング等は組まない状態で、バルブを乗せて、
ガソリンなどの液体で燃焼室を満たします。
十数分くらいそのままの状態で放置して、液体がバルブのシート面から漏れてこないかを確認します。
4か所共に漏れも無く問題ありませんでした!!
すでにこのCB400Fのエンジン廻りは、ガンコート処理を行う為、
塗装屋の方に持って行って有ります。
ホンダのエンジンのシルバーは、結構明るいシルバーで、
塗料の原色のシルバーからなるべく純正色に近いシルバーに調色してもらっています。
また艶感も車体とのバランスを考えて、浮かない様な感じのシルバーにしてもらいます。
やっぱりスズキのGT550のスターター廻りは弱点ですね~~。
今日は一日曇り空でしたが、過ごしやすい気温でしたね。
ただやはり台風は接近中との事で、八丈島等はかなり甚大な被害も出てしまっているとの事です。
風速50mオーバーとかは、もはや竜巻みたいな強風なんでしょうね。
さて、今日はタイトルにも有りますが、
スズキの空冷2サイクル3気筒エンジンの、GT550の作業です。
これは現在エンジンの整備を行っている修理車両のエンジンです。
先日スターターのアイドラギアベースの加工が終わって戻って来たので、
クランクケース側の加工を行っていきます。
これはそのプレートの取り付け部ですが、上下2箇所にM6ぼるとのねじ山が有ります。
その右側に、ねじ山は有りませんが、ケースに肉盛りされている箇所が有ります。
先日加工したギアプレートを合わせてみます。
右側の肉盛りしてある箇所に、下穴を開けてねじ山を立てて行きます。
そしてケース加工後です。
此処に上下のビスと同様にM6ボルトを入れて補強完了です!!
そしてこちらは上記の車両とはまた別の修理車両の、GT550になります。
こちらの車両もセルが重く、スターター廻りから異音が有りました。
上のエンジンの車両とは異なり、こちらの車両は前期型のエンジンの車両です。
とりあえず状態確認の為、クラッチカバー廻りを取り外して行き、
スターター関係の状態確認です。
クラッチカバー内にはギアオイルが入っているため、まずはギアオイルを抜いていきます。
すると・・・・オイルと一緒にいや~~~な破片が出て参りました。
とにかくクラッチカバーを取り外して、確認を進めて行きます。
スターターのワンウェイクラッチが付いている、クラッチハウジングを取り外して見ると、
下部に破片や異物が溜まっておりました。
これらは何かが砕けてしまった破片やカスですね。
ちなみにクラッチハウジングを取り外すと、セルからのスターター機構が見えて行きます。
右の一番小さなギアがセルモーターのギアで、アイドラーギアに入ってから、
一番大きなスターターのワンウェイクラッチのギアに動力が伝わっています。
そしてこちらが問題のスターターのワンウェイクラッチです。
GT550は2種類のスタータークラッチが有り、
この前期型はスプリングとローラー等でギアを駆動しているタイプのワンウェイクラッチです。
後期型はニードルベアリングタイプのワンウェイクラッチになります。
ワンウェイクラッチのカバーをよく見てみると、ガッツリ打痕が入っていますね~。
この部分が出っ張ってしまって、ワンウェイギアに擦れていたようです
クラッチ機構を分解してみると、砕けた部品が色々と出て参りました。
まずはワンウェイクラッチのスプリングですが、見事にバラバラに千切れたりしています。
また、スプリングの先に付くキャップは本来3個付いているはずですが、
全て無くなって居ました。
恐らく砕けてバラバラになってしまったのかと思います。
取り外したプレーとカバー側にも、残骸がかなりこびり付いておりました。
プレートも衝撃でローラーが暴れて、歪んだりもしております。
そしてこちらは純正品の砕けていた部品たちです。
この部品がすべて砕けて、居なくなっていた訳ですね。
そしてこちらが各ギアを取り外した状態です。
追々このエンジンもギアプレートを加工強化しないといけませんね。
プレート外して、ねじ山部やシャフトの入る部分をよく確認して置きます。
酷い状態の場合は、このシャフトの取り付け部にクラックが入っていたり、
M6のねじ山部が曲がってしまっていたりしております。
基本的な構造的に、セルモーターからの動力をM6のビス2本で受けているので、
どうしてもビスに掛かる負担が大きすぎてしまって、
ケース側ダメージを受けてしまっていることも有ります。
その原因になるスターターのワンウェイクラッチも、あまり良くない構造なので、
ギアが暴れて尚更この部分を壊してしまう流れになってしまっています。
なので、GT550はセルスターター廻りの整備や強化は、
必須になってくるかもしれませんね~~。

































