Z650LTDのエンジン作業です!!
3連休も明けましたが、残暑がヤバいですね!!
連日35度くらいで本当に9月??と思うほどです。
朝晩は少しずつ秋らしくなっていますが、日中はまだまだ残暑が凄いですね。
さて、今日は修理車のZ650LTDのエンジン作業のご紹介です!!
先日エンジンの分解は完了しておりましたが、
ヘッド等のエンジン部品の状態を確認して行きます。
まずはこちらのシリンダーヘッドからです。
エンジンを分解した感じだと、以前一度エンジンは分解されている状態の様でした。
もともと2次エアーを吸い込んでいた、インテークマニホールドパイプは交換ですね~~!
これがシリンダーヘッドの燃焼室です。
この半円状の場所で混合気が爆発して、ピストンを押し下げています。
とりあえずバルブを取り外して、状態を確認して行きます。
パット見た感じはシート面も比較的綺麗な状態で、良さそうな感じです。
これはエキゾーストバルブのシート面です。
比較的良好な状態ですが、やはりカーボンは溜まっています。
特にエキゾースト側は、排気ガスに晒されるのでカーボンが付着してしまいます。
これはバルブを外した状態の燃焼室です。
まずは溜まっているカーボンを落として、プラグホールのクラック等が無いかを確認して行きます。
これはマフラーのスタットボルトですが、錆でねじ山が荒れてしまっていますね。
スタットボルトも交換が必要ですね。
燃焼室のカーボンを落として、シート面などを確認した所、
状態は良かったので、バルブの擦り合わせを行う事に決定です!!
またプラグホールのクラックも無く、ガイドとバルブステムのガタツキも有りませんでした。
バルブの擦り合わせを行うにあたり、バルブにこびり付いているカーボンなどを除去します。
そしてバルブコンパウンドで、バルブを擦り合わせて行きます。
コンパウンドは出来るだけ少量で、飛び散らないように注意しながらすり合わせます。
何度かシート面を確認しながら、コンパウンドの目を変えてシート面を仕上げて行きます。
すり合わせが終わったら、ガソリン等で燃焼室を満たして、
シート面から漏れがないかも確認して置きます。
バルブの擦り合わせが終わったら、一度ヘッドとバルブは綺麗に洗浄します。
バルブのコンパウンドが残っていると、エンジンを痛めてしまいます。
そして洗浄後にバルブを組み付けて行きます。
これはバルブのステムシールですが、
シリンダーヘッドから燃焼室にオイルが入り込むのを防いでいるシールですね。
このステムシールももちろん交換です。
そして各バルブを組み付けて行きます。
このエンジンはインナーシムタイプなので、シム調整はカムシャフトを取り外さなくてはいけません。
なので予めクリアランスを合わせて置きます。
このタペットシムでクリアランスを調整するんですが、
バルブの擦り合わせを行ったので、若干バルブの突き出し量は変化しています。
それを見越して、シム調整をして置きます。
シリンダーヘッド廻りが終わったら、お次はシリンダーです。
シリンダーの内壁は状態が良く、ガリ傷などは無かったので、
ホーニングで問題なさそうです。
また、ブラックに塗装のご依頼もいただいたので、塗装業者にお願いします。
そしてこちらはピストンですね。
ピストンリングのオイルリングは固着気味でした。
とりあえず純正でまだ供給が有ったので、純正の新品ピストンリングに交換します。
まずは各ピストンを洗浄して、こびり付いたカーボンを除去します。
重要なピストンリングの溝も、ご覧の様にカーボンが付着しているので、
念入りに除去します。
リング溝にカーボンが溜まったままだと、カーボンがリングを押してしまい、
トラブルにつながってしまいます。
とりあえず腰上廻りのシリンダーヘッドは思っていたよりも状態が良かったです。
恐らく以前分解を行った際に、最低限の作業は行って有ったのかな??という感じでした。
改良版のTシャツが完成です!!
今日は天気予報では天気が午後から荒れるとの事でしたが、
埼玉のこの辺りは少し雨が降った程度でした。
雷は光っていましたが、さほど降りませんでした。
タイトルにも有りますが、先日少し紹介したウチのTシャツが、
改良して完成して参りました!!
胸のロゴの大きさを少し大きくして、色を白にしてみました。
また、バックプリントのロゴは黒の部分を抜いて、
通気性をよくしてもらいました!!
以前の物は黒の部分もプリントだったので、背中に汗をかきやすかったんです。
種類はメッシュタイプのTシャツと、綿のTシャツの2種類で、
サイズ的には170cm位の僕が着て、Lサイズがちょうど良い感じでした。
とりあえず数枚程度は販売可能ですが、今のところはLサイズのみしか在庫が無いので、
その他のサイズの場合は受注生産になりますので、予めご了承ください。
メンテナンスや作業用などに使用して頂ければ幸いです!!
そして今日は修理車のCBX400の仕上げ作業です!!
一番厄介??だったクランクケースの割れの修理作業です。
元々の状態はこんな感じで、ロアケースの下部が割れており、
オイルラインのメクラキャップも一緒に割れていました。
メクラキャップを取り外すとこんな感じになっていて、
何とかOリングが入る箇所はダメージが無かったので、
ウチでお願いしている塗装業者さんと一緒に相談して、
エンジンの空冷フィンの修正等を行う、特殊な溶剤で修理することに決定です。
エンジン自体の状態が悪い場合は、オーバーホールも兼ねて、
分解を行って、溶接で修正して行きたいところですが、
エンジン自体が非常に良さそうな感じで、オイル漏れや煙吐き、異音なども無い状態なので、
お客さんとも相談して、その修理方法にすることにしました。
まずはウチの在庫のCBXのクランクケースから型を取ってもらって、
その型をこのケースに合わせて加工して接着します。
一度接着した後に、完全硬化してから、再度接着部分を補強しました。
溶剤が完全硬化したら、成型して行きます。
そしてメクラキャップのOリングを交換して、キャップを組み付けます。
ちなみにこのメクラキャップはメーカー廃盤だったので、
ウチの在庫から拝借しました。
そして修正したケースにキャップを組み付けます。
組付ける際はちょっと緊張しました!!
ジェネレーターカバーを組み付けて、
試乗を行ってオイルが漏れてこないかを念入りに確認です!!
オイル漏れも無く安心しました~~!!
本当はエンジンを分解してケース単体の状態で溶接修理をしたいところですが、
メカノイズも無く良い感じのエンジンなので、今回は応急処置と言う形で修正しました。
モノサスのリンク廻りは要注意??です!!
今日も暑い一日でしたね~~!!
ただ、だいぶ日が短くなってきてますね!!
夜はだいぶ涼しくなってきているので、日中は暑いですが、
夜になってくれれば結構バイクも乗りやすいかもしれませんね。
さて、今日はCBX400Fのリアサス廻りの作業です!!
CBXは2本サスから進化して、モノサスになったモデルで、
リアサスにリンク機構が有ります。
結構リンク機構は手付かず??なことが多いので、
固着してしまっている事も多々あります。
まずはリアのホイールを取り外してスイングアーム廻りを取り外して行きます。
この車両は一度仕上げ作業を行って有るようですが、
果たしてリンク機構はどうなっているでしょうか??
スイングアームを取り外して、リンク廻りも取り外して行きます。
こちらがリンク廻りです。
リアサスとスイングアームをリンクさせている部品で、
各シャフトにブッシュが入っていて、ブッシュはカラーが入っている構造です。
これはブッシュに入っているカラーですが、見事にグリス切れ状態ですね~~。
まだ固着まではしていませんが、カラーの表面に錆が出始めてしまっています。
洗浄して錆を落として、表面を少し慣らして置きます。
またたっぷりグリスアップをして、組み直します。
こちらはスイングアームのピボット部ですが、こちらはベアリングの状態も良く、
まだ新しいグリスもしっかり残っていました。
恐らくこの部分はグリスアップを行っていたんでしょうね。
そしてこれはリアブレーキのマスターシリンダーです。
インナーパーツはまだ純正部品から供給が有るので、分解して内部を確認して置きます。
分解してみるとかなり真新しい状態で、内部も非常にきれいな状態でした。
この部分は部品交換がされていたようですね。
これはリアのブレーキペダルのシャフトです。
綺麗に仕上げては有るものの、全くグリスが付いていない状態でした。
せっかく綺麗に仕上げてあるのに、これではカジってしまう原因になってしまいます。
このシャフト部にもグリスアップを行って組み付けます。
そしてフロントと同様にリアのブレーキキャリパーも、分解して行きます。
リアもフロント同様に比較的綺麗な状態でした。
まだピストンシール関係は問題なさそうだったので、洗浄して組み直して置きます。
そして分解したリア廻りを組み上げて行きます。
一度手が入っている状態でも、作業を行っていない箇所が有ると、
その箇所はダメージを受けたりしてしまいます。
せっかくスイングアームを取り外してあるのに、
何故リンク廻りを作業しなかったのかは分かりませんが、
グリス切れを起こしていたので、作業を行って置いて正解でしたね。







































