ZUMAのブログ -145ページ目

昨日の続きのR1Z腰上組付け作業です!!

今日も朝から曇り空で、時折雨もパラパラしておりました。

ただやはり気温は結構下がっており、過ごしやすい陽気ですね!!

 

さて、今日は昨日の続きで修理車両のR1Zの、

エンジンの腰上作業のご紹介です。

 

腰上はシリンダーとシリンダーヘッドになりますが、

R1ZはYPVSと言う排気バルブが付いているタイプのエンジンです。

 

 

まずは排気バルブの洗浄と、シールの交換を行っていきます。

このシリンダーの両サイドに付いている部品が排気バルブです。

 

 

そもそも排気バルブは、2サイクルの排気タイミングの際に開閉して、

排気効率を上げたりしている部品です。

2サイクルエンジンのチャンバーに似た排気の効率と抵抗を調整しているバルブです。

 

排気バルブは、2サイクルエンジンは掃気ポートの位置によりエンジンの特性が変わるんですが、

その掃気ポートの位置をエンジンの回転数によって変えちゃおう!!というバルブです。

同じヤマハだと、RZ250/350まではYPVS排気バルブは付きません。

 

この排気バルブをサーボモーターで回転数に合わせて動かして、

排気のポートの大きさを変化させています。

 

排気側に付いているので、カーボン等の汚れが付着しやすく、

それが原因で固着してしまう事も有りますね。

 

 

こちらが洗除後です。

また、バルブのシャフトの両サイドにはオイルシールが使用されていて、

オイルシールのハウジングにはOリングが使用されています。

 

 

こちらはがオイルシールハウジングです。

こちらも洗浄して、オイルシールとOリングを交換です。

 

 

またバルブが入っていた箇所もかなりカーボンが溜まっているので、

併せて洗浄して置きます。

 

 

消耗品を交換して、シリンダーにバルブを組み付けて行きます。

 

 

そしてこちらはピストンです。

元々のピストンも目立った傷も無く、クリアランス的にも問題無かったので、

こちらも洗浄して使用します。

 

 

付着したカーボンを落として、表面も慣らして置きます。

またピストンリングの溝も念入りに洗浄して置きます。

 

 

こちらがピストン廻りの交換部品です。

驚いたんですがまだスタンダードサイズのピストンリングが、

純正部品で供給が有りました。

 

ピストンピンや、ピンベアリング、サークリップ等も純正品に交換です。

 

 

そしてピストンを組み付けて、シリンダーも組み付けて行きます。

 

 

シリンダーやシリンダーヘッドのガスケットも、まだ純正部品が供給されていたので、

そちらを使用します。

 

 

シリンダーヘッドまで組み付けて行きひと段落です!!

 

 

排気バルブは各メーカーで形状が異なっていたりしますが、

基本的な動作は同じです。

 

ウチの場合は殆どが排気バルブが付く前のモデルの取り扱いが多いですね。

 

 

 

 

修理車のR1Zの腰下組付けです!!

今日は久しぶりに朝から雨がパラパラしていました。

気温もここ最近から比べるとかなり下がって、

比較的過ごしやすい陽気でした。

 

そういえば先日仕入れたヤマハのブロンコですが、

少しだけ仕様変更してみました。

 

もともとDT1を意識した仕様にしているので、

せっかくならハンドルもブリッジ付きのハンドルにしたいな~~と考えておりました。

 

 

と言う訳でキジマのトラッカーハンドルとやらに交換してみます。

一応ハリケーンのハンドルも用意してあるので、気に入った方を取り付けようと思います。

 

 

こちらがハンドル変更後です!!

少しだけアップになった感じです。

ポジションも楽な位置なので、このハンドルに決定です!!

 

 

そしてタイトルにも有りますが、

今日は修理車の、R1Zのエンジンの腰下廻りの組付けです。

 

まずはクランクケースの汚れを除去して、各合わせ面の面出しも行っていきましょう。

 

 

油汚れなどをスチームで良く洗浄して、綺麗にしていきます。

腐食などはさすがに落ちませんが、かなり綺麗になってくれました。

 

 

そしてこちらは分解の原因になったミッションで御座います。

スプロケットのシャフト部のねじ山が潰れてしまって、

ナットがきちんと締め付けられない状態になっております。

 

幸い中古品を入手できたので、そちらを使用して行きます。

 

 

ちなみに原因のシャフトのねじ山部分を比べると、こんな感じです。

下のシャフトがダメになってしまったシャフトです。

ねじ山が丸く潰れてしまっていますね。

 

 

そして、使用するにあたりベアリングの交換を行っていきます。

各ギアを取り外して、シャフトを分解して行きます。

 

 

ベアリングやOリングなどもまだ銃声から供給が有るので、

油圧プレスを使用してベアリング交換を行っていきます。

 

 

ベアリングを交換してシャフトにそれぞれギアも組み込んで完了です!!

 

 

そして洗浄したクランクケースに、ミッションやシフト廻りを組み付けて、

シフトの動作を確認して行きます。

 

 

またこちらはクランクシャフトです。

ヤマハ特有のセンターラビリンスのクランクですね~~!!

ヤマハは60年代から2サイクルエンジンはこのラビリンスシールを使用していますね。

 

クランクシャフト自体は振れも無く、ベアリング等も良好だったので、

左右のオイルシールを交換して組み込んで行きます。

 

 

先ほどのクランクケースに、クランクシャフトも乗せて行き、

ケースを合わせて組付け完了です!!

 

 

とりあえず腰下廻りは組付け完了です。

追々腰上廻りも組付けを進めて行きたいと思います!!

Z650のエンジン組付け作業です!!

今日もまだまだ暑いですね~~!!

日が暮れて夜になると、涼しいんですがやはり日中はまだ暑いです。

今日は午後から車検で群馬に行っておりました。

未だに熊谷はなかなか車検の予約が取れない状況ですが、

何とかならないもんですかね~~。

 

戻って来てからは車検に行っていた車両の試乗にったりしておりました。

夕方頃から雨予報だったので、何とか試乗は間に合いました。

 

そして今日は昨日も紹介していたZ650の作業の続きです。

今日はエンジンの腰上廻りの組付け作業です。

 

洗浄したピストンに、純正の新品ピストンリングを取り付けて、

コンロッドに組み付けて、シリンダー関係も組み付けて行きます。

 

 

シリンダーやシリンダーヘッド関係を一気に組み付けて行きます。

 

 

ちなみにシリンダーは艶消しの黒に塗装を行って有ります。

 

 

加工されていたカムチェーンのテンショナーは、交換します。

驚いたんですが、まだ純正で部品が供給有りました。

ただ、キャップだけは廃盤だったので、ウチに有った中古の物を使用します。

 

 

バルブタイミングを合わせて、カムシャフトを乗せます。

また、予め合わせて置いたタペットクリアランスの確認も合わせて行います。

 

 

そしてヘッドカバーを取り付けて腰上廻りの組付けは完了です!!

またマフラー等も持ち込みでお預かりしていたので、そちらを組み付けます。

 

 

キャブレター等を取り付けて、エンジンの始動確認です!!

すんなり始動してくれて一安心です!!

 

 

そしてこちらはお客さんからも持ち込みの18インチのリアホイールです。

 

LTDは本来16インチですが、こちらのホイールに交換して行きます。

 

 

ホイール交換と一緒に塗装も行いました。

ゴールドホイールに、ブラスト処理後にウレタン塗装を行いました。

 

 

ホイール交換と一緒に、まだ手付かずだったリアのブレーキ廻りも作業します。

 

引きずり等は有りませんでしたが、やはりブレーキフルードのカスは溜まっておりました。

 

 

ピストンは比較的綺麗でしたが、キャリパー内は腐食が始まっていた感じです。

この程度であれば洗浄で綺麗になってくれますね!!

 

 

そしてホイール交換を行って、作業はひと段落です!!

 

リアのタイヤは新品のタイヤに入れ替えて有ります。

 

 

リアのホイールカラー等の加工なども有り、少し手こずりましたが、

何とか完了です!!

 

とりあえず試乗も行って、エンジンの状態も良好で一安心です!!