地域価値創造コンサルタント 須田憲和 -4ページ目

地域価値創造コンサルタント 須田憲和

地方自治体と連携した官民パートナーシップにより、地域の価値を創造する活動を展開。地域活性化、地域振興、まちづくり、ブランド構築、農商工連携、6次産業化推進、協議会運営、PR戦略、観光推進、再生可能エネルギー、各種セミナー講師、ファシリテーター等。ブログ

 ソーシャルメディアネットワークにおいて「クラウトスコア」「クラウトランク」が注目を浴び始めています。これは、FacebookやTwitter、LinkedInの情報発信において、そのページ(情報発信者)が対外的にどれくらいの影響力を持っているかをランクづけする仕組みです。
 
 一般的にはホームページやブログなどを格付けするための「ページランク」という物がありますが、SNSにおいては、それに代わる指標として注目されています。
 これらのアルゴリズムは、ただ単に友達やフォローワー数が多ければ良いという物ではなく、投稿記事がシェアされたり、リツイートされる回数、「いいね!」される件数、コメント数等も総合的に判断され、情報の拡散や多くの読者の共感を得るなど、対外的な影響力をポイントにてランク付けしています。

 私は地域活性化の取り組みをしている中で、観光流入促進なども手掛けていますが、宣伝や集客に苦労している地域が多いのも事実です。

 一般的には、多額な宣伝費をかけてCMや広告を出すことが多用されていますが、ターゲットも絞りきれない状態でそのような手法に固執する手法は限界ではないかと考えています。

 一昔前は、有名なブロガーを誘致し、地域を散策した記事や特産物の記事を掲載して頂くことで、宣伝効果を狙うという事例もありましたが、果たして、彼らの情報発信力は、大勢の人の共感を得る事ができていたのかという点においては疑問が残ります。(掲載記事を見る人が多いとしても、その記事に共感しているかどうかを図る仕組みはありませんでした)
 
 以上のようなことから考えると、「クラウトスコア」「クラウトランク」はまさしく、対外的影響力を数値として読み取れる仕組みであることから、「クラウトランク」の高い情報発信者の協力を得るというスタイルが注目を浴びる事になると思いますし、マーケティングにおいては有効な施策となるのではないかと考えられます。

この「クラウトランク」を利用した誘客活動を実施した施設がありました。

長崎県佐世保市にある 九十九島動植物園 森きらら様です。
http://www.sasebo99.com/sight_sasebo/isidake.shtml

 既にキャンペーン期間は終了しておりますが、クラウトランクによって入場券の割引サービスを展開するという、まさしく「クラウト割」のサービスです。

①クラウトランクが50以上71未満の方は、5名様まで入園料無料(本人含む)
②クラウトランクが72以上の方は、年間パスポート(本人分)及びご招待券10枚。
③その他にも、当該施設のFacebookページを「いいね」している人、Twitterをフォローしている人も入園料が無料となるサービスです。

 彼らに来場頂くことで、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)での情報拡散と多数のかたの共感を得る事が出来れば、多大な広告を打つよりも効率的な宣伝PRができるというものです。

このような取り組みは、今後の新しい手法になるかもしれません。

 このブログをご覧になっている皆様も、ご自分の「クラウトランク」を見てみると面白いと思います。

クラウトランクの確認ページ http://klout.com/home

 クラウトランクを上げる方法については、WEBコンサルをしておられる方々のホームページ等に掲載されていますので、検索してみて頂ければと思います。

 ちなみに私のクラウトランクは、先日登録したばかりで悲しい数字ですが。。。
52ポイントでした。

Twitter https://twitter.com/norikazu_suda
Facebook https://www.facebook.com/norikazu.suda

   クラウトスコア クラウトランク
 

 クラウトランクの高い方とつながることや共感を得られる記事を投稿することが重要のようです。

 影響力の大きい情報発信者になれれば、多くの施策に力を発揮することもできると思いますので、なるべく、努力していきたいと思います。



 地域活性化の施策提案を行う中で、ふるさと納税制度を利用した施策を打ち出すことや相談が増えています。
 ふるさと納税とは、自治体への寄付行為であり、地域によっては寄付者へのお礼として特産物などをお返しするものですが、一部では過当競争になっているのではないかと危惧する面々もおられます。
 
 しかし、地域特産物の推進を図るには最良の手段と考えています。首長が自ら特産物をトップ営業するには限界がある上に、人がPRを行う訳ですから商品にも偏りが発生します。
特産物を提供する事業者も、都道府県もしくは市町村の名代にかえて自分の商品を提供するわけですから切磋琢磨する上に、他事業者に劣らない商品開発や販売努力を行うという波及効果が期待できます。

 自治体の組織の中には、特産物のPRや販売拡大による産業振興を目指す部署があります。これらの担当者は常日頃から、事業者と一体となり、販路拡大をめざし、時には一緒に首都圏へ出かけ、販売フェアなども行っています。また、観光推進の担当者もPRや誘客営業などの努力を重ねています。
 そういう担当者からすると、このふるさと納税を使った拡大施策はとてもありがたい制度なのですが、意外にも市長が「ふるさと納税の商品返礼はしない!」という方針を打ち出している地域では、現場の職員が、どれだけ効果が高いかを知りながらも、市町の考えに封じ込まれていて、意見もできないという所があります。地域産業の振興の為には重要な手立てですが、断固として譲らない姿勢については、議会からもしっかりと考え方と、それに代わる効果の対策について質問をぶつけてほしいと思います。

 ふるさと納税の反対論者からすると、「あくまでも寄付金であることは間違いない。善良なる第三者からの寄付に対して特産物をお礼で返礼し、寄付者は寄付金控除を利用して地方の産物をほぼ無料で受け取れる制度を、特産物販売促進のためと謳って悪用しているのではないか。」ということです。

 そもそも、ふるさと納税が制度として適用されたのは、首都圏への人口集中により地方間格差が広がっている事が発端でした。当時は特産物を返礼するという所もありませんでした。しかし、昨今においては、「地方の活性化なくして日本の再建はあり得ない。」とも言われており、地方活性化については国を挙げて取り組んでいる状況でもありますので、いろいろなアイデアや成功事例を共有して、展開することが必要と考えます。

 ふるさと納税を利用した地域活性化についての手法は、地域の抱える事情によって、全く違いますので、コンサルする立場においても常にフレッシュな気持ちで取り組めますので嬉しく思います。
 なんといっても地場産業の方々の協力が無ければ、自治体単独ではできないのですから、地域間の連携を構築する楽しさは、何にも代えがたい事であります。

 補足ですが、ふるさと納税の担当窓口は「納税課」に任せるのではなく、自治体の地域振興戦略に係わる部分ですので、「地域振興課」や「企画財政課」等の産業振興や観光推進にも関連する部署が担当することが望ましいと思います。

宮城県亘理町にふるさと納税したところ、今年は下記の物が送られてきました。
  ふるさと納税 コンサルタント 亘理町

そして上蓋には、亘理町としての思いや亘理町推奨品といったマークも貼られています。
  ふるさと納税 コンサルタント 亘理町

同封物の紙には、この商品の生産者の名前と電話番号が記載されており、直接、連絡がとれるようになっています。

(以前に書いた記事もあります)ふるさと納税の推進を考える 1
http://ameblo.jp/localcreation/entry-11476173710.html




 2014年8月3日(日)、伯耆町にてトウモロコシの収穫体験と交流会を開催しました。
あいにくの雨でしたが、19人の小学生が参加されました。

  パワフル伯耆まちづくり推進協議会

  パワフル伯耆まちづくり推進協議会

  パワフル伯耆まちづくり推進協議会

 収穫したトウモロコシは、この後のバーベキューで食べる予定ですが、待ちきれない子供たちは、その場で皮をむいて、新鮮なトウモロコシを食べ、「とれたては甘くておいしい!」と喜んでおりました。

 ●次に東京から来て頂いた佐野青子先生による交流会。
  パワフル伯耆まちづくり推進協議会

みんな一生懸命、先生のお話しを聞いています。
  パワフル伯耆まちづくり推進協議会

グループワーク。伯耆町(ほうきちょう)の「ほ」から始まる言葉を多く書き出したチームが勝ち!
  パワフル伯耆まちづくり推進協議会
ゲーム性(競争)をもたせると、見ず知らずの子供同士でも(学年が違っても)すぐに協力してがんばれました。
 子供さんの興味を引いたり、協力し合って作業する事は難しいのですが、さすが佐野先生、すぐに子供たちのこころを一つにしてくれました。
 このプログラムは、また参考にして使わせて頂きたいと思います。

交流会が終わった後は、お待ちかねのバーベキュー。
ケーブルテレビさんにも終始、取材いただきました。
  パワフル伯耆まちづくり推進協議会

とれたてのトウモロコシ、新鮮な地元野菜や肉を堪能。
すぐに仲良くなることができ、今後の取組みの勉強になりました。

 前回の7月16日に引き続き、今回は違ったメンバーの方々と意見交換をする場を設けて頂きました。

第1回意見交換会の様子http://ameblo.jp/localcreation/entry-11913658556.html

■第2回 意見交換会

【日時】2014年7月30日(水)14:00から16:00
【場所】道の駅村田 会議室
【参加者】道の駅村田の幹部の方々、道の駅へ産直野菜等を納入されている農業者団体の方々、役場からは、地域産業推進課の方にご参加頂きました。

  村田町 地域活性化

 村田町は、総合モータースポーツランドSUGOがあるところですので、ご存知の方も多いと思います。
多種多様な分野における意見交換をさせて頂きましたが、その中で特産物についての話を少ししました。

【道の駅村田】
・道の駅むらたは、年間25万人の来場者があり、産直納入者は116名の農家の方々がおられます。
・特産品としては、「ソラマメ」が有名で、最近はトウモロコシの「みらい(味来)」も人気が出ており、旬な季節には、それらを求めて仙台や近隣地区から買に来る方がたくさんおられます。
次の名物となりうる「みらい(味来)」は、フルーツコーンとも言われており、少し小さめですが、とても甘いトウモロコシです。
・最近の産直人気は凄いもので、昼過ぎには、商品がなくなってしまう事も多々あり、どうやって欠品を防ぐか、あるいは補充をするかという取り組みが必要となっています。
・次の名産物候補としては、「プチプヨ」というミニトマトも注目を浴びています。見た目は、つやつやして、まるで「さくらんぼ」のようです。食べてみると皮は意外と柔らかくおいしい。食べ方の提案や商品開発、生産者の増大など、一緒に取り組んでみたいと考えております。

写真の左側が「プチプヨ」。右側は「フルーツトマト」
  プチプヨ トマト



 2014年7月24日、伯耆町役場会議室にて第5回パワフル伯耆まちづくり推進協議会を開催いたしました。
 今回の議題は都市農村共生・対流総合対策事業の一環として、8月23日(土)から25日(月)にかけて、東京と大阪の子供たちに伯耆町へお越し頂き、伯耆町の子供達との交流を図るイベントの確認でした。
  パワフル伯耆まちづくり推進協議会

 今の予定では、東京・大阪からの参加者も含め20名以上の子供達に交流して頂くことを下記のように計画しております。
  パワフル伯耆まちづくり推進協議会

■8月23日(土)
・午後から昼食とオリエンテーション
・植田正治写真美術館にてフォトスクール
・夕食懇親会

■8月24日(日)
・伯耆体操(今回、初披露します。子供さんが覚えやすいオリジナルソング付き)
・ネギ収穫体験(スイカもあり)
・自然を写真撮影(前日のフォトスクールで学んだ事を活かして伯耆町の写真撮影)
・昼食(全国ご当地バーガーフェスタで第5位の伯耆町オリジナル・・大山鶏ひたひた大根バーガー)
・鮎の摘み取り
・夕食懇親会(昼に収穫したネギや地元野菜・つかみ取りした鮎・肉を中心としたバーベキュー)
・花火大会

■8月25日(月)
・伯耆体操
・かりんとう加工体験(被災地の宮城県女川から移転され、成功されている工場)
・パン加工体験
・ワークショップ(アルバム作り)
・上代(廃校を利用した施設で昼食のそばを頂きます)
・まるごと宅急便(道の駅 大山望で、地域産品を選んで宅急便で自宅や祖父母に送付)

それぞれの内容には意味があり、「記憶を記録に・・・」というテーマにそった展開の中で、交流を推進する予定です。

●7月18日には東京にて、今回の交流プログラムのアイデア支援を頂いている実践女子大学の学生さんとの会議を行いました。
  パワフル伯耆まちづくり推進協議会
 
 初対面の子供同士が3日間、一緒に過ごす訳ですから、一体感を感じてもらうために、共通の「Tシャツ」を用意するというアイデアを頂きました。
 自然豊かな伯耆町は、今の季節、緑が主体ですので、Tシャツの色はオレンジ(捕色)。そして胸元には「ほうきキッズ」のおおきなデザイン。(他にもストーリー性のある仕掛けをたくさん提案してくれました。)
 デザインを含め、さすが大学生の感性は素晴らしいと感動しました。
協議会のメンバーは経営者が多いので、どうしても大人の思考になってしまいがちでしたが、柔軟で若いアイデアや考え方に触れる事ができた事で、あらたな気づきを頂きました。 
交流プログラムや教育プログラムについても、彼女たちの意見や感性を取り入れながら、新しい交流モデルを作っていきたいと考えております。