こんにちは! 地域価値創造コンサルタントの須田憲和です。 全国を対象とした活動をしており、様々な地域へお伺いさせて頂いています。 地方自治体と連携をしながら地元の方々と共に、地域活性化の取り組みをさせて頂き、地域資源から新しい地域価値を創造する活動をしています。 主な取り組みは、地方創生・協議会設立、運営支援・農商工連携・6次産業化・PR戦略・観光推進・雇用促進・再生可能エネルギー利用による活性化等です。宜しくお願いいたします。
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セミナー・講演 講師実績一覧講師を担当させて頂いた講演やセミナーのご紹介【講義内容抜粋】・地方創生の現状とあり方について・地域活性化手法や地域人材育成について・活動の為のチーム作り、連携の方法について・自治体との付き合い方、信頼構築から提案型組織への移行・6次産業化推進・事業の経営改善と、あり方について・観光推進施策について・コミュニティづくりと育成についてほか 【2015年】●11月18日(水)高知県東洋町・観光協会 第3回 地方創生セミナー「自立の為に必要な考え方と地域間・団体間連携について」●11月5日(木)高知県東洋町・観光協会第2回 地方創生セミナー「東洋町の地域資源と活かし方を考える」●10月29日(木)千葉県白子町 商工会青年部 第2回「白子町の特性を活かす」●10月21日(水)氷温協会全国大会 基調講演「氷温技術と向き合い、地域社会に貢献する」~時代は“こだわり”を求めている~●10月19日(月)高知県東洋町・観光協会第1回 地方創生セミナー「地方創生の取組みについて」●10月13日(火)千葉県白子町 商工会青年部 「地方創生について」●10月8日(木)青森県十和田市雇用創造推進協議会「第6回観光地再生セミナー」●9月18日(金):青森県十和田市雇用創造推進協議会「第4回観光地再生セミナー」●9月15日(火):八王子市 地方創生先行型プロジェクト事業説明会●8月27日(木):公益資本主義推進協議会(大阪)「地域活性化の推進方法について」 ●8月18日(火):青森県十和田市雇用創造推進協議会「第2回観光地再生セミナー」●7月23日(木):青森県十和田市雇用創造推進協議会「第1回観光地再生セミナー」●7月8日(水):公益資本主義推進協議会(愛知支部)「地域活性化の取組みについて」●5月19日(火):公益資本主義推進協議会全国大会にて「地域活性化の推進について」●4月11日(土):公益資本主義推進協議会東京支部「地域活性化の推進について」●2月5日(木) :慶應義塾大学(Front Runnner) 「地方創生 一極集中と極点社会」●1月15日(木) :FM仙台 「頑張ろう宮城 希望のラジオ」「自治体職員との連携・信頼構築について」【2014年】●11月10日(月) :青森県十和田市 6次産業化シンポジウム・ファシリティター「6次産業化の実践について」●10月29日(水) :衆議院議員勉強会(観光と食と地域活性化プロジェクト)「地方における地域活性化の推進について(自治体との連携)」●7月10日(木)~11日(金):青森県十和田市雇用創造促進協議会「観光地再生セミナー」【2013年】●11月 8日(金):青森県十和田市 6次産業化セミナー●11月 6日(水):青森県十和田市 雇用創造推進協議会セミナー●10月30日(水):青森県十和田市 雇用創造推進協議会セミナー●10月18日(金):青森県十和田市 6次産業化セミナー●10月17日(木):青森県十和田市 雇用創造推進協議会セミナー「視点を変えて売上UP」●8月26日(月) :青森県十和田市 6次産業化セミナー●7月30日(火) :青森県十和田市 6次産業化セミナー●6月24日(月) :青森県十和田市 6次産業化セミナー●5月27日(月) :青森県十和田市 6次産業化セミナー【2012年】●10月26日(金) :十和田市雇用創造推進協議会 「第6回イベントコーディネーター養成講座」●10月12日(金) :十和田市雇用創造推進協議会「第5回イベントコーディネーター養成講座」●10月5日(金) :十和田市雇用創造推進協議会「第4回イベントコーディネーター養成講座」●9月21日(金) :十和田市雇用創造推進協議会「第3回イベントコーディネーター養成講座」●9月11日(火) :十和田市雇用創造推進協議会「第2回イベントコーディネーター養成講座」●8月27日(月) :十和田市雇用創造推進協議会 「第1回イベントコーディネーター養成講座」
高知県産業振興アドバイザーとして観光振興協会の課題整理と人財育成の全3回講義を実施。知人からの声掛けを頂き、高知県東洋町の観光振興を進める為に、高知県の「高知県産業振興アドバイザー派遣制度」の支援を頂き、全3回の講義を開催しております。 主なテーマとしましては、地域資源を用いた自立組織の形成と人財育成であり、国が進めている地方創生の考え方と現状、そして、地域資源を考え、自らの知恵と力で具体的な事業を推進していける体制を作ることを目標にしています。 高知県東洋町は、高知県の海岸沿いで徳島県と接する地域。人口は2749人((平成27年8月末現在)ですが、年間10万人近くのサーファーが訪れる町で、サーフィンの世界大会も開催されています。 郷土料理の「こけら寿司」、名産のポンカン、最近ではイノシシや鹿の「ジビエ」も名産となってきている地域です。講義には毎回25名程の方々に参加いただいており、行政、商工会、農家、漁師、地域おこし協力隊、郵便局長、郷土料理推進団体、観光関係、旅館・ペンション経営者、飲食店経営者などなど、多くの分野にまたがっていますので、すぐにでも、色々な施策に挑戦できそうな体制があり、楽しみにしています。 集まって頂いた皆様と共に、数多くある地域資源を分析し、ストーリー性をもった推進を進めていきたいと考えております。 ■第1回 平成27年10月19日(東洋町役場会議室)講義テーマ「地方創生における国の考え方と地域活性化について」 まず最初に、現在の国における状況を把握。(1) 日本の人口推移(2) 企業数の推移(3) 年齢階級別 自営業者の分布(4) 東京圏への転入超過状況(5) 過去10年間での就業者数の増減(6) 過去10年間での産業別・地域別・就業者数の増減(7) 三愛都市圏における人口移動(転入超過数)と地域間所得格差の推移(8) 人口減少の要因(9) 出生率低下の原因(10)若年層の非正規雇用の増加が与える影響(11)国際社会にみる日本の助成労働力の現状(12)海外進出の遅れ(13)インバウンドの推移と国別推移これらの基本分析を行った後、「まち・ひと・しごと創生本部」が進める地方創生の取組みと考え方についての講義を行いました。次に地域資源の認識と分析をする為、まずは参加者の方々に「東洋町」から連想されるキーワードをグループワークで出し合いました。 ※地域特性や観光資源については、各団体が公開しているホームページやパンフレットである程度は推測ができますが、地元の人が感じている物と相違したり、新たな発見をすることが多いので、このようなグループワークは地域づくりに取り掛かる時には必須となります。また、グループワークは、参加者同士のコミュニティ形成にも一役かっています。 全部で6チームに分かれ(各チーム4名)、それぞれがコミュニケーションをとりながらお互いの知識や考えを1枚の模造紙に書いていきます。地元の人同士が集まっているのに、「これなに~?」「知らなかった~」「そうなんだ~」という新しい発見があちこちで飛び交っていました。次回はこれらの情報を集約して、地域資源を活かすというテーマで、ストーリづくりに入りたいと思います。■第2回 平成27年11月5日(東洋町役場会議室)講義テーマ「東洋町の地域資源の活かし方を考える」 前回にみなさんで作成頂いた「東洋町の地域資源」キーワードを1枚に集約したシートを基に、地域資源の整理と分類を行いました。 次に、以下の内容での講義を最初に行いました。(1) 東洋町の位置および近隣市町村との関係を再確認。(2) 将来に向けた取組み模索① 「ふるさと納税制度」の説明と利活用について② 年間10万人が来訪するサーファーの動態調査の必要性③ 複合型の総合施策案の説明次に、東洋町のキーワードの中から3つの物をつなげたストーリー作りをグループワークで行いました。 単発の物や事を捉えて、それをどうするかではなく、他の物と組み合わせる事で、あらたな発想が出てきます。 そして本日の最後は、町の「キャッチフレーズ」を考えるという事で、いろいろなアイデアをグループワークとしてまとめていきました。※キャッチフレーズは、面白い案がたくさん出ておりましたので、ここでは、まだ公開しない事にしておきます。。。。地域資源の洗い出しと関連性をもたせたストーリー作り。それらを踏まえての「キャッチフレーズ」作りという一連の流れをつくることで、無意識的に自分達の考えるまちづくりがイメージできるようになります。アドバイザーとしての立場からは、専門的な知識以外、とくにグループワークについては、あくまでもファシリテーター的な指導をすることで、参加者の方々が自らの知恵と力で発想、作り出す喜びを感じてもらえたのではないかと考えています。■第3回 平成27年11月18日(東洋町役場会議室)講義テーマ「自立の為に必要な考え方と地域間・団体間連携について」 前2回の振り返りとすると共に、自らが考えて自らが取組むという活動を推進する為に、さまざまな事例を取り上げました。クラウドファンディングのやり方や他団体やグループとの連携手法も説明させて頂きました。 個々人や個々のグループが取組んでいる事は沢山ありますが、いずれも人的リソースの不足やアイデア不足がある上に、周囲の住民たちからの視線などを意識しながら取り組んでいるので、思うように事が進まない現状があります。 今回のように異業種の方々が集まった勉強会は、1回だけでなく、数回の継続をすることで、そこに新しいコミュニティを創出する事も可能ですし、お互いが連携することも可能となります。 お話しをしている中で、「なんか、私たちでも出来る気がしてきました~」「人をやる気にさせるしゃべり方も勉強になりました。。。」という声もいただき、本当に講師冥利につきます。 ごく自然的に、自分たちで新しいチームを作ろうという話になり、来月には「まちづくり推進協議会」を立ち上げる事になりました。やることは沢山ありますし、すばらしい資源もたくさんあります。そして一番魅力的なのは、このように頑張っている人達がたくさんいるという事です。これからもお付き合いのほど、宜しくお願い致します。このような機会を頂いた高知県産業振興推進部計画推進課の方々、安芸地域本部の方々、東洋町観光振興協会の方々には、心より感謝申し上げます。 高知県東洋町:http://www.town.toyo.kochi.jp/contents/index.html高知県東洋町観光振興協会:http://toyotown.web.fc2.com/
氷温協会様の全国大会で地域活性化に関する基調講演をさせて頂きました。公益社団法人氷温協会様の全国大会で、地域活性化の観点から氷温技術を促進する方法について、基調講演のお声掛けを頂きました。第31回 氷温研究全国大会日時:平成27年10月21日場所:鳥取県米子市 米子コンベンションセンター講演名:「氷温熟成と向き合い、地域社会に貢献する」 ~時代は“こだわり”を求めている~ 氷温技術は鮮度良く、美味しく、衛生的にも配慮した研究技術であり、新鮮な素材のうまみを保持できる事から、鮮魚なども海外に輸出して成功している事例が多くあります。 この技術が日本中の地域特産物の付加価値を増大させるものと考え、地域特産物の開発と推進、ブランド化を進めている関係で、微力ではありますが、連携させて頂いております。氷温認定を受けた商品は全国で688品目(平成27年10月21日現在)あり、大会には全国から160名近くの方が参加されておりました。 長年にわたって研究されて来た技術は、最近のニュースでも取り上げられています。産経ニュース(引用):「氷温熟成のお味は? “寒仕込み”のうまみをお手軽に」http://www.sankei.com/premium/news/151011/prm1510110008-n1.html 基調講演では、氷温熟成技術の普及と取扱事業者の販路拡大のヒントになれば幸いと考え、以下の流れでお話しさせて頂きました。(1)「マーケットインからコンセプトアウトへ」 ①「こだわり」を明確化する。 ②「おもい」を伝える、広げるとは。 ③バイヤー、シェフとの連携の必要性。 ④シーンの提案。 ⑤ターゲットの育成と創出。(2)多くの協力者を巻き込む ①地域社会との連携について。 ②PR・啓蒙のアイデア事例。(3)自社商品のコンセプトを考える今回の大会では日本海新聞様も取材にお越しになられていました。 日本海新聞様(2015年10月27日朝刊)氷温協会様、ご参加の皆様方、有難うございました。 公益社団法人 氷温協会鳥取県米子市大篠津町3795-12http://www.hyo-on.or.jp/
風水・気学の考え方を取り入れた観光 推進 いつもとは違った視点での「観光地再生セミナー」の講師を6回にわたり実施させて頂きました。観光地再生については、様々な視点から現状分析を行い、社会変化を捉えた施策を検討する事が必要ですが、今回は「風水」「気学」の考え方を取り入れた分析と観光に対する施策提案を行いました。後半では、陰陽五行を使ったインバウンド施策についてご紹介させて頂きます。 特にインバウンド(外国人観光客)の中でも東南アジアからの旅行者をどのように取り込むかが全国各地で議論されていますが、彼ら、彼女らの考え方や興味がどこにあるのかを理解する事も大切です。インバウンド対策では、国内の当事者だけが議論をしてもはじまりませんので、必ず、対象国とする国の方を推進メンバーに入れる事が必要ですが、この点については、また別の機会に説明したいと思います。 まずは、青森県十和田市にある十和田湖について、マインドマップを使った地域資源情報の洗い出しを行いました。 本来であれば、このキーワード群を基に観光ストーリーを作成するのですが、今回は、特別に「風水」「気学」の考え方を取り入れてみました。 観光地再生とインバウンド対策を考える上には、単独市町村では難易度が高いので、必然的に広域観光を検討することになります。対象地域から近隣地区を見渡すことで、全体像を分析します。 十和田市を中心に考えましたが、やはり、この地域の最大のポイントは日本最大規模の霊山である「八甲田山」があることです。富士山や月山など力をもつ霊山はたくさんありますが、八甲田山は、かなり強烈なパワーを持っています。上記は八甲田山を中心とした八方位を記した図になります。 北東の鬼門には、霊場として有名な恐山があります。鬼門は霊界とのつながりでもあることから、恐山が有力な霊場であるということは、そのおおもとの八甲田山がそれだけ大きな力を持っているという事になりますので当然です。 次に十和田湖は真南に位置している事から、八甲田山の力をそのまま受けられる位置にあることを意味します。 しかし、八甲田山には、多くのいわれがあり、今まで「人」を寄せ付けない力が働いており、事件や事故などがたくさんありましたし、まだ、安易に近づく事はお勧めできません。 本来であれば、八甲田山の力やエネルギーが十和田湖の水鏡に映りこむことで、近隣地区へ分散される仕組みなのですが、今では、その機能が衰えてしまっているようで、湖の奥深くにエネルギーが溜まってしまっている状態です。 湖畔には十和田神社があり、ここも数多くのいわれがあり、水の神様である「青龍」が写りこんだ写真がある事で有名ですが、今では「気」の流れが滞っているようです。本殿ではなく、本宮のあたりは木々が生い茂り、昼間でも陽が指さない状態ですので、「気」が流れていないようで残念です。まわりにある雑草や木々の伸びすぎた枝を切るだけで「気」は流れ始めるのですが、国立公園の中にあるがゆえに、一切触れない現状があります。 本来であれば、パワースポットとして機能し、「人」や「物」を呼び込む力を発揮できるエリアも、現代の社会事情により、眠っている所が日本にはたくさんあります。 諸事情を分析した結果、この地域では特に、「風」を感じ取ることが重要となる為、十和田湖畔を中心としたエリアで何か、「風」にまつわるイベントなどを進める事を提案しました。風を感じる為に、「鐘」を配置、その鐘が鳴ることで「気」を周辺に広げる事も有効ですし、風を使った紙飛行機大会をする等々、いろいろなアイデアがあります。十和田湖は動き始めていますので、これから少しずつ、良くなっていくと思います。「十和田湖は八甲田山の水鏡」というキャッチフレーズから、再生できれば幸いです。話しはかわりますが、インバウンドの中でも、東南アジアの方々に来て頂くのに、面白い仕掛けを持たせることができます。 陰陽五行を取り入れたストーリー作りです。「木」→「火」→「土」→「金」→「水」という流れで周回すると、その地のエネルギーを最大化して享受できるという考え方があります。 中国、香港、台湾など、風水を生活にとりいれ、ビジネスも契約日も風水で判断するとか、建物も風水を取り入れるという事を聞いたことがあると思います。宗教的発想とは別に風水・気学という物が生活の一部になっているのです。 彼ら彼女らが、ドラゴン(龍)やGOLD(金)を重要視するのも風水の考え方からです。そこで、この五行に関係する物や状態を明確にし、観光周遊ルートとすることができます。 どの地域にも、上記に示すような場所や物があると思います。それらを、ある一定の法則にしたがい、循環することで、エネルギーを享受できるという事になります。 風水・気学の考え方はとても奥深いのですが、それらを生活の一部にしている人々からすると、ごく自然に受け入れて頂けます。(これが相手を知るという事につながります) また、これらを周回する順序を間違えると、全く逆の効果になりますので、注意が必要でし、気を付けなくてはいけない事もたくさんあります。様々なストーリーを付け加える事も大事ですが、設定したルートを回ることでの本当の意味を理解しないと、意味がありません。安易に独学レベルの知識を使うべきではありませんので、もしご興味があればご相談ください。周回する地域や物が決まっても、スタートする日や時間も考える必要があります。 これらの注意点を網羅できれば、口コミだけで、多くの観光客がトライしに来るでしょう。更には、これは1回きたら終わりではなく、毎年のようにリピーターとして来ることが想定できます。 特に東南アジア方面からの観光誘致を考えている方には、知っておいて損のない情報ではないかと思います。 観光に限らず、物づくりも同様の考え方をする事ができますので、面白いと思います。今回は、いつもと違った視点からのお話しでした。風水・気学をはじめ、いつも色々ご指導を頂いている進藤眞理子先生に感謝申し上げます。