「え、私はまだ生まれてないよ?」という人もいると思う。
それでも今から50年近くも前の話を書くことにする。
中学校から高校に入ったばかりの私は、近場にあるライブハウスに通い始めた。
最初はもちろん出演者ではなく、聴く側。
チャージを払い、ノンアルのドリンクを貰って、ギターの弾き語りを聴いた。
市民ホールに「高石ともやとザ・ナターシャ・セブン」が来た時も聴いたっけ。
ライブハウスでは、思い切りメジャーではない歌い手に触れていた。
紫音さんや田中チムさん、源之助さんなどのライブ。
だれだったか忘れてしまったのだけど、いわゆる上手いギターを弾く人がいた。
彼が「この前、どこそこでもコレを歌ってて」と言って聞かせてくれた歌がコレ。
「えーと、これは僕ら歌い手の間ではヨボヨボと呼んでいます」だそうだ。
正しい題名を聴いたかもしれないけれど「ヨボヨボ」の印象が強かった。
どこで勘違いをしたのか、りりィさんの初期の歌だと思い込んでいたこともある。
何かの折に、田代ともやさんに「仲の良いアーティストって誰です?」と質問し、
「りりィかな?」という返事だった記憶があるから、混乱の元はそこかもしれない。
しみじみと、染み入る感じで「ヨボヨボ」を聞かせてもらったのは覚えている。
数年前、インターネットで検索して、歌詞は見つけ出した。
「風景」という歌だった。
作者はセンチメンタル・シティ・ロマンスのメンバー。
定番に近い歌と演奏は「ディランⅡ」でボーカルは大塚まさじさんらしい。
