ある場所に、とても穏やかな世界がある。
嬉しい事に2つ。
一つは「うつろぎ郷」(うつろぎごう)
一つは「洞木里」(ほらきざと)
今回、書くのは「うつろぎ郷」について、ちょこっとだけ。
あまり詳しく書いて、荒らされたくないから。
人間がとても傲慢で、約束を破り、数多の生物を滅ぼしてしまった。
人間同士でも約束を破り「騙される方が間抜けだ」と言う世界になった。
ちょっとした事で、被害届と調書が警察に受理されている、詐欺事件を知った。
いつまで経ったら犯人を逮捕するのかなぁ、と観察しているが、その気配すらない。
おそらく、警察と検察庁が犯人に賄賂を貰って、もみ消したんだろうと思う。
これが人間のやる事だ。全く、人間ときたら・・・おっと私も人間だっけ?
うつろぎ郷では、国津神様たちを中心に、色々なアヤカシがいる。
自分の係累が、他の種のアヤカシのお世話になったら?
きちんと、お礼に、ドングリや山葡萄、美味しいキノコを持って挨拶に行く。
お互いが助け合っているから、キツネのお医者様もいて病気やケガを治す。
驚いた事に、このお医者様、人間の最先端医療にまで精通しておられる。
そして穏やかでニコニコ笑って、うつろぎ郷のみんなの健康を護っている。
彼女は大変に徳の高いお狐様で、正一位の稲荷神様だったと思う。
同列の稲荷神様はもうお二方いて、片方が、私の相手を楽しんでしてくれる。
のこるお一方は、ご結婚なさっていて、夫婦で居酒屋を営んでおられる。
ちなみに、ご主人は稲荷神様ではない。
神の座につける能力をもつ、日本三大狸のうちのお一方。
彼は私と気が合う。親友と言っても許してくれるだろうな。
そして・・・
おっと、これ以上書くと、場所を特定されてしまう。内緒にしなくちゃ。
下卑た人間になど、特定されてたまるものか。






