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皮革用塗料の専門家Lizedのりうです
(ゆっくりいこうぜ
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*整列。
今日は”新製品解説”について書いていきます
クラフターズインクとは・・・
単独使用による染色に特化した水溶性染料
従来のLized染料のように他製品との配合を度外視
鮮やかな発色を追求
2024年3月にワンコイン企画を発動
満を持して2024年4月に正式販売開始
Lizedが提案する新基準であり選択肢である
Lizedユーザーは抱くだろう疑問
従来のLized染料であるレンカラー・ダイカラーとの違いは??
基本的な手順は同じ。
下地にプラントオイルを塗ってから、染色して、ウレタントップして、ワックスで磨く
大きな違いは水溶性なこと
そして、水溶性なのに同じ水溶性塗料とは混ざらないという異種な立ち位置
水溶性なので溶剤臭は控えめです(当社比
酸っぱい臭いも控えめですけど、酸の成分を配合しているのでスプレーすると咽ます
採用している酸は食品添加物なので、咽るけど酸自体は有害なものではない
もちろん、合成染料と有機溶剤が配合されているので食べられません( ー`дー´)キリッ
レンカラー・ダイカラーの専用希釈剤はディルエント
クラフターズインクの専用希釈剤はリキッド
ディルエントの代わりに市販されているラッカーシンナー・ペイント薄め液でも希釈はできますが、肝心な色の定着は知りません
染料の専用希釈剤の役目は色を定着させて、発色を安定させること
市販されている水溶性染料の弱点である色の定着がイマイチ
水溶性であるなら、主成分は水である(当たり前
どうしても水に近い性質になる(当たり前
革って水が敵だから、完全にウエルカムではなく弾くこともある
例えば、ヌメ革を青で染めようとしても青にならないってことありますよね
それって、染み込まないから定着してないから色が付いていないのです
ようするに染み込みしやすくすれば色が付く
クラフターズインクの専用希釈剤はリキッドと提言してますが、好奇心旺盛な方は是非実験してみて下さい
水で薄めた・リキッドで薄めたでの違いを♪
注意)水溶性の限界はありますので、強烈なオイルレザーなどにはレンカラー・ダイカラーを検討ください
水溶性なのに他製品の水溶性とは混ざらない
簡単に言うと同じ水溶性でもイオンが異なるから混ざらない
(興味ある人はアニオン・カチオンでググってくだされ
レンカラーは両溶性という設計なので、なんでも混ざる
クラフターズインクはウレタントップに混ぜると一瞬でグジャッて固まりになる
こうなったら再起不能なので廃棄するしかありません
気を付けないといけないのはスプレー塗装
しっかり洗浄しないと間違いなく詰まります
詰まったらリムーバーCで分解洗浄すれば再起できますのでご安心を
他製品との配合を考慮した汎用性はレンカラー
ローズピンクやオーシャンブルーなど特徴的な色合いのダイカラー
染色するだけならクラフターズインク
水溶性であるクラフターズインクは水溶性なので乾燥が遅い
常に湿っている状態で染めている感じ、そして明るい色合いも特徴
なので、グラデーションだとベースコートに向いている
陰影を表現するにはレンカラー・ダイカラーの乾燥が速くて、パキッとした感じがハマるかも
染料自体は混ざらないけど、工程で塗り重ねるのは可能
工程の組み合わせという個性が生まれる
臭いが少なくて水溶性で使いやすいの入門編がクラフターズインク
他製品との配合やオイルレザーなどの吸い込みの悪い下地にはレンカラー・ダイカラー
ポップな色合いが特徴のクラフターズインク
ということで、Lizedからの選択肢という提案ですね
つづく
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