【2023年版】コバ処理について☆顔料編 | 皮革用塗料の専門家

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(とってもインドア

 

 

 

 

今日は”コバ処理☆顔料編”について書いていきます

○○編ってことは続編があるってこと( ー`дー´)キリッ

 

連続投稿シリーズの第3弾

テーマは顔料となります

 

顔料コバって割れますよね?

Lizedの工程だと割れませんけどね( ー`дー´)キリッ

 

Lizedがみなさんに知ってもらうきっかけとなった顔料

エッジカバーは割れない剥がれない色落ちしない設計となっています

 

革にも使えますよと、うたっている絵の具とかありますよね

激しく割れて剥がれて色が落ちるのがあるそうです・・・

それらに嫌気を差して、Lizedエッジカバーに辿り着いた人もチラホラ

 

銀面にも使用できる耐久性と柔軟性をコバ面にもというのがコンセプト

皮革用塗料を名乗るのなら、簡単に剥がれたり割れたりしちゃダメなのよ( ー`дー´)キリッ

 

着色力が足りないとか思うかもしれませんが、割れて剥がれて色落ちたら意味無いですよね?

柔軟性を重視したウレタン樹脂をベースに顔料濃度を抑えたのがエッジカバーシリーズなのです

 

基本的な工程はこちら↓↓

 

エッジカバーシーラー → (コテ)

→ エッジカバー各色 → 

エッジカバー・ウレタントップなど

 

まず重要なのは目止めです。

顔料コバには磨くという工程が現実的ではないので面を作るのに電熱コテを選択肢に入れます

 

電熱コテについては過去記事を参照ください↓

 

 

ここでツルっとさせておけば、あとは色をのせて、必要に応じてトップコートをするだけ

 

よく見掛けるのが根気よく塗り重ねる

・・・またしても根性論( ´艸`)

 

ヤスリ掛けを推奨しているのもありますが、通常のエッジカバーシリーズはヤスリNGです

柔軟性を重視しているので目詰まりしやすく、ヤスリ効果が低いのです

 

コバに特化したNEOエッジカバーはヤスリ掛け対応しています

 

 

 

 

艶でも色でも、たいていその前の工程であるベースで決まる

吸い込みが止まっていない、面が出来ていない状態から塗り重ねても事故るだけ

 

重要なポイントはコバの顔料を塗る前の目止めですね

着色の目的であるエッジカバー各色の工程はツルっとした面に乗せるだけ

 

エッジカバーシーラーは目止め効果の他にも柔軟性を兼ねています

そしてコバの繊維とエッジカバー各色をがっちり密着させます

また革の吸い込みによる発色の低下も軽減できます(お試しあれ♪

 

ハイブランドでもコバがバッキバキになっているのを見掛けます

あれって、海外仕様だから日本の気候に合わなくて加水分解している説もあるけど

根本的にコバ剤が弱いんじゃないかなぁって思う今日この頃。

 

割れる原理だけど、密着不良で剥がれて塗装膜が浮いて割れるパターン

あとは塗装膜自体が硬くてひび割れるパターン

 

この2パターンはエッジカバーシーラーで防げる要因です

 

厚く塗ると色が落ちたり割れたりしますという注意書き

薄く塗れば気付きづらいってだけで皮革用塗料としては失格だと思うのね

 

 

つづく

 

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