いらない先入観_普通 | 皮革用塗料の専門家

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皮革用塗料の専門家Lizedのりうです

(王様の耳はロバのみみぃー

 

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今日は”いらない先入観”について書いていきます

革に熱とかドライヤーなんか以ての外みたいなぁ・・・

もってのほか=以ての外って書くのね(勉強になったわ

 

Lizedのワークショップでは染めたらドライヤーで乾かしますっ

だって普通だもん、だって時短だもんってのが答え

 

通常のドライヤーは80~120℃ぐらいみたい

ヒートガンっていうガチのドライヤーはウン百℃になるから除外します

 

タンナーでは自動塗装機でライン塗装をしています

 

コンベアに革をのせてスタート

まずはスプレーがクルクル回ってるところを通ります

だからスプレー 1回の意味は1クロス(1往復)ってことになります

言葉だけじゃ難しいな・・・伝わらないかな

 

そんですぐに乾燥って順番となります

100℃くらいのところをコンベアで流れながら数分

こんがりと焼けました(嘘です笑

 

自然乾燥が一番ってのを良く見ますが、それは革にとって安全策であってね

情報に溺れて本質が見えてないんじゃないかなぁと。

自然乾燥が答えの時もあって・・・じゃあ、どっちなんだ!

ってなるけど、結局はけーすばいけーす。

 

なんでもそうだと思うのね

みんな環境が違うし求めるコトも違う

クロムとヌメでは適当な温度が異なる、コンビだとなおさらね

 

ドライヤーって吹き出し口からの距離によっても温度は異なる

20~30cm離しながら手首のスナップを効かせて…カリスマ美容師かな(どうでもいいw

 

なんでドライヤーで乾かすか?

タンナーも塗装したらなんですぐに乾燥なのか??

 

革の表面は細かい凹凸があって凸が色濃く、艶があると自然な感じ

凹へ流れ込まないように乾かすって意味もある

 

あとは効率にウエイトを占めているかな

乾いている間にゴミとかホコリが付いたらやっかいだもん

変動費の電気コストを掛けて、固定費の人件費と家賃などを案分して量産するのです

 

塗装した時は革が硬くなるほどの高温でなければ温風で乾かす

これが普通

革を乾かすコトについては、これ以上の普通は現れないと思う

 

じゃあ、革を仕上げるコト

染めるコトとかコバ磨きとか床面とか、その他諸々。

 

大きな枠だと革のコト塗料のコト

昔からそうだから、死んだじいちゃんが言ってた、本にそう書いてあった。

そんなとこから普通を決めつけていませんか?

 

ウレタントップはポリウレタンの中でもポリエーテル系で堅牢度が高いからトップコートとして優秀

数年後にはより良いトップコートがあるかもしれない(あるだろう…

 

塗料の性能を補う為に機械や工程、そして道具が進化した

でも塗料だって進化する、そしたらまた道具も進化する

そういう切磋琢磨というか、抜いて抜かれてが作り手の選択肢じゃないかなと思う

 

ものづくりしない客観的な視点からだと

レザークラフトって古い情報で停滞してる感じ

 

新しいコトを無理に取り入れる必要はないけど

新しいコトをなるべく早めに評価するのは必要じゃないかな

 

知ってて普通を通すなら良いコト

普通って一言で片づけるコトで可能性を否定しているようで勿体ないねって話。

 

好奇心旺盛で常に興味津々を少しだけ抑えるぐらいがちょうどよい世の中だと思います

それぐらい普通っていらないと思うのね

 

つづく。

 

 

 

 

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