9月10日、ノア秋葉原にて、カリンさんのレッスンを受けました。

カリンさんは、オールドスクールをメインとしながら、コンテンポラリーやジャズなどにもインスパイアされたスタイルを持つ、フリースタイルのダンサーです。高校卒業後、渡米し二年間に渡りレジェンドに師事し、さらにワックに磨きをかけられています。
ソウル/ワックのチームの他、地元長崎ではフリースタイルのチーム、チャンシーでも活躍されています。
やはり、長崎が地元で川崎市でダンススタジアオを主催されている女性ダンサーが、「出会ったときは小学生だったカリンちゃんが、今では世界チャンピオン」という趣旨のコメントをSNSでされていたのを覚えています。

秋葉原に来たのは7、8年振りと思われます。電気街からオタクの聖地となり、都内でも屈指の繁華街である秋葉原ですが、私にはあまり縁がありませんでした。
電気街をノアに向かいました。耳かきエステなど寸止めだけど、いかがわし気味の店舗の案内も見られます。
メイドのコスチュームを来た子も案内を持って立っています。物珍しいので、そちらを見ていても、客引き禁止のためか、幸い話しかけられることはありません。

しばらく歩くと、ノアのビルに着きました。かなりの敷地と高層で、音楽やレンタルなどのスタジオを備えており、初めて行くビルでは、いつもダンスのスタジオが何階にあるか迷ってしまいます。
ダンスのフロアで着替えを済ませマスクを外し、ロビーで補助食とプロテインの間食を摂っていました。すると、アイラインに印象的なメイクをした女性がフロントへ。こちらを見られ、目と目が合うと会釈をしてくれました。それがカリンさんでした。以前はメイクが薄く印象が違いました。
結果としてこれはよかった。広いスタジオに大勢の生徒。最後列でマスクを着けてレッスンを受けたので、このコンタクトがなければ、カリンさんは私に気付かなかったかもしれません。

スタジオに入ると、全員女性。ウイークデイの昼間のせいか、主婦層と思われる方がおよそ半数。そして、レッスン開始間際に、髪の毛を後ろで束ねたワイルド系の若い男性が入って来られました。「女の中に男が一人(私が子供の頃、よく言われたからかい言葉)」と二人いるのとはかなり違います。
カリンさんは、テールの部分が明るく茶髪で、大きな輪っかのピアス(イヤリング?)をされています。ウェアも無地でゆったり目のもので、無国籍な印象です。

リズムトレーニングは、主に腰や肩などを使ったアイソレを伴った独特なものです。
アームスに移りますが、身体を慣らすシンプルな動きから、基本の動作に移ります。
振付は、短いものですが、古典のソウルステップとモダンなジャズ等をマスターしているカリンさんらしい、素晴らしいセンスのもでした。私も何とか着いて行けました。

時間を目一杯楽しむことができ、充実し切ったレッスンでした。
AD