どうしたら僕たちはヒルズの住人になれるのだろうか? -9ページ目

不動産に仮差押をする? しない? の判断の分かれめ

不動産に仮差押をする? しない? ということは債権者にとって

大切な判断だ。

これが資金が回収できるかどうかの分かれ目になるのだから。


そして、借入人 、債務者にとっても

この判断基準を知ることは重要だ。


まず、不動産に仮差押 に関しては

経済的なルールを度外視するプレーヤーがいる。


税務署・社会保険 などで

彼らは その不動産売却代金から回収できようができまいが

彼ら独自のルールにのっとり 仮差押をしてくる。


では、


それ以外の債権者・銀行とかはどうだろうか?


不動産を売って回収できると考えれば

仮差押をしてくるだろうが、

仮差押の費用のほうが高くつくならやらないほうがましだ。


一般的に 仮差押は登記をしなければならず

その前に保証金をおさめなければならない。


たとえば1,000万円の貸し金なら、100万円以上

を供託する。

そして次に登録免許税が必要になる。

請求金額の1000分の4だから40,000

もちろん これ以外にも費用はかかる。


これだけかけても100万円以上

回収できるなら

話し相手にならないような債務者なら

やったほうがいい。


だが、そうでないならやらないほうがいい。


ただし例外もあるのだ。

主に現金を隠し持っていて

仮差押をする不動産にメインバンク根抵当権がついていて、

当該不動産を仮差押することで、

メインバンクからの融資について期限の利益喪失となってしまう可能性がある。

だから、メインバンクの指導により

どうしても仮差押を解除する必要があり、

交渉に応じてくれる場合だ。


このてのケースなら債権者は高飛車に出ても

予想以上に回収できる。


相手の弱味につけこんで、それをうまく利用すれば、回収できそうにない

カネも回収できてしまうものだ。



社長さん! あなたの資産と会社を守る最後の一手、教えます!/坂田 薫
¥1,680
Amazon.co.jp


WEBサービスの創造と、ビジネスへのつなげかた

まずは少しばかり お知らせ

2011年夏から運営している
Amazonランキングベスト100の本、音楽、dvdの
ランキング推移と試し読み・試聴などができるサービス 立ち読みbook.com
ですが、3月末から4月じにかけてサーバ引っ越しのため
一時的にご覧になれなくなるかもしれません。

SQLの移行もあるのでご理解くださいね。
_______

ところで
また、新しいWEBサービスをリリースすることになった。

収益をどこでどうとるかが問題なのだけれど、
今回も見えないところで収益を確保する方向で決定、資金も調達してある。

すでに設計段階で
たぶん暇を見て作りこむ形になるかと思うわけです。
ここらへんはプログラマーさんの都合しだいなので。

そんなわけで、ここのところ
いつものように数個の新しい(?)
WEBサービスのアイデアについて思いをめぐらせたわけです。

WEBサービス といっても
スマホや
Nexus7のアンドロイドアプリには向かないことで
考えないと 生き残れず、
また、必然的に 有料でスタートすると
閑古鳥がなくことになるわけです。

いまや 他がやっていないWEBサービス
を作るということが難しく。

競合がある? ない? と考えて
設計しても
けっこう似たりよったりがあったり、
役に立たなかったりで、苦労するわけです。

中でも
GPS 位置情報を使った WEBサービス
は 誰でも思いつくし アプリでも実現可能
、参入が早そうだから
手をつけないほうがいいなんていう
ジンクスもあったり。

どんなものかって?

たとえばGPSは経度緯度から位置を測定するから
A点近辺1000メートル以内にあるxx屋さんの位置情報を求めて
三平方の定理で距離を逆算、「もっとも近くにあるxx屋さんは
 コレデス。そこまでは100メートルです」
なんていうWEBサービス、またはアプリ

これを応用・デフォルメすれば
もっと面白いものがたくさんできあがる。

たとえば 派遣社員の
出社管理とかも・・・。

でも、こんなもの
いくら作ったり、考えたりしたところで
カネにならないし、独自性もない。

そこで、競合がいないものを
求めることになる。

また、ぐだぐだ と
考えている WEBサービス
のアイデアと事業化について書いてしまった。

ちょっと古いけれど
ぼくの本も読んでね

社長さん! あなたの資産と会社を守る最後の一手、教えます!/こう書房
¥1,680
Amazon.co.jp



無剰余で不動産が守れるなんて誰が言った?

自分の本(社長さん! あなたの資産と会社を守る最後の一手、教えます!/坂田 薫
)の64ページに

書いていることなのだけれど、

無剰余 にすれば 不動産は守れる なんてことは

絶 対 で は な い。



それを信じて 無剰余 にしたから安心だなどと債務者がいうのは

素人の考えだ。



「無剰余」 とは、不動産の時価以上に根抵当権、抵当権が設定されていて

担保される借入金額も 時価以上あることを言う。


つまり、その不動産に差押をかけても 余剰がないので

差押さえをした人にとっては何の得にもならず、

新たに差押、仮差押はかからないという理屈だ。


ところが、税金の滞納とかの場合、無剰余でも差押、仮差押をかけてくるし、

銀行でも無剰余と思われても 差押、仮差押をかけてくることもある。


どうしてこんなことがおこるかというと

ひとつには、

無剰余の考え方が、債務者は自分の立場からしか考えていないことにある。


無剰余は 債務者からみた不動産の価値ではない!


これは、きわめて重要なことだ。


たとえば 時価8千万円の不動産に

対応担保債権が1億円あったとする。


時価8千万円だからといって

差押、仮差押がかからないはずだと思うのは じつにあまい!


あくまでも この場合の時価は

債権者にとっての 時価なのだ。


たとえば債権者側に、その不動産を1億2千万円で買うと言う人がいた場合

どうだろうか? ということを考えただけでもわかるだろう。


無剰余の不動産jかどうか は、

あくまでも 債権者が考えることなのだ。


これは 理解しておいたほうがいい。

無剰余 だから大丈夫と言っている 債務者の皆さん。


社長さん! あなたの資産と会社を守る最後の一手、教えます!/坂田 薫
¥1,680
Amazon.co.jp