いつも一人ぼっち・・・ライブ日記 -54ページ目

スピッツのライブに行ってきたよ 【2008/1/18 さいたまスーパーアリーナ】

SPITZ JAMBOREE TOUR 2009 “さざなみOTR カスタム”
2009年1月18日 さいたまスーパーアリーナ 200レベル2列844番


スピッツのライブに行ってきたよ。
チケットはeプラスの先行で入手。


今回のライブはアルバム『さざなみCD』に伴うツアーの番外編ともいえるライブ。
なんと、初の単独アリーナ公演だというから意外。


公式サイトのコメントによると、
これまではメンバーの意向でホール規模までの公演のみを行ってきたけど、
ホール公演だけだとチケットが入手困難になることがたびたび発生したり、
それによる転売チケットの問題などもあり、
今回、このアリーナ公演をやることになったとの事。


ファンの気持ちとしては、ホール、アリーナ、両方でやってほしいというのが正直なところだと思う。
ホールなんかの小さな所で見るのもいいし、アリーナみたいなでかい所で見るライブも、

また違った感じのライブになるし。


そして私も、今回が初めてのスピッツのライブ。

おそらく多くの人がそうじゃないかと思うんだけど、
私もスピッツは「チェリー」「ロビンソン」「空も飛べるはず」の頃から聞き始めた口。
あの頃に出たアルバム「ハチミツ」は当時、かなり聞き込んだ覚えが。


今はあの時ほど熱心には聞いてはないけど、新しいアルバムが出れば買ってるという感じ。
今回、初の単独アリーナ公演ということだし、これはいい機会だということで行ってみようかなと。


スピッツといえば一般的なイメージとしては、

一言でいえば『爽やかでポップなバンド』って感じだと思うけど、
数年前に出たライブDVDを見る限り、実はライブはかなりロック・・・。

今回のライブもロックなライブになるのかなぁと想像。


とはいっても、アリーナ公演ということで、

ちょっと行ってみようかって感じの人もたくさんいるだろうから、
ヒット曲達もやるんだろうなぁと。


そして、これもライブDVD見て前から思ってたのがドラムの人がうまい・・・。
CDを聞いてるだけだとよくわからないけど。
それも今回のライブの見所の一つとしてライブの日を待つことにする・・・。


会場のさいたまスーパーアリーナの最寄り駅のさいたま新都心に到着すると、
そこから人の流れに乗って歩いて行くと5分ほどで会場に到着。
会場前のグッズ売り場はさほどの混雑じゃない様子。


今回はグッズの「オフィシャルデータブック」を買おうと思ってたんだけど、
なんと在庫切れで、終演後に入荷との事。


ここでグッズ一覧に目をやると、メンバーを模したキューブリックフィギュアを発見。
これが楽器やアンプまで細かく作ってあったりして、かわいい。
そして、買ってしまいました・・・。ちょっと高かったけど。
「オフィシャルデータブック」は終演後に買う事にして、入場口へ向かう。


↓これがキューブリックフィギュア

いつも一人ぼっち・・・ライブ日記


入場しトイレをすませると席へ。
今回の席はステージ対面あたりの200レベルのかなり前の方。
って事前に調べて思ってたんだけど、なんと一番前の席。
しかも、両脇に席が無い、お一人様専用のような席・・・。
その列には1席しかない、ある意味特別席です。


これはいくら一人でライブ行きなれてるとはいっても、ちょっと寂しい・・・。
周りの人が盛り上がってるのを見て、釣られて自分も盛り上がるって事もあるし。
すぐ前には係員がこっち側を向いてじっと立ってる。
ちょっと居心地が悪い・・・。


ただ、前に席が無いので視界は良好。
すぐ前のアリーナ席に撮影用のクレーンがあって、ちょっと気にはなるけど。
そう、今回は映像収録をする模様。DVDとかで出すんだろうか。


そんな、お一人様専用席にポツンと一人座って待ってると、
開演予定時間を5分くらい過ぎた頃に照明が落ち、メンバーがステージに登場。
いよいよ開演の模様。


1曲目はアルバム『さざなみCD』からの曲、「ルキンフォー」で静かにスタート。
「ルキンフォーどこまでも つづくデコボコの道を ずっと歩いていこう」っていう歌詞が、
ライブのオープニングにはぴったりの曲。


続いて「Na・de・Na・deボーイ」「けもの道」とアップテンポな曲を続けて。

「けもの道」のイントロではベースにエフェクト(ファズとフランジャー?)を掛けて、
アバンギャルドな雰囲気。この辺りは完全にロックな時間。


アップテンポな曲達で会場が暖まったところで、
「桃」「スパイダー」「不思議」と続けて、ほんわかタイム。
こういう浮遊感のある曲もスピッツの得意なところ。
ギターのクリーントーンのアルペジオがなんともいい感じ。


「スパイダー」は懐かしい曲。
最初のゆったりとしたメロディーから、サビになると疾走感のあるアレンジに。
これが気持ちいい・・・。こういうアレンジ多いよね、スピッツ。
そしてこの曲のサビでは、観客が手を上げて左右にフリフリ・・・。


続いて、緊張感ただよう雰囲気の「点と点」から、「チェリー」へ。
「愛してるの響きだけで 強くなれる気がしたよ」のサビの詩が印象的なこの曲、
スピッツの代表曲であり、もちろん名曲。

この曲を今日のライブで絶対聞きたかったって人も多いはず。


次の「砂漠の花」をハンドマイクで歌ったりした後、
「ハニーハニー」「メモリーズカスタム」「恋の歌」と披露したところで、
エレピの音色が気持ちいい「P」。
エレピとボーカルだけでしっとりとした雰囲気に。


続いてサビのメロディーが切ないスピッツらしい曲「楓」のあと、
14年前の曲というMCから「ロビンソン」へ。


あー、この曲も聞きたかったんだよなぁ。
イントロのギターのフレーズですでに泣ける・・・。
懐かしくて、この曲をよく聞いてた昔を思い出し、ウーララ宇宙の風に乗った気分になる・・・。


「ネズミの進化」「夜を駆ける」「僕のギター」と続いた後、
まだまだ熱くなってほしいと思いますというMCから「渚」へ。

イントロのシーケンスが流れると、観客からどよめきが。


「渚」の最後もシーケンスで静かに終わると、
歪んだギターのリフが大音量で始まり「トンガリ'95」へ。
「とがっているぅーーーーー!とがっているぅーーーーー!」のサビの繰り返しが印象的。


続いて、サビのメロディーとアレンジがダイナミックな「8823」。
このあたりの曲達はライブの定番曲なのかな?
ロックな感じで盛り上がる観客。


ひとしきり盛り上がった後で、

「燃えるようなアバンチュール うすい胸を焦がすーー これが俺の全てーー」と、
なんとも力強いフレーズからはじまる「俺のすべて」へ。
マサムネさん、男らしい・・・。


そして最後の曲はアルバムタイトルでもある「漣」。

これで本編は終了。


アンコールの手拍子に答えてメンバーが再びステージに登場すると、
アンコール1曲目は「群青」の爽やかなギターのアルペジオでスタート。


「群青」のあと、メンバー紹介&メンバーそれぞれのMCをはさんで、
マサムネがリッケンバッカーを抱えて出て来て、「空も飛べるはず」へ。

さすがに今日のライブに来てる人で、この曲を知らない人はいないでしょ。
さいたま2daysの昨日の公演ではこの曲はやらなかったみたいなので、今日来た人は当たりかな。


そして、ライブ最後の曲は「春の歌」。
ゆったりなAメロから失踪間のあるサビへ展開する、いかにもスピッツらしい曲。


そして、曲が終わるとさっさと袖へ引っ込んでしまうメンバー。
えー、最後なんだからもうちょっと引っぱってよって思いながらも、終演のアナウンスが流れてライブも終了。
約2時間半のライブでした。


今回はアリーナでのライブという客層を考えてか、

基本はアルバム『さざなみCD』からの曲が中心で、
プラス、ヒット曲、定番の盛り上がり曲といったセットリストになってました。

「チェリー」「ロビンソン」「空も飛べるはず」も聞けたし、みんな満足なセットリストだったでしょう。


初の大規模な会場での単独ライブということで、

どうなることかになるかわからないとメンバーもMCで言ってたけど、
終わってみれば全くいっていいほど違和感は無しでした。
そして最初の方のMCで、今日は暖かい雰囲気のライブにしたいと言ってたけど、
その通りのライブに・・・。


曲調のせいなのか、ソフトな歌声のせいなのか、はたまたメンバーのキャラクターのせいなのか、
終始、ほのぼととした雰囲気のライブでした。


今後、アリーナ公演をやる予定は全くないとのことだけど、
ツアーの追加公演とか、○○記念とかでもいいのでやってほしいなぁと。


そして、今回のライブで数々の曲を改めて聞いてみて、
草野マサムネが素晴らしいメロディーメーカーであるということを再認識。
どれもこれも素晴らしいメロディーばかり。
そして、かわらぬ歌声・・・。


それと、マサムネさん、意外とエレキギターも弾くのね。
終始アコギ抱えながら歌ってるってイメージが強かったけど、
ムスタング、リッケンバッカーと、あと一本何かわからなかったけど、
とっかえひっかえエレキ弾いてました。
アコギよりエレキ持ってる時間の方が長かったかも。


今度はホール公演にも行ってみようかな。
チケットが取れたらだけど・・・。


 =セットリスト=

  1.ルキンフォー
  2.Na・de・Na・deボーイ
  3.けもの道
  4.桃
  5.スパイダー
  6.不思議
  7.点と点
  8.チェリー
  9.砂漠の花
  10.ハニーハニー
  11.メモリーズ・カスタム
  12.恋のうた
  13.P
  14.楓
  15.ロビンソン
  16.ネズミの進化
  17.夜を駆ける
  18.僕のギター
  19.渚
  20.トンガリ'95
  21.8823
  22.俺のすべて
  23.漣

 -アンコール-

  24.群青
  25.空も飛べるはず
  26.春の歌

MISIAのライブに行ってきたよ 【2009/1/17 日本武道館】

MISIA THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA
2009年1月17日 日本武道館 2階北東スタンド F列32番


ミーシャのライブに行ってきたよ。
チケットはDG先行で入手。


今回のツアーはアジア公演を含むロングツアー。
その最後を締めくくるのが日本でのアリーナツアー。


新しいアルバムを出してのツアーじゃないので、ベスト的な内容になるのかなぁ・・・。
それとツアータイトルに「DISCOTHEQUE」についてるくらいだから、そういう音になるんだろうか。


そんな今回のライブの見所は「360度円形ステージ」。
センターステージってやつです。
これ、結構、やる方は見せ方に困りそうだけどどうするんだろ・・・。


そして、事前に入手した情報だと、今回はバックバンドにドラムがいないとのこと。
おなじみの青山純が神経を痛めたということらしい。


なんだかなぁ・・・。
ライブで生ドラムがいないなんて。
生演奏じゃないと、ライブ会場で聞く意味がないし。
もともと打ち込みが多いMISIAだから、実際はそんなに違和感ないのかも。


新宿で早めの夕食をとると地下鉄で九段下まで。
いつもの通り、駅からの坂を上がって門をくぐり会場へ。
グッズ売り場をスルーしてさっさと入場。


会場に入るとトイレが男女ともすごい列・・・。
スタンド360度解放にすると、この前の氷室京介のライブの時もそうだったんだけど、
2階スタンドにあるトイレがすごいことに。
男子トイレがつぶされて、女子トイレにされてるし。
ということで、武道館へ行く時は、男子は外のすぐ近くにある公衆トイレで、
入場前にトイレをすませましょう。


席は2階北東F列。2階の前のブロックの一番後ろの列。
武道館は散々来てるから事前にだいたいどんな席が予想できてたけど、
やっぱり2階でも前のブロックの列(F列)まではすごい見やすいね。
センターステージだし、これなら楽しめそう。
あとは音次第かな・・・。


席についてステージを見てみると、ホントど真ん中に円形のステージ。
照明は上から釣ってある感じなので、ほぼ360度視界をさえぎるものはなく、
どの席からでもステージ上は丸見え状態。
これは思ってたよりよく見えていい感じ。


そしてステージの北東から北、北西にかけての一段下がったところに楽器隊とPA卓。
バンドはDJ、ベース、パーカッション、マニピュレータ、鍵盤、ギター。
やっぱり、ドラムはいないのね・・・。


PAスピーカは各方角の角に一組つづ釣ってあり、
アリーナにはアリーナ席用のスピーカが各方角ごとに置いてある模様。


会場ではBGMに、DJが懐かしの洋楽80'sヒットを。
そんな中、なぜかステージ上では坊さんらしき人と和服姿の女の人が向き合わせて座ってる・・・。


後で調べてみると、坊さんらしい人はお茶を立ててたとのこと。
いわゆるお茶会が会場前のステージ上で開催されてたと。なんじゃそりゃ・・・。
たぶん、今回はアジアツアーを含んでたということで、
日本の前に回ってたアジアの国の人達向けの演出じゃないかなぁと想像。


そんなことを観察してると、ほぼ定時通りに照明が落ち、いよいよ開演の模様。


オープニングSEが大音量で響く中、中央の円形ステージがせりあがってきてダンサーが登場。
そのダンサーが円形ステージ上で踊る中、同じように円形ステージの中央がせりあがってきて、MISIAの登場!


そのまま「なんてすってきーなBPM♪」な曲の「Catch the Rainbow」へ。
オープニングには最高のアゲアゲな曲でライブはスタート。


途中、間奏部分は「クラップユァーハーンズ!」「ウェイブユァーハンズ!」「ダンスウィズミー!」と、
さかんに観客に呼びかけるMISIA。
そして、ステージ上のダンサーの振付けを真似して踊りましょうと、
会場が一体となってダンスダンスダンス・・・。


ということで途中のMCでも言ってたけど、
やっぱり今回のライブは「DISCOTHEQUE」ってことで、踊りましょうということらしい・・・。


続いては昔の曲をリミックスしたメドレー。
「Royal Chocolate Flush」「GROOVIN'」「Escape」「TYO」「以心伝心」と、盛り上げ系の曲を続けて。


「GROOVIN'」では「Somebody say Oh yeah!」のところで「オーイェー!」と叫び、
「TYO」では ライブではおなじみのタオルを頭上でグルグル振舞わす観客。
盛り上がってます・・・。


ここで衣装チェンジのためかMISIAは一度下がり、バンドのインストを挟んでバラードコーナーへ。
「Yes Forever」「Love Truly」「そばにいて」「約束の翼」と披露。


やっぱり、MISIAのバラードはいい・・・。
圧倒的な歌唱力とダイナミックスをつけた歌い方が、なんとも素晴らしい。


「Love Truly」は新曲とのこと。
これはドラマチックでいい曲でした。
Aメロはメジャーな音なんだけど、サビになるとマイナーなキーになってこれがまた切ない・・・。
ドラマチックでせつない曲です。


しかし、もったいなぁ・・・。
テレビの音楽番組とか出ないから、

これらの曲をCMでちょこっとなら聞くことはあるだろうけど、

あまり多くの人の耳に入ってないんだろなぁ。
今はラジオで音楽の情報を得てるって人も少ないだろうし。
素晴らしい歌・曲なのにもったいない・・・。


バラードコーナーが終わると、再びディスコティックな四分打ちドラム。
会場内にはでかいボールみたいなのが投げ込まれて、
アリーナ席の人達がそのボールとたわむれてます・・・。


そして、再びMISIAが円形ステージの中央部分からせり出して登場すると、メドレーへ。
「To Be In Love」「THE GLORY DAY」「忘れない日々」
「Sweetness」「Never Gonna Cry」「INTO THE LIGHT」と新旧ナンバーを続けて。


最後の「INTO THE LIGHT」では、金テープも舞ったし、
手を下から上へ上げる振り付けも会場みんなでやって盛り上がる。
MISIAのライブでこの曲で盛り上がらなかったらどうするんだよと・・・。
ここで本編は終了。


アンコールは再び、DJ&四分打ちドラムでスタート。
「太陽の地図」「We are the music」「JOYFUL MOMENT」と盛り上がった後、
最後は新曲のバラード「少しずつ大切に」でしっとりと終了。
約2時間のライブでした。


ということで今回のライブは、昔の曲をハウス・ディスコ風にリミックスした曲を中心にしたライブでした。


生ドラムがいないと言う事での苦肉の策なのか、
それとも最初から意図したコンセプトなのかはわからないけど、
ファンの人には聞きなれたアレンジとは違った雰囲気で、楽しめたライブだったかなぁと。

衣装チェンジや場面転換の時も、DJやダンサーやバンドインストでつないで、
飽きさせないライブ構成だったのもさすが。


個人的には、ここまで四分打ちドラムされるとちょっと・・・。
耳が飽きちゃうし、打ち込みドラムの音が強烈なのか、他の生楽器の音があまり聞こえなかったし・・・。
やっぱりダイナミクスのある生ドラムがいる、バンドサウンドの方が好みかなぁ。


もちろんMISIAのボーカルは素晴らしかった。
そしてやっぱり、バラードは絶品でした。


それと、ちょっと音が大きかったかなぁ。
スピーカが近かったせいもあるけど、低音がうるさかった。
「ディスコ」っていうコンセプトに即した音作りだったから、こういう低音が強調された音だったのかもしれないけど。


新曲のバラードがかなりいい感じだったので、次のアルバムが楽しみ。
そして、その後のツアーにも期待。


 =セットリスト=


  1.Catch the Rainbow


  <メドレー>
  2.Royal Chocolate Flush
  3.Groovin'
  4.Escape
  5.TYO
  6.以心伝心


  7.バンドインスト
  8.Yes Forever
  9.Love Truly
  10.そばにいて
  11.約束の翼


  <メドレー>
  12.To Be In Love
  13.The Glory Day
  14.忘れない日々
  15.Sweetness
  16.Never Gonna Cry
  17.Into The Light
 
  -アンコール-
 
  18.太陽の地図
  19.We are the music
  20.Joyful Moment
  21.少しずつ大切に


追記:ブルーレイとDVDで出てます。でも「Love Truly」がカットになってるじゃんかい!

THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA [Blu-ray]
¥4,079
Amazon.co.jp

パットメセニーのライブに行ってきたよ 【2009/1/4 ブルーノート東京】

PAT METHENY GROUP with LYLE MAYS, STEVE RODBY & ANTONIO SANCHEZ
2009年1月4日 Blue Note TOKYO (1st stage)
出演:Pat Metheny(g)、Lyle Mays(p,key)、Steve Rodby(b)、Antonio Sanchez(ds)


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記


パットメセニーグループのライブに行ってきたよ。


パットメセニーはJAZZ/FUSIONで有名なギタリスト。
ジャズのギタリストとはいっても、ジャズのセッションで有名というわけじゃなく、
自己プロデュースのオリジナルアルバムが活動の中心。
それも、凝りに凝った綿密な音世界をつくりあげるのが特徴。


そんなパットメセニーグループの音を一言で表現すると、
透明感のある叙情的な音楽とでも言ったところか・・・。
誰かが言ってたけど、聞いただけで映像が目に浮かぶサウンド。
まあ、基本はJAZZだけど、コテコテのJAZZファン意外の人にもわかりやすい音。


それと、もう一つパットメセニーの音楽で特徴的なのがギターシンセ。
ただの飛び道具としてではなくて、ちゃんと曲に溶け込んだ印象的な使い方がされてる。
しかも、かなりの頻度で使われてます。


一方、そういう万人に受けそうな音を出してたかと思うと、
とんでもなく前衛的なアルバムを出してみたりなんてことも・・・。


作品の発表名義としては、「パットメセニー」個人だったり、
「トリオ」だったり、「グループ」だったり。
「パットメセニーグループ」での音が、一番ポップな音なのかな。


今回のライブは「パットメセニーグループ」名義でのライブ。
大晦日のカウントダウン公演を含めた3週間くらい滞在の模様。


しかし、グループといっても今回のバンドメンバーは最低限の4人だけ。
いつもなら、グループ名義だともっと大所帯だと思うんだけど・・・。
しかも、グループ名義でのサウンドで特徴的な「声」というか、ボーカルの人がいない・・・。
まあ、サウンドの要である鍵盤のライル・メイズがいるから、よしとするか。


会場のブルーノート東京でライブを見るのは今回が初めて。
ブルーノートと言えば、JAZZ/FUSIONファンにとってはおなじみのライブハウス。
ライブハウスっていっても、椅子に座って飲み食いしたりできるので、
どっちかっていうとジャズクラブって感じだろうか・・・。


しかし敷居が高い感じがして、
行ってみたいのに行ったことないって人がたくさんいるんじゃないかと・・・。
私もそんな内の一人でした。


今回、ちょっとだけ勇気を出して、行ってみようかなと。
パットメセニーをライブハウス規模の会場で見られるなんて、めったに無い機会だろうし。


とういことで、さっそく席を予約することにする。
ブルーノートの座席予約はプレイガイドでも一部取り扱いがあるみたいだけど、
基本はブルーノートへ電話を直接掛けてか、ブルーノートのサイトから行う模様。
私はチケット争奪戦から完全に出遅れていたので、
行きたい日の空きが出るまでネットを見てじっと待ってました・・・。


そして、空きがあるのをサイトで確認すると、すかさずネットから予約。
無事、正月休み最後の1/4(日)の1stステージの自由席を確保!
ちなみに、チケットが発券されるわけではなく、当日に会場の受付で名前を言えば入れるとのこと。


昼飯を済ませるとJRで渋谷まで行き、渋谷から銀座線で表参道まで行き下車。

ここからは徒歩。
さすが南青山、途中、オシャレで高そうな服を売ってる店をながめつつ、
歩いて10分くらいでブルーノート東京に到着。


外から見る感じだと、意外とこじんまりとした印象。
行った時間が遅かったからか、並んでる人も皆無・・・。

ちなみに私が購入した自由席は、先着順で席が決まるとのことで、
大物アーティストだと、かなり前から並んでる人もいるそうで・・・。


↓建物はこんな感じ。

いつも一人ぼっち・・・ライブ日記  いつも一人ぼっち・・・ライブ日記

階段を降りてロビーへ入り受付に予約した旨を伝えると、
整理番号が書かれたチケットを渡され、この整理番号順に入場との説明。


↓これがそのチケット。コースターのイメージなのかな。

いつも一人ぼっち・・・ライブ日記


ここで周りを見回してみると、コートや荷物を預けるクロークがあったりして高級感漂う雰囲気。
アーティストグッズ、ブルーノートオリジナルグッズなども、ここで販売してる模様。

しばらくすると番号が呼ばれ、係りの人に連れられて会場内へ。


会場に入ると、すでにほぼ満席状態。
そのまま案内されてステージサイド付近の自由席へ行くも空きが無い様子。


次に案内されたのが、ステージ正面にあるバーカウンターらしき所の席。
「この席でどうですか?」と係りの人。
これはラッキー!
普通、自由席はフロアにあるテーブル席の相席みたいなんだけど、
このカウンター席だと相席じゃないし、ステージ正面だし、
ちょっと高くなってて見やすいし・・・。
もちろん、「この席でいいです」と案内係に伝える。
これで無事に席が決定。


席について周りを見回してみると、フロアには普通のレストランと同様にテーブルと椅子がぎっしり。
そして、テーブルの照明はキャンドルライトらしきものだけで、
ちょっとしたオシャレなレストランといった雰囲気・・・。


そういう感じなんで、もちろん、そこそこの食事・アルコール類も頼めます。
ワインセラーみたいなのをチラッと見たけど、かなりの種類があるようなかんじ。
ウェイター・ウェイトレスもかなりの大人数。
これじゃ、チケット代も高くなるわけだと・・・。


そんなところで、寂しくダージリンティーだけを注文。
800円です・・・。


肝心のステージを見ると、向かって左手にグランドピアノと、右手にドラムセット、
センター後ろにベース、センター前にギター。
しかし、ずいぶんこじんまりとしたステージという印象。
PAスピーカはステージのすぐ上に釣ってありました。


しばらくすると照明が落ち、ほぼ開演予定時間通りにメンバーの登場。
しかし、ステージの脇からじゃなくて、なんか妙な箇所から登場。
すぐ目の前を歩いてステージに向かうメセニー他メンバー、しかし近い・・・。


そして、いよいよ開演。
1曲目はなんと「Have You Heard」からスタート。
うわっ、この曲きたかと・・・。


事前に今回のライブ1日目のセットリスト見て予習してたんだけど、
この曲は2ステージ目でやってたので、1stステージでやるとは予想してなかった。


実はこの曲、ぜひライブで聞きたかった1曲。
パットメセニーを好きになったきっかけが「The Road To You」というライブアルバムで、
その1曲目がこの「Have You Heard」でした。
ということで、この曲が聞けてよかった・・・。


さんざんCDで聞いてきたこの曲、今回、生で聞いてみて月並な印象だけど、生で聞くと迫力あるなぁと。
あのライブアルバムはライブとはいえども、ずいぶん音的に手を入れてるのかも。


実際、今回見たライブでも、途中、メセニーがちょっともたったり、
1小節くらい弾かなかったりしたところもあって、
ああ、やっぱりメセニーといえども、ライブじゃこうなのかと。
それでも、それも最初の1曲目・2曲目だけで、あとはもう、超絶だったけど・・・。


と興奮してアワアワしてる中、1曲目も終了。
続いて、同じく「The Road To You」に収録されてる「Better Days Ahead」。


「Better Days Ahead」は一時期メセニーがのめりこんでたという、
ブラジル音楽の影響が感じられるボサノバっぽい、にぎやかな1曲。
今回はちょっと楽器隊が少ないから、にぎやかな感じとはならなかったけど・・・。
さんざん聞いてきたこのメロディーを聞けて満足。


ここでちょっと余裕が出てきたので、ステージをじっくり見てみる。
メセニーのギターはアウトプットのジャックが2系統。
あれは何だろ?片方がピックアップからの音で、もう一方がギターシンセ用の出力かな・・・。
メセニーの演奏中、アンプからの出音の他に、
ペキペキと生音っぽい音が聞こえたけど、それがそうなのかな。
ピエゾピックアップからの音っぽい音。
ギターシンセで音色付けてない時は、このペキペキの生音が出ちゃってるのかも。
全部推測なので、間違ってたらスイマセン・・・。
アンプは目視できなかった・・・。


ライルメイズはピアノのMIDI出力用のセンサなのか、
鍵盤のすぐ上にチカチカとカラフルなLED。
ピアノの上にYAMAHAのMOTIF-XS?、わきにマックのノートPC。
シーケンス用だろうか、ノートPCは。


そんなことを観察しているうちに、次の曲へ。
「Naked Moon」「James」と披露したのち、「To The End Of The World 」へ。
この曲はすごかった・・・。


曲名の通り、ドラマチックな展開の曲で、
まさにこの世の始まりから終わりを表現したような感じの曲。
途中のブレイクの箇所が印象的な曲。
今日のライブの中で、一番印象に残った曲かも。


後で調べたら、アルバム「We Live Here」の収録曲。
アルバム持ってるのに、まったく記憶に残ってなかった・・・。
そういや打ち込みの軽いリズムが嫌いで、あんまり聞いてなかったよなぁ・・・。


次の曲は「The Road To You」「San Lorenzo」。


「The Road To You」は前述のライブアルバムと同名の曲。
静かなアコースティックギターからはじまるこの曲、
最初はアドリブっぽい感じからスタートし、
徐々にテーマ部分のフレーズが出てきて、ああ、あの曲かと。


「San Lorenzo」はファンに人気のおなじみの曲。
まるで、サンロレンツォに太陽がさんさんと降り注いでるような雰囲気の、
テーマ部分のフレーズが印象的な曲。
って、サンロレンツォってどこの都市だっけ?
太陽がさんさんと降り注いでるのかなぁ・・・。


次の曲は「Jaco」。
最近のメセニーのイメージとはちょっと違う、フュージョンっぽい曲。
ポップなテーマとキメキメのリズムが印象的。
スイマセン、この曲、初めて聞きました・・・。
あとで調べたら、グループ名義でのデビューアルバムに収録の曲のようで。

ここで、本編は終了。


観客の熱い拍手の中、入場時と同じように、すぐ近くを通って退場するメセニー他メンバー。
当然、会場はアンコールを求める拍手が鳴り響く。


ほどなくして、メセニー他が再登場。
アンコールは「Travels」から「Extradition」。
お得意のギターシンセが炸裂・・・。


大盛り上がりでアンコールも終了し、閉演。
約90分のライブでした。


ということで、期待通りの素晴らしいライブでした。
「これぞパットメセニグループの音だ!」という音世界をたっぷり堪能。


プレイヤーとしては当然、技術的に素晴らしい人達が集まっているんだろうけど、
それよりなにより、「パットメセニーグループ」というバンドが作り出す、
ロマンティックな音世界が素晴らしかった。
やっぱり、これはJAZZ/FUSIONって世界に閉じ込めておくには惜しい音でしょう。


それと、メセニーのギターはもちろんなんだけど、
それよりなによりライルメイズの哀愁ある音・フレーズが、
このロマンティックな音世界を構成している重要な要素なんだというのを再認識。
メセニグループにはライルメイズがいなくっちゃね・・・。


しかし、メセニーのギターもやっぱりすごい・・・。
最初の数曲こそ不安定な感じだったけど、それ以降はまさに、弾き倒すという感じ。
こういうスゴ技を見ちゃうと、ギター弾くのをやめたくなっちゃう・・・。


次回来日した時は、もちろん見に行くつもり。
今度はホール公演かな。


=セットリスト=
 1.Have You Heard
 2.Better Days Ahead
 3.Naked Moon
 4.James
 5.To The End Of The World
 6.The Road To You
 7.San Lorenzo
 8.Jaco
-アンコール-
 9.Extradition



↓機会があったら、ぜひ、聞いてみてください。

The Road to You: Recorded Live in Europe/Pat Metheny Group
¥1,296
Amazon.co.jp