きのうの夕焼け。



暑い日で
わたしも娘も
いつもは夜更かしの夫も
早く、寝てしまった日。

夢日記

働いているのは
洋服をつくる工場で
夕焼けを端から
つまんで、ミシンを踏み
揚羽蝶くらいの
リボンにしていた。

(窓から、夕焼けを
ぐんぐんひっぱる機械があり
ごおんごおんと轟音だ)

隣で同じく
ミシンを踏んでいるひとは
デスや、と呼ばれていた。
週末、娘が
舞台衣装をつくる
小さな会社に
インターンとして
入ったので

そこで、舞台の衣装の
リボンやネクタイを
縫ったと聞き

それが、夢に
出てきた、と思う。

夕焼けは
きのうの空みたいに
綺麗じゃなくて

濁った赤だったので

きょうのはよくないね、と
デスやと話したような
気がする。

むかし、
キャラメル工場で
働く夢を見て

白い広々とした夢で
心地よかったが

夕焼けを盗み
リボンをつくる工場は
狭くて暑くて
息苦しかった。

#夢日記



夢に似ているもの。



milk teaの湖。





押し花




ジュリー




割れてしまったもの



水たまりに映るもの




働いて
食べて
眠って生きる

その狭間に

夢が
降ってくる。





みなさま、良い
かようびを。


わたしは
パートに行ってきます。




もう、何年の前から

はちゃめちゃの町の
オハナシのひとつ

(いくつもオハナシがある。
そのなかのひとつ)

はちゃめちゃの町
裁縫通りにある
月鞠(つきまり)裁縫店
のオハナシ

シルクハット納品日



を、ようやく
半分くらいまで書いています。



主な、登場人物は

月鞠裁縫店 店主
月鞠子 60才

仕立て士 ソラ
20才
お針子 メモリ
18才

月菊子
60才
(月鞠子のふたごの妹
飛び森に住む)

蘂佑典
47才
(シヴェ しべゆうすけ
禁忌院官僚)

ヤッカ
(薬花の店の店主
飛び森の住人)

定食屋リバー店主

雪きつね
(記憶図書館図書館員)

魔女木枯らし
(銀河草原に住む)


となり、


長いオハナシなので
上下巻となりそうです。




裁縫店をめぐるオハナシなので

いろいろ裁縫にまつわるものが
🧵🪡🧶✂︎

出てきます。


書いていて、ふと
目を上げると、

家の至るところに
裁縫にまつわるものがあり、

あれ、わたし
裁縫店にいるのかしら?

なんて、思ったり、します。












実は、次女が
服飾の専門学校の3年目で

(オートクチュール専攻)

で、日々の課題なのです。



月鞠裁縫店のオハナシが
こころに生まれたとき、

まだ、次女は中学生で

まさか、お針子な道を
歩むとは

夢にも思っていませんでした。


LIFEとは、不思議ですね。






月鞠裁縫店のオハナシ
シルクハット🎩納品日

冒頭の絵を筆頭に

素敵なすてきな挿絵を
もう5年も前にいただいていて







物語ができあがるのを
待っていてくれているのです。



わたしはひとつの物語を
何度もなんども
書き直すので

恥ずかしいほど
一冊をつくるのに
時間がかかって、

でも、このオハナシは
この夏秋で

ようやく仕上げることが
できそうです。


本になるのは10月くらいかなあ。


表紙は
イメージですが

こんなふう。





先程からの
素敵な絵を
描いてくださったのは
陶芸家のcherryさん



  
 🕯



実は、わたしの、
ヘンテコな夢のかけらを
100piece集めた、小さな本

夢日記100piece


にも、
絵をプレゼントしてくださいました。








わたしは、
cherryさんの絵が
大好き。

もちろん、器も。

すこしずつ、すこしずつ
集めています。







昨日の正午に

pinonpinon storiesの
門がひらきました。



cherryさんのお隣に
わたしも並ばせていただいています。

今、4冊を
雫さんに写真を
撮っていただいて並べています。




それぞれの本を
紹介する文も
書かせていただいています。






さて、昨日、はちゃめちゃの町は
《旅立ちの、日》でした。




hachamecha days
7.17
旅立ち、の日

銀のハンドルの自転車に乗って
夏休みの国へと行きます。

風がついてきます。

風鈴が鳴っています。

-はちゃめちゃのきょうjulyより


きのうは、声で
FMリンス風にお喋りしてみました。




わたし、こんな声で
ときどき、朗読会もひらいています。




きょうは
7.18日
にちようび


はちゃめちゃの町では
畑の絵本館がひらく日です。



現実の合間に
空想の町にも
遊びに行ってこようと
思います。


でも、その前に
月鞠裁縫店へ。

(午前中は脳が新鮮なので
文字トラベルしやすい!)


みなさまも
良い日曜日を🍉


しお


青い蝶が

現れた朝は

その羽音を
見失わないよう


森へ。



ハジマリマスヨ
hajimal magical







雫さんから



お声をかけていただいて

pion pion stories
ピニョン・ピニョン ストーリーズ

に、参加させて
いただくことになりました。



『え?そんな素敵な場所に
わたしを?
はちゃめちゃbooksを?』


驚いたのですが


うれしくうれしく
青い蝶を追って


その
《居心地の良い場所》へ。



この、雫さんが
こしらえた場所は


雫さんの言葉

🦋お気に入りの空間に
そっと置いていただけるような
そんなモノづくりを。

読んで楽しめる、
観て楽しめる、
聴いて楽しむこともできる、
手にすることもできる。
Web Gallery🦋








さまざまに、いろとりどりな
表現たちと

どこにいても

遠くまで
お出かけできなくても

誰もが寝静まった
真夜中でも、

電波の糸で
ぴぴぴぴぴ、と
つながるgallery。

🦋

web というのは
魔法、だと

中世のひとがいたら
そう言うでしょう。

(空想家しらべ)





pinonpinon storiesという
森の
GATEがひらくのは

7.17(sat)

よかったら、ぜひ
おいでください。


🦋


🦋


ピニョンさんの中に

はちゃめちゃbooksの
ちいさな場所もあります。


雫さんが
つくってくださいました。


はちゃめちゃの相棒
うるまちゃんが描いてくれた
シラガさんの星道具
《星差し》が
アイコンです。



はちゃめちゃbooksは、
今まで




この2枚の写真は
雫さんが撮影してくださったものです。
素敵すぎて、感激しています。
雫さんに撮っていただけて
本たちも、うれしそうです。




❶はちゃめちゃ郵送便
❷八王子caferinさん委託販売
❸年に一度くらい
大阪梅田珈琲店スパニョラさんにて
はちゃめちゃ編集部の展示を
させていただく時に販売

と、
このみっつのROUTEから

みなさまのお手元へ
本たちを
お届けしていましたが


それぞれに
ちいさな楽しいこと


郵送便限定の
はちゃめちゃ新聞が
ついてきたり、

caferinさんでは
見本が読めたり、

はちゃめちゃ編集部と
スパニョラさんとの
コラボドリンクを
飲んでいただける

が、ありますが


🦋

pinonpinon stories
はちゃめちゃbooks

での、楽しいことは、

雫さんと写真と
しおの文字たちで
こしらえた
postcard

です。



この夏は、こちらのpost Card。


こちらを
本と一緒に
お届けします。

このcardを🚪にして

こころのなかにある
お気に入りの野原へ
行きましょう!





他にも、たくさん
お知らせしたいことも
あるのですが、

それはまた

🦋
pinonpinon stories

🚪
knock me!

の門がひらいてから


お知らせします☺️







みなさま、良き
水曜日を。


わたしは
またいちにち
文字紡ぎ、です。



しお








星空シャンプーと
夕風リンス。


summer moji film




はちゃめちゃのきょう
7.7
星の梯子の日




わたしは
この夜、ひたすら
睡った。







ときどき、実家の
荒れ果てた庭へ行き

草取り修業を
ひたすらしています。










今、このふたつの花壇を
すこしずつ、

土を耕したり
新しく入れたり

庭の隅にあった
お母さんが遺した
rosemaryなどを

移植したりして。




蜜蜂さんや
かたつむりさんが
来てくれるのが
うれしい。





父がすっかり
庭に興味を無くしてしまい、

荒れ果てている場所ばかりだけど
根気よく。




でも、畑スペースだけは
お世話してくれている。

収穫をいただく。







丁寧に
暮らすのは

体が
くたびれるので

(いつも読んだりしつつ
寝ころがってるから)


庭も

荒れ果てつつ
ちょいと人の手が
入っている

くらいで
満足しよう

と、思う。


荒れ果てていても
咲いてくれる子たち。










4度目の緊急事態宣言が
発令されます。

わたしはまだまだ
ワクチンを打てそうに無いので


夏籠り、しつつ

パートに行きつつ

家で、長いオハナシを
書き継ぎつつ
はちゃめちゃの町へ行く。

時々、庭にいて

大好きな秋を待ちます。




みなさま、良い金曜日を。






はちゃめちゃのきょう
7.2立葵ファンファーレの日


町でいちばん背高のっぽの
立葵のいちばん上の赤い花が

今朝、咲いたので

町じゅうの立葵たちが
お祝いのファンファーレを
一斉に吹きます。

午前11時。

時間にしたら、ほんの
15分くらいです。

あなたも、どうぞ
好きな楽器を
鳴らしてください。

-はちゃめちゃのきょうjulyより
小さな頃、わたしより
背が高い、立葵をみあげて

いちばん上の花を
咲くのを待っていました。

誰かが、

いちばん上の花が咲いたら
夏ほんばん、なんだよ

と教えてくれたから、です。

その夏から

わたしの心には
立葵ファンファーレが
毎年、鳴り響きます。

夏になったよー、と
赤や白の花が教えてくれます。
はちゃめちゃの町では
植物たちが住人たちを
時折、もてなしてくれます。

立葵ファンファーレの日も

12月の
柿の木のランプ会の日も

1月の
冬木の芽演奏会の日も

5月の
緑陰ハンカチーフ発売日も
紫陽花アンブレラ、の日も

まだ本にはなっていないけれど

9月の
芙蓉シュークリームの日も。

わたしたちと
生命のめぐりが違う
植物たちは

あちらから見れば

わたしたち、ヒトの

実りにくく
傷つきやすく
死にやすい、

まいにちの日々を

遠縁の
愛し子のそれのように
思ってくれている、のです。
🍉きょうもはちゃめちゃde
行きましょう。

はちゃめちゃの町の
julyが

しづかにしづかに
始まっています。



土曜日は

裁縫通りにある
《日隠higakure帽子店》から

夏の定番

木影帽子が
発売されました。





はちゃめちゃのきょう
7.3

木影帽子発売日


庭しごとを愛するひとは
ぜひ、お求めください。

つば広の麦藁帽子です。

黒紺の柔らかなリボン付き。
顎のところで結べます。

かぶると、
木影にいる涼しさが
ずっと続きます。

ときどき、セージの葉を
つばに飾ってあげてください。

とても喜びます。

-はちゃめちゃのきょうjulyより
この帽子は
はちゃめちゃの町
裁縫通りにある

《日隠higakure帽子店》という
ちいさな帽子店が
販売しています。

店主独りのちいさな店で

(背が高い、顎の長い
腕が長い、足が長い
ひたすら縦長シルエットの
美しい髭を持つ
30代半ばの男性です)

ちょうど、月鞠裁縫店の
向かいにあります。
店主は、
無類のクロワッサン好きで

朝にどっさり、
bakeryカンナという名の
パン屋で買うと

開店の11時までは

それを
齧じりながら

(風クロワッサンと
呼ばれる、秋の風を
思わせるcroissantと
濃いカフェオレ)

新しい帽子の
試作をしています。
町には
無類のクロワッサン好きが
もうひとりいて

そのひとと店主は
もうすぐ知り合いになる予定です。

と、いうのも

裁縫通り恒例の
今年の夏のバザーでは

帽子店の店主が
つくった、

星座盤風ベレー帽

を、そのひとがとても
気に入って買うから、です。
さて、きょう
7.4のはちゃめちゃのきょうは

《バザーが近づく日》です。

月鞠裁縫店の
お針子メモリと先輩のソラくんの
登場です。


#はちゃめちゃbooks
#はちゃめちゃのきょうjuly


この帽子店は
空想department vol2の
商品No.8
《庭園帽子》も
つくったのですよ。


さて、そんな七月に

リアルワールドでは

いつもお世話になっている
八王子caferinさんが

実は、10周年を
迎えて

盛りだくさんの
楽しいことを
企画されています。




わたしは
そのひとつ

10th aniversary caferin
十年の記憶たちが齧るたびあたたかく心に
記憶釦クッキー(大)

の、クッキーのタグと
夏のチーズケーキの記憶、の栞を

つくらせていただきました。








クッキーは
菓子店mannaさんが
こしらえてくださっています。


今は、caferinさんの
入口近くに

はちゃめちゃbooksと一緒に
並んでいます。




今日は

新しく

ご注文いただいていた
はちゃめちゃbooksお届け便

はちゃめちゃのきょうjuly

を、納品に来ました。






caferinさん、
げつようび、かようびは
定休日です。



よかったら
水曜日、木曜日
金曜日、土曜日、日曜日

と、選んで

おいでくださると
うれしいです。


caferinさん
ただいまは、ランチはおやすみ。


13時から17時で
デザートとドリンクで

席を減らして
人数を少なく
安心を大事に
営業しています。


きょう、いただいたデザート。


リンさん、まだまだ
イベント続きます。


詳しくは、こちらを。










雨降りの日は

こころの湖に
空想星が堕ちてきます。

梅雨は、
楽しいなあ。




みなさま、良い日曜日の
日暮れを。



しお