悲しみを
言葉にできるときは

それが、もはや

こころを
通過しつつある時
でしょう。



悲しみの
ただなかにいる時は

言葉から離れて

はあはあ、と
浅くなる呼吸を

ゆっくり、
深く、すること

だけで、

いちにちは
過ぎていきます。




時には
猫のようにまんまるく
ひとりぼっちになりたい日。
星空ブランケットと夜鳥トランペットより








一方で、 

悲しみのただなかに 
あっても

ぼんやりしてはいられず

食べるため
働きながら、


社会人として
必要とされる
明るさを保ち、


ちいさな電球みたいに
がんばって灯ります。

悲しみには蓋をして
他愛のない
おしゃべりもしつつ。



働くひとは、
やさしき鹿のまなざしで
世界を動かしてきてください。
星空ブランケットと夜鳥トランペットより





そんな日々は、

日暮れが来ると
ほっ、とします。



疲れたるひと日よ
葱と白菜を抱えて
しばし、星を眺める。
星空ブランケットと夜鳥ブランケットより






家事を終えれば
もう、いちにちは終わり。

夜。


寝床へと横たわり
本を読んだり

窓へ寄って
星空を観たりします。



星空は
こころへと掛けるブランケット。

ふわり、降りてきて

いちにち、カラダを支えてくれた
膝を包んでくれます。


🌟

銀河から、降りてくるよ。
あなたの膝へ、
星空ブランケット

はちゃめちゃbooks
星空ブランケットと夜鳥トランペットより




43才の時、
母を亡くして


それは、
世間にはよくある
《悲しみ》だから、と

誰に話すこともなく

明るく、いつも通りに
過ごしていた。



母が亡くなったのは
10月の初め、で

すぐに、冬が、来た。



わたしは、淡々と
息をしながら

受験生の塾の送り迎えや
訪問介護のしごとを

《いつも通り》していた。




そのころ、文字で
書き溜めた
ちいさな詩たち。



まいにちは、釦。
日々の穴に
そっと留める、ちいさな思い。
星空ブランケットと夜鳥トランペットより






ちいさな、
手作りの本だけど

わたしには大切な一冊のbook

はちゃめちゃbooks
《星空ブランケットと夜鳥トランペット》


なんとも
幸せなことに

雫さんがデザインして
りーさんが作成して

動画にしてくださいました。


まるで、ほんとうに
本の頁をめくるような動画です✨
音楽も素敵です。









実は、こちらは


の企画に、

お声をかけていただき
参加させていただいたこと、から

零れ落ちた
《しあわせ》です。


うれしいなあ✨




りーさんが主催されている
カメテク委員会


季節季節に
テーマを決めて

みなさまから
お写真を募り、

それぞれの素敵なphotoたちを
シェアしつつ
楽しまれているのだそうです。



わたしは
写真は、とん、と疎く

iPhoneでぱしゃり、と
なんの考えもなく撮る、だけなので




雨降りにスーパーマーケットに出かけて
雨の輪っかを撮った。
きれいねえ、雨。





拝見して

素晴らしいなあ、と
感激しました。



写真という表現について
改めて、考えたり。



世界に、

かたちや
いろとして、現れている
ほんとうのもの、を
(ひかりや構図などを含んだ)

撮るひとが
改めて、発見するもの?




わたし、写真のこと
あまり、
考えたことなかったから


企画に参加させていただいて
うれしい、です。


世界が広がります。


写真を見て
文字が生まれる、

そんなことを体験してみたい

と、思います。


🌟


あ、いま、詩が
隕ちてきた。

一枚のphotoみたいに。


文字にして、みよう。


🌟

1.睡りのなかの星空は
黒いスケートリンク。

滑っていけば
ほろほろと

真夜中の獣が、
目醒めて、吠える。

つかまえろ、
shooting star

甘い菓子に似た
shooting for


2.睡りのなかの星空は
キャンディ工場。

囀る、machine。
ブザーが鳴れば

星屑のとげとげが
セロファンを纏う。

つかまえろ、
shooting star

甘い恋に似た
shooting star


I will catch U







星空や空が
月が、雲が
夕焼けが

優しい八月です。


みなさま、
どうかお元気で。


きのうのパート弁当。




しお





ときどき、
はちゃめちゃbooksの
文字たちを
読んでくださって


インスピレーションを
感じてくださって


『こんなのを作ったよ』


を、さりげなく
投稿してくださったり

作品を見せてくださったり、


そんな
うれしいことが

わたしの
ささやかな日々に訪れます。



この写真は
🪡sanbomeguさんの
Instagramより🧵



刺繍作家の
sanbomeguさんが


はちゃめちゃbooks
空想department vol1

空想商品
草刺繍糸

から、

夏草の尖ったような青い糸で
ブックマークをつくってくださって

投稿してくださった
写真です。



ひっそりと色づく秋の草の
草刺繍糸はどんなだろう?

と、次の空想を
巡らせてくださっているようです。


うれしいなあ。










近頃は
空ばかり、見て。


日暮れがより
好きになって。




灯がともる窓や
建物を眺めては




大切な
かけがえのない

それぞれのひとの
暮らしや命が
守られますように


と、祈ります。


過酷な状況が続くなか
医療に従事してくださる方の
暮らしもこころも

守られ、
尊ばれますように、と。





そうそう、
ようやくワクチン一回目を
うちました。


大手町の
大規模接種センターまで
電車でかたかた揺られて
打っていただきました。


昨日まで、頭痛があったり
腕が痛かったりしましたが

今朝は元気です。


大手町からの帰り道。

電車を待ちながら。
好きないろ、ばかり
身につけているなあ、と思って
撮った写真。

茶色が好きなんだなー。



さて、月曜日。

お弁当をつくって
パートに行ってきます。



みなさま、
お元気で、


良いいちにちを。





しお




夏休みの国、にいる
みたいなココロで
夏ごもりしたいなあ。




❶本を読んだり



昨日から読んでいる本。

-タコの心身問題 
頭足類から考える意識の起源 
ピーター・ゴドフリー=スミス 
夏目大訳 みすず書房


🍉おっもしろい!

-心は何から、いかにして生じるだろう。
進化は『まったく違う経路で心を
少なくとも二度、つくった。
一つはヒトや鳥類を含む脊索動物
もう一つがタコやイカを含む頭足類だ-

-知能の高さゆえの
茶目っ気たっぷりの行動や、
急速な老化と死の謎などの
知れば知るほど頭足類の生態は
ファンタスティック!

🍉

ふたつの文は、背表紙に印刷された
文章から、引用です。

海の底へもぐるように、
ぶくぶくと泡を地上へとのぼらせながら、
沈み込んで読んでいます。

最近、わたしは
蛇さんや蛙さんに
少しだけ詳しくなったり、
うきうきしながら
タコさんの本を読んでいるので、
夫はおののいています。

先日は
蛇を飼う!とか言わないでね

と、お願いされました。


(わたしは、なにかを飼う、ことは
まったくできないので、大丈夫ですと
答えました)


人間じゃない、
人間より、長い歴史を持つ
イキモノさんたちが慕わしい夏です。

アタシ、人間には飽きてしまったの。
つくづく、愚かなんですもの。

あーあ、言葉を喋らない、
しかし、ココロを持つ
イキモノになりたいなあー。


#本の虫
#本読みの森から 

#文字追いアリス🐇


🍉


❷色とひかりと遊んだり。





朝の光と
窓辺の机の上で
硝子の石と遊んだ。

こういうことを
しているとき、

いちばん、夏休みなココロです。



🍉

❸娘が刺繍しているビーズを
ただ、眺めたり。



ビーズとか
スパンコールは

糸や毛糸とおんなじで
眺めて、飽きない。


さっきも見てきた。


刺繍が、進んでいた。





🍉



❹夜が来るころ、を、 
じっと見たり。



夜が好きだから
ほっ、とする。



冷蔵庫に
チョコレートの
アイスクリームを仕舞って


うんとこ暑い日に
うんとこ疲れた日に

食べよう、と。



🍉



明日、起きたら
月曜日。


感染者が
爆発的に増え続けるコロナ禍の下で
《いつも通り》が

いつも通り、じゃない状況で
始まる。



あまりに
不思議すぎて

空想家は、ちと
リアルワールドに
負けそう、です。



はちゃめちゃのきょうJULYより


🍉

明日はパートだ。
もう寝なくちゃ、体力温存。


さてさて、

みなさま、
おやすみなさい。



しお


hachamecha days
7.31
青空ソーダ発売日


森のこたつカフェでは
本日より、青空ソーダを
ご用意しています。

晴れた日の夏空のように

ブルーに透き通ったソーダには
ひと匙のバニラアイスクリームと
赤いチェリーがのっています。


日によっては
ソーダ水のなかに、
雷雲が生まれ

稲妻がちかちかと光ったり

夕立がざあざあと来たり
燕がひゅんひゅん、
飛んだりします。


ぜひ、飲みにいらしてください。


-はちゃめちゃのきょうjulyより
森のこたつカフェは
はちゃめちゃの町の北東にある
もう、老舗と呼ばれることもある
喫茶店です。

夕焼けバタートーストや
時間旅行パイ
もの思いグラタン、
夜ジャムのサンドイッチ

など、foodも
美味しく

町のハズレにありますが
いつも、賑わっています。

天井が硝子なので

晴れた日は青空が
雨の日は雨粒が
夜には、星空が
見えます。

ぜひ、おいでください。
はちゃめちゃのきょうjulyは
今日で終わりです。

31DAYS、リアルワールドと
はちゃめちゃの町を
行ったり来たりしながら

ご一緒にひと月を
過ごしてくださった皆さま、
ありがとうございました。





明日からは葉月。

毒りんご齧じって、の日

から、ハジマリマス。

葉月はまだ
本になっていませんが
来年には、一冊に纏めたいと
思っています。
わたしの八月は
コロナウィルスの
ワクチンを接種できるのが
まだまだ先になりそうなので

なるべく家にいる
31DAYSになります。

文字を追いながら
はちゃめちゃの町で
たくさん、過ごすことに
なりそうです。

みなさま、
今日はもちろん、

8月も、お元気で
いてくださいませ。

感謝をこめて、しお

#はちゃめちゃのきょうJULY
#日暦みたいな本

🍉まいにちがたからもの
ジブンの森からデカケヨウ。



皆さまの
お手元に旅立った
はちゃめちゃのきょうjulyたち
です。





おまけ

わたしの好きなくるみ釦


❶みゆきさん作
夜の木のくるみ釦



❷次女作
夜の獣の目のくるみ釦


手仕事のものは
いつも、わたしに
インスピレーションをくれます。




おやつの時間も
ほっ、とします。





だんだん、おうちが

いちばん、安心で
いちばん、広い場所みたいに

思えてきました。


この夏は
内側へ旅しませう。


文字追いアリス🐇











はちゃめちゃのきょう
7.27 散らかし屋、の日


こんなに散らかして、と
こどもの頃から、
叱られてきたひとは幸いです。

なぜなら、きょうは
あなたの日、だからです。

いつもきちんとしている
片付け屋さんが
ほめられるほどの《才能》なら、

散らかし屋さんも
同じように《才能》です。

混沌とした場所からしか
生まれないものもあります。

ぜひ、素敵に
世界を散らかしていきましょう。

-はちゃめちゃのきょうjulyより
はちゃめちゃの町には
季刊《散らかし》という
ヘンテコな雑誌があって

そこでは、
チラカシストと呼ばれる
ひとびとが

なんのてらいもなく
散らかった自室を
紹介しています。

散らかり方は
そのひとそのもので

その、
廊下にまで
積み上げられた本たちの
ラインナップを見ても

決して捨てない、と
決められた、

ごみ、ではない

紙屑や糸切れや
小石や釣りが出来そうな小枝が
部屋のそこここに
(時に床に散りばめられている)
置いてあるアトリエのような居間も

空き瓶と空き壜が
百も並ぶ窓辺も

壁中に貼られた
チラシの裏に書かれた
アイデアや詩のメモも

いつだって
撮影中というように
コスプレ用の化粧品や
つけ睫毛やウィッグが並ぶ
劇場の楽屋のような部屋も

とても魅惑的なのです。

季刊《散らかし》の次号は
チラカシストの朝食と夜食特集です。

混沌な台所や
個性的な皿や
料理の盛りつけ方が
目白押しで、

楽しい号になるそうです。



はちゃめちゃのきょうは
もしかしたら、隣にあるかもしれない
すこしく不思議で
すこしくスパイシーな
まいにちを
月ごとに、綴っているものです。


今、1月、2月.5月.7月
10月.12月が
本になっています。



      《はちゃめちゃのきょうjuly 》は
もう、わたしの手元には、ありませんが
       
八王子caferinさんと





ピニョンピニョンストーリーズさまの
はちゃめちゃブックスには、ございます。




つくっていただいた
baseの頁です。


どうぞ、よろしくお願いします。





7月がもうすぐ終わりますね。


きのうの夕空、です。

わたしの住む
散らかった部屋の
ベランダから、の。





日が暮れたら
向かいにある
マンションに灯が灯りました。





灯がともれば、みんなひとりひとり、
今日の日暮れを生きて迎えているのだ、
といつも思う。

それぞれに暮らしがあり、

ささやかなれど大切なものが、
そして大好きなひとがいる。






五輪開催のなか、

新型コロナウィルスの
再びの感染拡大が
とても心配です。


選手の方
ボランティアの方の
輝きに応えるためにも

政府の
真摯なメッセージや
飲食店への迅速で
十分な補償を、

国会の開会などを
求めます。


テレビのメディアの方、

他の問題への取材も
お願いします。


関東圏の
医療逼迫の情報

医療関係者の方々の状況

ワクチンの情報
などを、なるべく詳細に。

こちらも
わたしたちが
共有すべき情報です。



また、熱海の土砂災害の
その後も、心配で
見守りたいです。



と、かたいことを
つい書いてしまう
わたし。


恥ずかしいなあと
思いつつ、

どうか、今は
おゆるしくださいませ。





さてさて
お弁当をつくって

パートへ行ってきます。



パートの昼休みに読む本たち。



みなさま、
良いいちにちを。



しお