おもむろに
年末の大掃除ならぬ
中掃除を始める私がいる
好きでも 得意でもない、家事の中でも
掃除は ほんと‥‥ 好きではない
昨年も こんなことを書いている
掃除しているときの 気持ちよさも
掃除し終えたあとの 心地よさも
掃除の威力も 感じてはいるけれどもね
計画性もなく
目についたところから
取り掛かる
効率のよさもへったくれも あったもんじゃない
浴室や 台所のレンジ台、冷蔵庫の上・・・
つけおきしながら
段取りもよくないまま
ちょこちょこ こすっている私に
ある人が 突っ込んでくる
「・・・あーあー、はじめから ぼろ雑巾を用意しときゃーいいのに」
「・・・重曹くらい あるかないか、見ときゃあいいのに」
「そんなところ ちょこちょこやっても 大して変わらんよ」
「・・・あ"～～～～～っ！ うるさいっ！！」
ごちゃごちゃと 突っ込んでくる声の主は
私の中にいる私 である
私が何かしようとすると 反対意見を言い出す「人（＝私の中にいる私）」がいる
ときと場合によっては
この「人」に 助けられることもあるけれど
今の「中掃除」をしている私には
ただ ごちゃごちゃとうるさい人 だと感じられる
段取りよく 効率的に
掃除できたら それは 素晴らしいことでしょう
だけどね
さっぶい想いしながら 冷たい手足になりながら
掃除にとりかかっているんだよ
掃除が好きでもない人が
要領悪くても
とりあえず ゼロじゃないじゃん！？
しないよりは きれいになるじゃん！？
いいんだよ、私は これで！！
私のすることに
ごちゃごちゃと ダメ出ししてくる私の声に
「うるさいっ」
と 言い返している私を見つけ
「おお、おお
この人、強くなったもんだ」
笑ってみている 私も 見つけた