躁転しかかっているのかもしれない。
意味もなく、頭の霧が晴れ、数日までまでのモヤモヤがない。
仕事が楽しく、職場の人にも夫にもじゃんじゃん話しかけている…
そして自分が有能に思う…
まぁ自覚があるからいいのかもしれない。
私は2型だから、本当に怖いのは晴々した躁のあとの死にたいくらいの鬱。
それに、眠れない…
仕方なき、夫のチューハイを勝手に投入!
今日は朝から仕事に行ったし、正直気絶したように眠りたい。
以前にも増して、酒の量が増えた。
酒と薬のコラボが唯一、私の縋る時間になりつつあり、それが悔しい。
「寛解するための努力」が出来ない私は、もはや病気を逃げ場にしている。
しかし、そんなつまらない自分に相当嫌気がさし、世の中全てが腹立たしい。
日曜日は、結局何もできないままずっと寝ていた。
動けないし、声も出せない。
頭も体も重く、生きている、それ自体が苦痛以外の何者でもない時間…
せっかく主人と休みを同じくしても、これじゃあ意味がない。
主人は、時折がっくりと肩を落とす。
それでも、お腹が減ったと言う私に夕飯を用意してくれる。
私は、ただのお荷物だ。
ここのところ、調子が良くない状況が続いている気がする。
いわゆる、鬱。
梅雨のようにうじうじと雨が降り、止んでも晴れない。
職場に行っても。
頭の中が被害妄想と自分への腹立たしさに疲労困憊。
挨拶をすることに莫大に注ぐエネルギー。
「もう、私は以前の私には戻れない」
ただ、そう感じ、落胆。絶望。
頑張れる人たちが羨ましい。
私も頑張りたいのに、体が予定通り動かず、心のパワーが日々、消失するばかり。
もはや、自分のアイデンティティーすらこの歳になって分からなくなってきた。
私は、どんな人間だったのか、何が希望だったのか。
もう、わからない。
ずっと、寝ていたせいか、夜中になって急に元気に。
元気というよりは、少し気持ちが持ち直した。
私が日々服用しているのは、リーマス200mg×3t。
これで血中濃度は0.5,6あたり。
医師としてはもっとうえの血中濃度を期待しているようだが、厳しい。
リーマスとは、リチウムのこと。
リチウムは、乾電池の材料だ。
私は、乾電池で動いている。
乾電池がなければ、まともに生活が成り立たない。
元気というよりは、少し気持ちが持ち直した。
私が日々服用しているのは、リーマス200mg×3t。
これで血中濃度は0.5,6あたり。
医師としてはもっとうえの血中濃度を期待しているようだが、厳しい。
リーマスとは、リチウムのこと。
リチウムは、乾電池の材料だ。
私は、乾電池で動いている。
乾電池がなければ、まともに生活が成り立たない。
急に、ふっと無価値に思える。
繰り返しの日々が、やっつけ仕事のように義務付けられる日常が。
明けても、暮れても、欠かさずに薬を飲み、浮き沈みがないように注意を払い…
生きる目的は、ただまるで平穏に生きることなのか?
楽しくても、テンションを上げすぎないようにとか、休日なのに淡々と過ごすとか、喜怒哀楽の全てを50%に削減し、躁と鬱をコントロールすることが、生きるということ?
ずっとしがみついていた仕事を、もう、辞めようと思った。
もう、何かが違う。
昔の職場とも、自分とも違う。
なりたかった自分との大きな乖離を感じる。
また、望んでいた場所とも違う。
しかし、自分が望んでいる場所って?
近頃は、誰とも話したくない。
目を合わせたくない。
何かに向けて頑張るとか、目標や夢、そんなものに虚無を感じる。
「頑張ったって、どうせ鬱になったら何もかも台無し」
そう考えたら、この世の意味さえ見出せない。
私は自分すら満たすことが出来ず、だから誰をも満たすことなど出来ない。
昨日は、起き上がれず、ただずっと夢の中にいた。
そういう時は、声すら出ない。
今日は、仕事に行く日だったが、やはり布団から出られない。
体が重く、頭がくらくらする。
こんな風にして、ただ無為に日々は過ぎていく。
調子よかったのに、急にきた。
起きたら、体も心も鉛のように重く。
よっぽど、仕事を休みにしようかとも思ったが、予定があり、どんよりした足取りで職場に向かう。
何に不満があるのか、それすら全く分からない。
ただ、職場での居心地が悪い。
私に何を求められているのか、会社は何を求めているのか…
そんな日々がずっと続いていたが、ハッとした。
「私は、近々仕事をやめるのだろう」
そんな想いが頭で広がり、満たした。
もう、どうにも頑張ってきたけど、限界だ。
売り上げのために貢献するという意味が、私には何の価値があるのかさえ、よくわからなくなっている。
職場の人間との交流も鬱になると、ただの苦痛でしかない。
職場は、いまや私の望むフィールドでないと感じる。
鬱が強いのか、仕事をするのもひと苦労。
ああ、もうダメだ。
何処かに消え去りたい。