Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ -33ページ目

Linux初心者の入門と基礎「vmstat」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「vmstat」です。

vmstatコマンドは、メモリに関する各種情報のほか、プロセスやI/O、CPUなどの状況を
1行で表示できるコマンドです。これらの情報を同時に出力させることで、
システムのパフォーマンスや状態を総合的かつ簡潔に把握できます。

Linux初心者の入門と基礎「メモリの使用状況確認」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「メモリの使用状況確認」です。

Linuxを使っていると、メモリがどの程度使われているのかを
確認したいことがあります。そのときに使うコマンドで、


(1)freeコマンド
(2)topコマンド


があります。


freeコマンドには、容量の単位を指定できるオプションがあります。

-b バイト単位
-k kバイト単位
-m Mバイト単位
-g Gバイト単位


$ free -m

単位で表示するオプションを付けたほうが、わかりやすいです。




Linux初心者の入門と基礎「メモリ管理(5)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「メモリ管理(5)」です。

■スラブキャッシュ

カーネルは、メモリの利用効率を高めるために、カーネル空間内のさまざまな
メモリ資源を、資源ごとにキャッシュをする仕組みを備えています。
これを「スラブキャッシュ」と呼びます。

スラブキャッシュには、用途を特定せずに汎用的に使われる「汎用スタブキャッシュ」と、
カーネル内の用途が決まっている「特定スタブキャッシュ」の2種類があります。

特定スラブキャッシュには、カーネルの主要コンポーネントが必要とする制御情報
などが記録されます。