Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ -26ページ目

レオン先生のブログが開始されました!!

これならわかる!Linux入門講座で講義をしている
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Linux大学で働くレオン先生のアメブロ



Linux初心者の入門と基礎「ネットワークドライバ(6)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「ネットワークドライバ(6)」です。


・・・(5)からのつづき


NICには、ハードディスクなどと同じように、デバイスドライバがあります。
代表的なものにIntelのPRO/100などがあります。
Linuxの多くのディストリビューションは、それに対応するデバイスドライバとして
e100.koなどを「/lib」ディレクトリ配下に備えています。
Linux起動時に、NICが自動認識され、該当のドライバが自動的にカーネルに
組み込まれます。

Linux初心者の入門と基礎「ネットワークドライバ(5)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「ネットワークドライバ(5)」です。


・・・(4)からのつづき

アプリケーションはデータを送る前に、ソケットに「bindシステムコール」を
使って、宛先IPアドレスを教えておきます。これで、ソケットとIPアドレス/ポート番号
が結びつけられます。あとはwriteを使って、通常のファイルに対する操作と同じように
アプリケーションはデータを送り出せます。

writeを実行すると、カーネルが、与えられたfdを調べ、ファイルディスクリプタでなく
ソケットであることを知ると、TCP/IPスタックを呼び出します。そしてTCP/IPスタックが
宛先アドレスなどをヘッダーに付与します。

このようにユーザー・アプリケーションが直接デバイスファイルをオープンするのではなく、
デバイスの選択はカーネルに任せるため、データの書き込みにはソケットを使います。