Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ -25ページ目

Linux初心者の入門と基礎「ネットワークドライバ(8)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「ネットワークドライバ(8)」です。


・・・(7)からのつづき

フレームを受け取ったデバイスドライバは、担当するNICに搭載されているイーサネット
コントローラチップにそのフレームを引き渡し、LAN上に送出するコマンドを発行します。
このコマンドで、コントローラチップに対する操作を実行します。イーサネットコントローラ
の種類によってフレームの引き渡し方やコマンド発行の方法が異なりますので、デバイス
ドライバはNICの種類ごとに用意されています。

ネットワークデバイスドライバはアプリケーションが選択するのではなく、アプリケーション
が通信しようとした相手先IPアドレスに応じて、カーネルの一部であるネットワーク関連
モジュールが選択するのです。

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アマゾンにのってきました。


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水口 克也
秀和システム

Linux初心者の入門と基礎「ネットワークドライバ(7)」

こんにちは!!
Linux大学学長のりなっくまです。

本日の講義をはじめていきます!!
テーマは「ネットワークドライバ(7)」です。


・・・(6)からのつづき

TCP/IPスタックは、イーサネットフレームを組み立て終えると、
そのフレームをデバイス・ドライバに引き渡します。デバイスドライバは
多数の関数を持つモジュールで、送信データを受け取るための関数を
事前にカーネルに通知しておきます。

カーネルのTCP/IPスタックは、IPパケットの送出先を決めてイーサネットヘッダー
を付加すると、デバイスドライバの送信関数を呼び出してイーサネットフレーム
を渡します。