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飲食店繁盛のヒケツ

飲食店運営に役立つ情報や日々の雑感、コラム等を配信しています。飲食店に興味のあるかたも無い方も楽しく学ぶ飲食店経営論をご紹介!

営業している方はクレーム対応という仕事を経験されていると思います。
クレーム内容も大きなものから些細なことまで様々ですが、直接お店に届かない
クレームのほうが多いと考えるべきです。

例えば、お客様のブログや食ベログなんかに感想と共に不満や不足点が書かれていませんか?
実は普通の感想の中に、身内では気づかない重要なポイントが書かれていたりします。
多いのが、他店と比べてどうか?という評価です。
「他店のOOと比べると、このお店はOOであった。」というフレーズなどです。

ある店では、こういう隠れた意見を吸い出して、改善点を見つける取り組みをはじめています。
例えば、テーブルや椅子がガタガタする、とか子供用のエプロンが欲しいとか・・・
社内会議の議題になるような意見もあると感じています。

お客様アンケートも有効ですが、こういう外部の意見を吸い出す取り組みを始めてみたら
いかがでしょうか。




本日手配していた業務用炊飯釜がとどきました。

ここの飲食店のオーナーは、既存メニューのブラッシュアップに余念がありません。
一つ一つの食材を、より良くより安くを基準に改善してきました。
そして、今回はご飯を抜本的に変えることにしたのです。
米の銘柄はそのまま、炊き方を変えようと。

目を付けたのが、ガス圧力式無浸漬炊飯器。

これは特殊な圧力釜タイプの炊飯器です。
標高の高い山小屋なんかで威力を発揮する炊飯器です。
米を圧力釜で炊飯すると、モチモチ、ツヤツヤに炊き上がります。
提供するご飯を美味しくしようということで決断されました。

ちなみに、この炊飯器は一般的な業務用炊飯器の3倍以上の価格です・・・

ご飯物が中心のお店で差別化策を検討しているかた
プランのひとつに加えてみたらどうでしょうか?

導入についてのご相談も受けております。

あるイタリアンのお店でのパーティプランが好調です。

小さいお店なので10名未満のパーティが中心。
そして、卓数もすくないのでいかに席効率をあげるかが課題です。

このお店のプランはたったの1種類、2名~予約できます。
優れているところは、1種類のプランでも、人数が3名、4名、5名以上で
どんどん内容が豪華になるという点です。

普通に考えると、値段は上がるもんですけど、人数が増えればお値段据え置きで
皿数が増えていくのです。

同じコースでも食べる人数で楽しさも変わるというプランは
お店側にもお客様にもメリットがあります。

お店としてみたら、宴会人数が増えるほど効率も上がります。
その分、お客様に還元しようというスタンスです。

小さなお店の奇襲戦略だと思います。