ダントツの収益モデルと自主自律のヒトづくりで、幸せな繁盛人を創出する!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー

ダントツの収益モデルと自主自律のヒトづくりで、幸せな繁盛人を創出する!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー

外部環境依存型のビジネスから脱却し、自社主導型のビジネスを構築して、経営の収益性を土台から革新する「会社を元気にする会社」


こんにちは!リンクスビジネスラボラトリーの細野です。

先日3月29日(土)は3月度のGLIDが開催されておりました!
今回は


特に今回はシンプルに「ビジネスの成功」というをテーマで、
ビジネスに関わり皆さん一人一人の根本に立ち返ってまいりました。

今回は、初参加者の方が多く、
経営者、公共機関の職員、アーティストなど、
実に多様な方にお集まりいただきました!


ここまで多様な方が集まると、
自然とダイアログの内容も実に多様に、
そして発見の連続になってきました。

GLID1403_007

さてさて、ではどんな一日だったのか…。
超ダイジェストですが、部ログをご覧の皆様にお知らせします!!

まずは、皆さんに現状分析。
お絵かきをしてもらいながら、それぞれの現状を絵に表わしてもらいました。
絵心があるかないか…。は別として、色々な表現をしておりました。


「自分をこんな風にみるのか…」
「そんな角度での見方があるんだ」
「私とは違った自己認識をしているんだな」

現状分析だけでも、多様な見方があります。


その後は、最高の未来の語り合い。

自分の業績、ビジネスの様子、顧客の様子を
ウソツキ、大風呂敷、夢物語なんでもOKで語り合いました!!



ここまで、参加者の皆さんも大いにイキイキと語り合い、
イマジネーションを最大限に膨らませてる方も多くいらっしゃいました。



その後は、ぐーーーーーっと現実に立ち返り、
そして地に足をつけて、最高に未来を実現するための課題を
次々とあげていただきました。

その中から、テーマを4つに絞り、
各参加者が語り合いたい課題のもとに集まって、
グループ別ダイアログが開始しました。


出された課題のテーマはこの4つ。

「新しいことに挑戦したい!でもどうすればよい…?」
「(会社・仕事を)愛する」
「あなたがビジネスをする理由」
「営業活動、あなたはどうしてる?」

そして、この課題テーマをもとに
課題を具体化していきました。

私は、「あなたがビジネスをする理由」のテーマを語り合うグループに
参加しましたが、このグループでは、
「社長もスタッフも、未来を担保できる会社になるためにはどうする?」
と課題を具体化して、課題の深堀、そして解決策のブレストを行ってまいりました。

一見すると、どれもシンプルなテーマですが、
話してみると実に奥が深い。
私の参加したチームでは、社長とスタッフがなかなか埋められない
〝溝”があることまでに、話が及びました。
GLID1403_002 GLID1403_001


そして、各チームで設定した課題に対して出された解決策を発表します。
しかし、あくまでもブレストで出された解決策です。
この解決策アイディアに対して
「ディズニーストラテジー」という手法を使ってチェックを行いました。

ディズニーストラテジーとは、
『夢を語る人』、『現実を見る人』、『批判する人』の3人のポジションから
解決策アイディアをチェックします。


ブレストでは、「あれもいいね!」「これもいいね!」と『夢を語る人』の
ポジションから解決策を考えました。


そして、次は他グループの人たちに『現実を見る人』、『批判する人』の
役割になってもらい、解決策アイディアに対してフィードバックしていただきます。

「○○の意見は具体性に欠けるね。本当に実現できるの?」
「顧客に意見を聞くなんて言ってるけど、本当にそんなことできるの?」
「スタッフに本気で未来なんて考えるなんている人いるの?」

などなど、フィードバックする側も心を鬼にして、
あえて現実的な意見、批判的な意見を言います。
GLID1403_004 GLID1403_003
※ディズニーストラテジーワーク中の様子。
 フィードバックを受けている人は結構キツイんです…!


そして、このフィードバックを受けて、
解決策アイディアをもっと洗練させ、思い付きではなく地に足がついていて、
行動につながる解決策にするためブラッシュアップをしました。


そして、最後に今日のダイアログでの学びを振り返り、
個人個人が、何を実践するのかという行動レベルに落とし込み、
それぞれが決意表明して3月度のGLIDが終了しました。
GLID1403_005


【リンクスビジネスラボラトリー GLID事務局 細野篤志】

こんにちは!リンクスビジネスラボラトリーの細野です。

先日8月31日()は第2回GLIDが開催されました!
今回は


「感情に対する自覚を高める方法」を一つのツールに、
「リーダーシップの殻を突き破る!!」

をテーマに開催しました。




土曜日の時間をたっぷり使ってのGLID。

前半は、
感情のプロフェッショナルとして、
多くの企業や自治体等のコミュニティで支持をされている、
金井津美氏のファシリテーションのもと、
「感情を自覚する」プログラムを行いました。



「“感情”と思っていたことは実は“思考”だった」
「感情自覚し、相手に伝えることと、
 感情的になることは違うことだと分かった」


「感情を自覚する」といっても中々難しいことが、
ワークを通じて皆さん実感しておられました。

なぜこんなにも感情を自覚することが難しくなってしまうのか・・・。
それは、私たちは

社長として、リーダーとして、一家の主として、兄妹の長として、
などなど
様々な社会的立場をとり、
その立場の役割を果たそうとするがために思考だけを働かせ、
自分の感情を押し殺してしまいがちだからです。


そこで、今回は、
「最も身近な感情=怒り」を手がかりに、
 怒りの目的を知り、自身の感情を探る
「感情探索手法」を使って皆さんの感情を探ってまいりました。


「怒りによっていろんな種類の感情が内在されているのが分かった」
「怒っている目的は、人によってそれぞれで三者三様だった」
「知らず知らずのうちに、自分が感情を抑圧しているのが分かった」
といった気づきの中、


「自分が怒る時にはパターンがある、
 つまり自分の感情や、感情に基づく行動にもパターンがあり、
 それが、周りの人との関係性や環境を作り出すことにも
 パターンがあるかもしれない」

という大切な気づきの声があがりました。


この「パターン」こそが、
後に私たちが向き合う「自身の殻」のヒントに
つながってまいりました。



いくつかのワークを実施し、
感情に対する感度を高めた後の後半パートでは、
いよいよリーダー同士の対話(ダイアログ)をしてまいりました。


参加者の方々から「ぜひ対話したい!」と
ご提案いただいた数々のテーマの中から、今回は


「経営者は自分の給料と社員の給料をどう決めているか?」


というテーマを入り口に対話を行いました。


“経営者としての役割と給料(お金)”



普段中々表立って話されない“お金”を取り扱ったテーマのためか、
一歩踏み込んで対話してみると、
その時に沸き起こる感情、自分が繰り返してしまうパターンが
明らかになってきました。


対話では、ロールプレイングという手法を使い、
経営者の立場、従業員の立場、
それぞれの立場になりきりながら対話を進めてみると・・・


「業績に応じて給料をすぐに上げてくれ!」と従業員
「経営リスクを考えると、すぐに給料は上げられない」と社長
「私たちががんばってきたからこその業績です!
 そのがんばりは無視するのか!?」と従業員


それぞれの立場からの主張をするばかりで、ずっと平行線のまま。
言葉レベルでは中々相互理解が進みません。


しかし、ここで皆様に「感情」に目を向けていただくようにお願いすると、

「もっと私たちのがんばりを認めてほしい、無視しないでほしい」
という従業員の「寂しさ・認めてほしい」と言った感情や、

「がんばっているのは分かっているし、給料だって上げたいけど、
 経営の視点から見ると、葛藤してしまう」
という経営者の「迷いや戸惑い」が少しずつ現れ始め、


それぞれの立場から一方的に主張する関係から、
お互いを理解しようとする関係へと変容していきました。



このロールプレイングを通じて、
皆さまが心で思っていることが、少しずつあらわになり、
同時に皆さまがつい取ってしまうパターンが見えてまいりました。



・少数派意見の声を分断してしまう
・社会的弱者の声に流されてしまう
・一歩踏み込んだ話しにになると、別の話にすげ替えてしまう
・対立が起ころうとすると、一般論の話をまとめようとする
・相手が感情的になってくると、理性的に返す
・耳障りなことを言ってくると、分断する聴こえないふり、
 無かった事にする


良し悪しは別として、
このパターンが自分の殻を作ってしまい、
無自覚に殻に囚われてしまった時に、
望ましくない悪循環にハマっていってしまい、
逆に殻を自覚できた時に、新たな自分の可能性を感じて頂き、
今回のGLIDは終了いたしました。


次回のGLIDは11月後半の開催を予定しております!


詳細は後日改めてお知らせいたしますので、
今後の情報をお楽しみになさってください!!


【リンクスビジネスラボラトリー GLID事務局 細野篤志】


「どうしてもメンバーを信頼できないのです」

 こんにちは。リンクスビジネスラボラトリーの細野です。

 これは、とある中堅企業の若手リーダーAさんのお話です。
 
 将来を期待されている優秀なAさんですが、
 人を巻き込んで何かを成し遂げるということが今ひとつ苦手でした。

 Aさんにとって“いかに周囲を巻き込んで成果を上げるか?!”が
 大きな課題となっていました。

 そのような中、
 これまでに経験したことのない
 大きなプロジェクトの責任者を任せられたのです。
 自分ひとりで成功させるのは大変難しいプロジェクトです。


 ボスから周囲のメンバーの力を借りるよう指示を受けるのですが、
 Aさんは中々それが出来ません。


 Aさんは、ボスにこうつぶやきました。


 どうしても、彼らの力を借りるのに躊躇してしまうのです。
 上手くいくイメージが沸かないのです


 Aさんがこのようなことを話すのは初めてではありません。
 これまでも、他のメンバーの力を借りてプロジェクトを進めることは、
 ありましたが、どうしてもメンバーのパフォーマンスを
 活かしきることが出来なかったことが何度もありました。



 なぜこのようなことを繰り返してしまっていたのか…。



 Aさんは、その原因をこう考えていました。


 私はメンバーを信頼し切れていないのです。
 プライベートでもそうなのです。
 結局いつも自分が中心でいないと気がすまないのだと思います


 しかし、原因は分かっているはずなのに、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 Aさんは、いつもいつも同じことを繰り返し、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 そして同じ原因で悩んでいました。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 「メンバーを信頼していない」
 「では、信頼すればよいではないか」
 「分かっているのにどうしても出来ない・・・」


 Aさんはずっと葛藤していました。
 「メンバーを信頼できるようにすればよい」
 という単純な話ではありません。


 Aさんは、そんな葛藤をボスに打ち明けたことをきっかけに、
 葛藤を持っている自分を客観的に見つめるようになりました。



 しばらく自分を観察していると、
 ある感情が原因となっていることに気がついていきました。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 「メンバーを信頼していない」
 そう感じるAさんの奥底には、
 「孤立感」という感情があるのが見えてきたそうです。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 幼少の頃からリーダーシップのあったAさんは、
 そのリーダーシップを発揮して、
 クラブ活動でも周囲を引っ張っていたのですが、
 ある時、Aさんの引っ張り方に反発を覚えたメンバーが、
 リーダーの役をAさんからほかの人へと移してしまったそうです。

 そのことで、「自分はみんなから必要とされていない…」
 と感じてしまい、孤立感を味わっていたそうです。



 Aさんとしては、一人の落伍者も出さないよう、
 「全員でやり遂げ、全員で喜びたい」という想いから、
 主要メンバーだけではなく、スキルの低いメンバーにも積極的に
 関わったのだそうですが、それがメンバーから疎ましく思われ、
 反発という形で、裏目に出てしまったのです。


 それ以来、Aさんはチームで何かをやるとき、
 その時感じてしまった孤立感が心の奥深いところに根深く入り込み

 「頼れるのは自分だけ。
  ましてや、能力が低い人と関わると余計ひどいことになる」

 と言った想いを持つようになったのです。



 「メンバーを信頼できない」真の原因
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 それは、メンバーから受けた反発による
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「孤立感」という感情だったのです。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 そしてその真因に気づいたAさんは、
 「孤立感」といった自分の感情と向き合い、
 そして、その感情が本来求めていた、
 真の目的を見出すことに取り組みました。


 そして、その感情が求めていた真の目的は、あの時感じていた
 「メンバー全員でやり遂げ、全員で喜ぶ」
 というものだったことをAさんは見出しました。


 そこからAさんは劇的に変化…。
 と言った、ドラマのような展開はありませんが、


 自分の感情に気がつき、真の目的を見出し、
 自分の殻を突き破り始めたAさんは、
 メンバーへの関わり方に少しずつ変化が現れていきました。

 そしてAさんは、
 この一連のプロセスを振返りこう話してくれています。



 自らの殻を破れたのは
 自分を客観的に見られるように、サポートしてくれ、
 「メンバーを信頼し切れていない自分」を深く掘り下げる
 環境(考え方とそれを示唆してくれたボス)があったからです。
 もし、そういった環境がなければ
 「メンバーを信頼できない」のが原因だ!と
 自分を責め続け、結局何も変わらないばかりか、
 自分自身を潰してしまっていたかもしれません。



 いかがでしょうか?


 「メンバーを信頼できない」
 と、いつも悩んでいたAさんですが、



 「それは、人を信頼し切れていない自分のせい」

 と、今まで原因と思っていたことが実は表面的なもので、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 もっと奥底に真因が眠っていたことに気がつき、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ようやく変化が始まったのでした。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 みなさまは
 「気がつけばまた同じことを繰り返してしまっている…」
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 なんて思うことはありませんか?


 例えば・・・、


┏────────────────────────────────
 ・ようやく組織の形ができあがりはじめると
  自分から壊し、元に戻してしまう
 ・部下に仕事を任せたつもりが、いつの間にか自分が
  采配を振ってしまっている
 ・月末が近づくと目標予算達成をするために、
  いつも自分が中心になって、動き回っている
 ・“部下を育成する!”と頑張るも、つい過剰にサポートしてしまい、
  余計にパフォーマンスを下げてしまう
 ・期待して採用した人材が、思うような働きをしてくれずに、
  イライラしている
┗──────────────────────────────── 


 もちろん、良い繰り返しのパターンなら、
 それを強化して更なる上昇気流に乗りたいところですが、
 悪い繰り返しのパターンなら、その真因を突き止めて、
 何とか良いパターンへと進化させたいものです。

 勿論、既に悪いパターンに気がつき、
 様々な対応を図り改善を図った方も少なくないかと思います。


 しかし、それでも繰り返しのパターンが
 引き起こされてしまっていたら・・・。


 もしかしたら、今まで「これが原因!」と思っていたのは、
 実は表面的なもので、もっともっと奥底に、
 真因が潜んでいるかもしれません。

 
 Aさんのように、
 「自分で原因は分かっているはずなのに、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  どうにもならない!いつも同じことの繰り返し!」
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ということに心当たりのいる方はいらっしゃらないでしょうか?


 8月31日(土)に開催されるGLIDでは、
 前回のメルマガお知らせした、
 「感情に対する自覚を高める方法」を一つのツールに、

 皆さんと組織が、今よりももっとイキイキと輝く
 リーダーシップを発揮できるような
 「殻を突き破る」場をご用意しております。


 Aさんのお話でもあったように、
 「殻を破る」のはそう簡単なことではありません。

┏────────────────────────────────
 ・客観的に自分を見させてくれる人、
 ・人との対話の中で自分の感情や想いを吐露できる場と時間
 ・自分の感情や想いに気がつける感度
┗──────────────────────────────── 

 こういったことが必要な条件となってまいります。

 今回のGLIDでは、
 年齢・性別・価値観・社会的地位などなど、
 多様性があふれる方々集まる場でのダイアログをつむぐ中で、
 皆さんの中に潜んでいる「殻」を発見し、
 突き抜けていくことをお手伝いしてまいります。



 8月の最終日に、
 たっぷり自分と人と対話をする時間を共に過ごしませんか?

 「リーダーシップの殻」を探し続けたあなたは、
 さらにイキイキとしてパワフルな
 リーダーシップを手に、新しい日々を過ごしていくことでしょう!


 8月31日(土)。皆様にお会いできるのを楽しみにしております!!

┏──────────────────────────────────────
 ★☆8月31日(土)開催! GLID概要☆★
┗────────────────────────────────────── 
  ■日程:2013年8月31日(土)
  ■時間:受付:9:30~
     開始:10:30~
     終了:19:30(予定)
     ※終了時刻は、ダイアログの状況により前後する可能性がございます。
  ■場所:豊島区生活産業プラザ 地下展示場
     東京都豊島区東池袋1-20-15 TEL03-5992-7011
  ■アクセス:→→地図はこちらをご覧ください←←
     (JR池袋東口駅 徒歩7分)

  ■参加費:21,000円(懇親会付)
       18,000円(懇親会なし)
       15,000円(複数割)
   ※同一企業から複数名参加される場合、2人目以降は複数割が適用されます。
   ※参加費は当日お支払い頂きます。
   ※開催1週間前からキャンセル料が発生いたします。

  ■定員 :20名

  ■申し込み:→→参加登録お申し込みはこちら!!←←
   

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【リンクスビジネスラボラトリー GLID事務局 細野篤志】



こんにちは!リンクスビジネスラボラトリーの細野です。

少しご無沙汰してしまいましたが、
今日のブログは、


「こんなはずじゃなかった・・・!!」


と多くのリーダーの中に潜む
「考えれば考えるほど、やればやるほど、
 組織とメンバーの活力を奪ってしまう」
という、小さな、しかし重大なジレンマについてのお話です。


特に、弊社代表の山田が普段組織開発に携わっていると、
リーダーの「こんなはずじゃなかった…」という呟きは、
本当によく耳にするようです。


今回は、コンサルティングの現場で
実際にあったエピソードも交えて、
「考えれば考えるほど、やればやるほど、
 組織とメンバーの活力を奪ってしまうジレンマ」
について、綴ってまいります。


* * * * * * * * * * * * * * 

「こんなはずじゃなかった・・・」

こんにちは、リンクスビジネスラボラトリーの山田です。
これは、とあるベンチャー企業家がため息とともに漏らした言葉です。

類希な発想力と瞬発力で事業を一気に伸ばした彼は、
「一人のライオンが100匹のウサギを率いる会社」に

危機感を抱くようになり、とある経営コンサルタントに勧められ、
幹部会(経営委員会)、事業部制、権限委譲、リーダー育成といった
全員経営を目指しはじめました。



しかし、当社をはじめて訪ねて下さった際に、
ため息とともに出てきた言葉は
「こんなはずじゃなかった・・・」
の一言でした。


何故、リーダーは考えれば考えるほど、やればやるほど努力は空転し、
それどころか、組織とメンバー、そして自分自身をも苦しい世界へと
追い込んでしまうのでしょうか?


それは、私達が

・経営者、リーダー、上司、父親、母親、夫、妻etc

何らかの社会的立場を取った時に発生する
”あること”
が大きな要因となっていると言われています
そのあることとは?


私達は社会的立場をとった瞬間に

「失敗しちゃいけない」
「完璧にやり遂げたい」
「そこまでの実力が私には備わっていない」
という声が心の奥底で発生し、
それは“不安”という形で大きな暗雲となって広がっていくのです。


それでもその立場にある以上、前に進まねばならず、
先ずは”不安”という心に麻酔をかけ、


一生懸命、“うまくいかせるため”の方法”
を考えて行くことになります。


もうお気づきのとおり、
”苦しい世界へと追い込むあること”とは
思考だけを働かせ、感情を殺してしまうことであり、


これが、その人が本来有していた本質的なものの見方や考え方、
周囲へのポジティブな影響力を破壊してしまうのです。

(リンクスビジネスラボラトリー 代表取締役 山田主規)


* * * * * * * * * * * * * * 


いかがでしょうか?
社会的な立場をとった瞬間に、心に麻酔をかけ
思考だけを働かせ、感情を押し殺してしまうという
リーダーのエピソードですが、
私も身近で似たようなことがあったのを思い出します。


数日前のある夜、
私は妻にある相談事があり、
こんな会話をしておりました。
(話の内容は、家族にとっての重要事項で、
少し込み入ったことなの控えさせていただきますが・・・) 


 私:「ねぇ、ちょっと相談があるんだけどいい?」
 妻:「いいよ。何?」
 私:「こないだ相談したあの事なんだけど、AかBで悩んでいたでしょ?
    あれ、結局Aにしようと思うんだ」
 妻:「・・・うん・・・・・。」

 ~しばし沈黙~

 私:「“うん”て何?相談してるんだけど・・・」
 妻:「相談ていうけど、もう決めてるんでしょ?」
 私:「そんな言い方ないだろ!?家族にとって大事な話だろ!?
    俺は色々悩んでたのに、何にも考えてないの!?」
 妻:「私は何をどう応えたらいいの?
    “ハイ分かりました”って言うしかないじゃん」

 ~以下、気まずい沈黙・・・~

その後、私は「分かった、じゃあAにするよ」というと、
妻は「ハイ」と憮然とした態度で、別の部屋に行ってしまいました。

その場は半ば強制的に終わってしまいました。


どうしてこんな結末になってしまったのでしょうか?
妻が、憮然とした態度で部屋を出て行き、
結局相談にならなかったのは、


「妻のリアクションに不満を感じた私は、
 “自分はこんなに真剣に考えているのに、何だその態度は!と”
 反射的に妻を責めるようなことをしていた」

ことにあったように思えます。


後に振り返ってみると、
そもそも、私は決断したAという案に
「・・・・・・。でも本当にこれでいいのだろうか・・・。」
という迷いや不安がありました。

だから相談したかったのです。


ですが、妻のリアクションは期待通りでなかった。


本当は迷いや不安があって、それを分かち合いたかったのに、
自分のその気持ちには気がつかずに、
相手の反応に対してだけ、勝手に腹を立てていたのです。



自分の感情に対する視点がなくなってしまっていたので、
相手の感情にも視点が行くはずもありません。



後に分かるのですが、
あの場で「どう応えろって言うの!?」と言った妻は、
相談といいつつも、既に決まったことの様に言う私に対して、
反抗心、怒り、悲しさ、寂しさを感じていたのですが、
表面だけの合意で「ハイ、分かりました」
と言っていたようです。



もし、表面的な合意のまま過ごしていたら
どうなっていたでしょう・・・。

私の決定したことで、万が一トラブルが起きていたら、
きっと妻は、
「だから私はやだったのよ!」言い、
私は
「キミは、あの時“分かった”って言ってたじゃないか!」と
妻を責め、まるで望んでいない、
「相手のせい」合戦になっていたことでしょう。



どうでしょうか?



今回は、「夫婦」の会話での例でしたが、
社長と幹部、上司と部下、リーダーとメンバー、
あるいは、社員とお客さんの間でも、




「社会的立場をとり、
 その立場の役割を果たそうとするがために、
 思考だけを働かせ、自分の感情を押し殺し、
 相手の感情にも目を向けられなくなってしまい、
 後になって望ましくない結果になってしまった」



なんてことはないでしょうか?


ビジネスの現場では、

 ・コントロールしようとする上司・される部下という関係性
 ・いつも加害者・被害者の図式が成り立ってしまっているリーダーとメンバー
 ・頭では分かっているけど、行動につながらない部下と、それを責め続ける上司

といった形で問題になっているのをよく目にします。


ビジネスとはいえ、そこに関わっているのは、
紛れもなく私たち“人間”です。
人間である以上、“感情”はつき物です。



しかし、自分の感情を押し殺し続けていると、
自分の感情に対して無感覚になってしまい、
ついには相手の感情にも無感覚になってしまい、



無自覚のうちに、相手にも感情を押し殺すことを強要し、
強要された相手は
「黙る」または「その場から去る」といった、
行為で反発しだし、非建設的な関係性へとエスカレートしてしまいます。


例えば、仕事がバリバリ出来るリーダーや、
自分のビジネスに没頭している経営者が、
部下が思うように動いてくれない、
期待した働きをしてくれないと、
「部下のやる気を高め」という名目の基
つい部下を叱責し続けた結果萎縮させてしまい、
余計パフォーマンスが下がってしまうことは
珍しいことではありません。


では、どうすればこの非建設的な関係性へのエスカレートを止め、
建設的な関係に築く方向へシフトさせることが出来るのでしょうか?



そのポイントとは、

「自分の“感情”に気がつき、捉え、
 “感情の先にある真の目的・願い”を明らかにする」

ことです。


先ほどの私の例の場合、
「一家の大黒柱としてしっかりしなければ!」
という社会的な立場をとることにこだわりすぎた余り、
相談といいながらも、まるで決まったことのように妻に伝え、
自分の期待していたリアクションが返ってこないことに、
「自分はこんなに考えたのに、彼女の態度は何だ!」
と勝手に怒っていたのです。


そう。怒っていたのです。


その起こっているという感情は、
どんな目的・願いがあったのでしょうか・・・。


“怒り”の奥底には・・・、



「本当は不安に思っている気持ちを分かってほしい、
 一緒に考えてほしい」

という、真の目的があることに気がつきました。


そのことに気がついた後は、少し恥ずかしい気持ちもありながらも、
本当は迷っていて、一緒に考えてほしいということを伝えたところ、
妻も自分の考えていることを語り始めてくれ、
望んでいた通り、一緒に考え結論を出すことができました。



日々業務・プライベートの中で、
相手の行動・言動・姿勢に
「怒り」「不安」「悲しみ」
などを感じることも多いでしょう。


こういった感情を抑圧するのではなく、
一旦感情に目を向けて、
その目的・願いを明らかにしていったらどうなるでしょうか?

先の例のような

 ・コントロールしようとする上司・される部下という関係性
 ・いつも加害者・被害者の図式が成り立ってしまっているリーダーとメンバー
 ・頭では分かっているけど、行動につながらない部下と、それを責め続ける上司


と言った問題状況に、変化の風が吹き出すかもしれません。


とはいえ、この「感情に目を向ける」ことは、
中々簡単なことではありません。


例えば、
皆様今この瞬間の感情を表現してみて下さい。

「なるほど、だからリーダーの○○はいつも部下をつぶしてしまうのか」
「上司は部下をコントロールしないと、会社なんて回らないじゃないか!」

こんな表現をした方はおられませんでしたか?


あるいは、
「今日の記事はやけに長くて、読むの疲れちゃったな・・・」
なんて思った方もいらっしゃるかもしれません。


これは、実は感情ではなく思考であることにお気づきですか?


感情はもっともっと奥底に隠れています。
普段無意識のうちに抑圧してしまうことが多いものですから、
目を向けても中々気がつきにくいのです。


来る8月31日()
私たちリンクスビジネスラボラトリーは
第2回目の「GLID」を開催いたします



8月31日のGLIDでは、
今回のメルマガでお伝えした、


「自分の“感情”に気がつき、
 “感情の先にある真の目的・願い”を明らかにする」

ということをテーマで開催いたします。


メンバーを率先していく皆様が
ビジネス人生を歩んでいく中で、
わきあがってくる感情。


今回は、知らず知らずのうちに
抑圧、あるいは無自覚になってしまっている
そんな感情にスポットを当て、
感情の目的を探っていくことを、
体感ワークを通じて明らかにし、
自分の感情への感度を高め、
同時に相手の感情への感度を高めてまいります。


そして、ダイアログを通じて、
感情に対する理解を深めてまいります。


さらに今回は、感情に対する気づきだけでなく、

「感情をどのように活用して、
 建設的な組織の関係を築いていくのか」

という、具体的な「方法」まで、お持ち帰りいただく
かなりボリュームのある内容になっております!

なので、今回は土曜日の時間を
たっぷりと使っての開催となります!



 ・これまで支配合戦の関係性から、建設的な関係性の組織にシフトさせたい方
 ・相手をコントロールするリーダーシップから、相手と理解しあい信頼関係の
  上の行動に変化をさせたい方
 ・良かれと思って言ったことが、思わぬ結果になってしまうことを
  繰り返している方
 ・「指示したことをやらない」という、部下の静かな反発に頭を悩ましている方


8月の最終日に、
たっぷり自分の感情と対話してみるお時間を過ごしましょう!


皆様にお会いできるのを楽しみにしております!!


┏──────────────────────────────────────
 ★☆8月31日(土)開催! GLID概要☆★
┗────────────────────────────────────── 
  ■日程:2013年8月31日(土)
  ■時間:受付:9:30~
     開始:10:30~
     終了:19:30(予定)
     ※終了時刻は、ダイアログの状況により前後する可能性がございます。
  ■場所:豊島区生活産業プラザ 地下展示場
     東京都豊島区東池袋1-20-15 TEL03-5992-7011
  ■アクセス:→→地図はこちらをご覧ください←←
     (JR池袋東口駅 徒歩7分)

  ■参加費:21,000円(懇親会付)
       18,000円(懇親会なし)
       15,000円(複数割)
   ※同一企業から複数名参加される場合、2人目以降は複数割が適用されます。
   ※参加費は当日お支払い頂きます。
   ※開催1週間前からキャンセル料が発生いたします。

  ■定員 :20名

  ■申し込み:→→参加登録お申し込みはこちら!!←←
   

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【リンクスビジネスラボラトリー GLID事務局 細野篤志】


こんにちは!リンクスビジネスラボラトリーの細野です。

先日第1回目が開催されたGLIDでは、
次回開催時までの限定&当日の参加者限定の
メーリングリストを開設しております。

メーリングリストでは、
当日の学びのシェア、またGLIDを参加した後の
日々のビジネスの活動の中で気づいたこと、
仲間にシェアしたい出来事を投稿しあっております。

そんなメーリングリストに
当社代表の山田が、
「リーダーの深層意識に潜む、“コントロール”」
組織に思わぬ弊害を起こしてしまうことと、
その処方のポイントが投稿されておりましたので、
メルマガ読者の皆様にもシェアさせていただきます!


※以下、投稿されたメッセージです。

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「本当は仲良くしたいのに関係性は悪くなるばかり・・・」

│これは多くの組織やチーム(家族という小さな組織でさえ)で
│頻繁に起こっているように思います。

│この要因の一つに「関わり方の誤作動・誤認識」が
│あるように感じています。

│例えば、ネガティブなことを伝える際の
│建設的コミュニケーション法として
│広く知られている手法の一つに

「アイメッセージ
(相手の非難ではなく、自分の気持ちを伝える)」
│というものがありますが・・・

│「私は蔑ろにされた気がして悲しい気持ちです」

│と伝えたらどうなるでしょう?


│お気づきかも知れませんが

│ここには、
「蔑ろにされた気がして」=「あなたが私を蔑ろにしたせいで」
│という相手評価メッセージが隠されています。

│その奥底には、「あなたが変われば良い」という
「コントロール」が潜んでいることが少なくありません。


│そして「評価」&「コントロール」された相手が次にとる反応は?

│もうお気づきのとおり、それは「迎撃」か「回避(鎖国)」
│の可能性が極めて高いものとなります。

│更に怖いことは、自分自身の中で、自分に対して、
│「評価&コントロール」を繰り返した結果
自分の本音が分からない「無感覚」となってしまう場合です。

│無感覚ですので、一生懸命ビジョンや方針を立てても、
│どこかで魂が入らなかったり、顧客対応や部下指導では、
│相手のニーズや痛みが感じ難くなったりという傾向が出て来ます。


│この「評価&コントロール」「迎撃&回避」の
│炎上ループに拍車を掛けるのか?
│あるいは、その火種のツボにテコを入れ”災い転じて福と成す”
│自分や組織を創造するのか?

│これはリーダーにとって、ビジネスにとって、
│必要不可欠な要素と感じています。

│私自身、自分の中にある「評価&コントロール」しようとする
│”ちっちゃな自分”を自覚して、受け止めて
│日々を過ごそうと思います。


(リンクスビジネスラボラトリー 山田主規より)
└───────────────────────────┘

いかがでしょうか?


経営者と右腕、上司と部下、親子、夫婦、
度合いの大小やシーンは別として、
私たちは、社会適応をしようとするあまり、
自分の本音に麻酔を打つようにして、

知らず知らずのうちに、自分にも相手にも無感覚になってしまう
ことが少なくありません。

私の場合、あらゆる場面で、
「相手をポジティブにしようとするコントロール」が
無自覚に起動することがあります。

 ネガティブな状態にいる時、
 私から、

「あなたが元気がなくて、私も悲しい。
 きっと上手くいきますよ!だから元気を出して!」
(=あなたのせいで、私も沈んだ気持ちになる!)
と、無理矢理コントロールされた相手は、

きっと「あなたには分からない・・・」と、
心の距離をとってしまうことでしょう。


一方で、ポジティブな方向へコントロールしようとする
私の奥底には、
「ネガティブな状態から“逃げよう”“目をそらそう”」
という、恐怖に支配されている自分が潜んでいます。


皆様にも、

「自分にも相手にも無感覚になってしまい、
 本当は良い関係性したいのに、さらに悪化してしまった」

という経験はないでしょうか?



次回のGLIDでは

「自分の本音・感情に光を当て、自覚することで、
 自分と相手との関係性の可能性を広げていく」


そんなテーマで、
LBL独自の、建設的な関係性を構築するメソッドの公開と
ダイアログを通じての気づきの促進プログラムを開催いたします!


開催概要は下記の通りです。
詳細、おってブログにアップいたしますので、
どうかお楽しみになさってください!


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【GLID 次回開催概要】
 ■日程:2013年8月31日()
 ■時間:10:00~19:00(予定)
 ■会場:豊島区生活産業プラザ 地下1階
  
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次回も皆様にお会いできるのを楽しみにしております!!


【リンクスビジネスラボラトリー 細野篤志】