【8月GLID開催報告】殻を破る!! | ダントツの収益モデルと自主自律のヒトづくりで、幸せな繁盛人を創出する!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー

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こんにちは!リンクスビジネスラボラトリーの細野です。

先日8月31日()は第2回GLIDが開催されました!
今回は


「感情に対する自覚を高める方法」を一つのツールに、
「リーダーシップの殻を突き破る!!」

をテーマに開催しました。




土曜日の時間をたっぷり使ってのGLID。

前半は、
感情のプロフェッショナルとして、
多くの企業や自治体等のコミュニティで支持をされている、
金井津美氏のファシリテーションのもと、
「感情を自覚する」プログラムを行いました。



「“感情”と思っていたことは実は“思考”だった」
「感情自覚し、相手に伝えることと、
 感情的になることは違うことだと分かった」


「感情を自覚する」といっても中々難しいことが、
ワークを通じて皆さん実感しておられました。

なぜこんなにも感情を自覚することが難しくなってしまうのか・・・。
それは、私たちは

社長として、リーダーとして、一家の主として、兄妹の長として、
などなど
様々な社会的立場をとり、
その立場の役割を果たそうとするがために思考だけを働かせ、
自分の感情を押し殺してしまいがちだからです。


そこで、今回は、
「最も身近な感情=怒り」を手がかりに、
 怒りの目的を知り、自身の感情を探る
「感情探索手法」を使って皆さんの感情を探ってまいりました。


「怒りによっていろんな種類の感情が内在されているのが分かった」
「怒っている目的は、人によってそれぞれで三者三様だった」
「知らず知らずのうちに、自分が感情を抑圧しているのが分かった」
といった気づきの中、


「自分が怒る時にはパターンがある、
 つまり自分の感情や、感情に基づく行動にもパターンがあり、
 それが、周りの人との関係性や環境を作り出すことにも
 パターンがあるかもしれない」

という大切な気づきの声があがりました。


この「パターン」こそが、
後に私たちが向き合う「自身の殻」のヒントに
つながってまいりました。



いくつかのワークを実施し、
感情に対する感度を高めた後の後半パートでは、
いよいよリーダー同士の対話(ダイアログ)をしてまいりました。


参加者の方々から「ぜひ対話したい!」と
ご提案いただいた数々のテーマの中から、今回は


「経営者は自分の給料と社員の給料をどう決めているか?」


というテーマを入り口に対話を行いました。


“経営者としての役割と給料(お金)”



普段中々表立って話されない“お金”を取り扱ったテーマのためか、
一歩踏み込んで対話してみると、
その時に沸き起こる感情、自分が繰り返してしまうパターンが
明らかになってきました。


対話では、ロールプレイングという手法を使い、
経営者の立場、従業員の立場、
それぞれの立場になりきりながら対話を進めてみると・・・


「業績に応じて給料をすぐに上げてくれ!」と従業員
「経営リスクを考えると、すぐに給料は上げられない」と社長
「私たちががんばってきたからこその業績です!
 そのがんばりは無視するのか!?」と従業員


それぞれの立場からの主張をするばかりで、ずっと平行線のまま。
言葉レベルでは中々相互理解が進みません。


しかし、ここで皆様に「感情」に目を向けていただくようにお願いすると、

「もっと私たちのがんばりを認めてほしい、無視しないでほしい」
という従業員の「寂しさ・認めてほしい」と言った感情や、

「がんばっているのは分かっているし、給料だって上げたいけど、
 経営の視点から見ると、葛藤してしまう」
という経営者の「迷いや戸惑い」が少しずつ現れ始め、


それぞれの立場から一方的に主張する関係から、
お互いを理解しようとする関係へと変容していきました。



このロールプレイングを通じて、
皆さまが心で思っていることが、少しずつあらわになり、
同時に皆さまがつい取ってしまうパターンが見えてまいりました。



・少数派意見の声を分断してしまう
・社会的弱者の声に流されてしまう
・一歩踏み込んだ話しにになると、別の話にすげ替えてしまう
・対立が起ころうとすると、一般論の話をまとめようとする
・相手が感情的になってくると、理性的に返す
・耳障りなことを言ってくると、分断する聴こえないふり、
 無かった事にする


良し悪しは別として、
このパターンが自分の殻を作ってしまい、
無自覚に殻に囚われてしまった時に、
望ましくない悪循環にハマっていってしまい、
逆に殻を自覚できた時に、新たな自分の可能性を感じて頂き、
今回のGLIDは終了いたしました。


次回のGLIDは11月後半の開催を予定しております!


詳細は後日改めてお知らせいたしますので、
今後の情報をお楽しみになさってください!!


【リンクスビジネスラボラトリー GLID事務局 細野篤志】