今回は久々の「東池袋系大勝軒」系列のお店です。いわゆる、山岸チルドレンですな。
最寄り駅はJR総武線・横須賀線・総武快速線の錦糸町駅になるんですけど、あ、半蔵門線も通っていましたね。近年、駅前開発が急速に進み、都内でも徐々に地価が高騰し始めた地域です。
それもそのはず、実は錦糸町って、東京都が指定した副都心なんですよね。いわゆる業務指定地区です。要するに、東京の中でも都心と呼ばれる地域(代表例は新宿)に会社が集中しちゃったから、通勤ラッシュや高層ビルの建築ラッシュによる地盤沈下などが問題となり、それを分散しようとして副都心として特定の地域を指定したわけです。
ちなみに副都心は7つあり、現在の副都心といえば、初期に出来た新宿・渋谷・池袋の3つと、上野・浅草地域、錦糸町・亀戸地域、大崎、臨海、以上4つを加えた合計7つとなります。
こういうのを考えると、東京の新しい名所になりそうなスカイツリーのできる場所が上野・浅草地域~錦糸町・亀戸地域の間にあることや、テレビ局が臨海地域に移ったのもなんとなーく理解できる。
さてさて、ラーメンとはさっぱり関係のない話を書いてしまいましたが、ここからが本題。上記のように錦糸町は指定副都心なので駅周辺はとても人口が多い。しかし、、、
意外にもラーメン不毛地帯…。
人の多さの割にはイケてるラーメン屋がすくないんですよねぇ。やっぱり地価が高いからかなぁ。何気に、新宿や渋谷でも駅周辺では美味しいラーメン屋は少ないと個人的には思ってます。こういう地域で美味しいラーメン屋は、だいたい駅から離れたところにあるパターンが多い。「風雲児」しかり、「凪」しかり。
今回の「つけめん海亀」もちょっと駅から離れてます。
店外にも店内にも、つけ麺の第一人者である山岸一雄さんとの写真でいっぱいです。店内に入って驚いたのが、お客さんが老人のみ。なんだかまだこのお店が出来て2年も経ってないのに、もう数十年も営業してますという風格が出てますね~。
☆節多めつけめん中(750円)
中盛りまで無料で麺量は300gなんですが、いやー結構な量です。消費者に優しいお店ですな。少し白みのかかった麺に、ドロ系ではないサラサラしたつけ汁。うん、王道の東池袋系ですね。
麺は開店当時から変わらぬ柔らかめに茹で上げた麺。コシが無いわけではないけど、今時のつけめんに慣れてる人には違和感があるところでしょうね。
さらにつけ汁も、濃厚魚介豚骨に慣れてる人には逆に新しく感じるかもしれない。甘辛酸っぱい汁だけど、甘味が強いです。魚介の味はちゃんとするけど風味はあまりないことから、カツオではなくサバが主体でしょう。さらにサバだけだと魚介のコクが足りないから、ベースに煮干しを入れた感じ。もちろん、一番の味の底になるのは動物系、鶏と豚だろうとは思いますけど。
具は、ネギ・ノリ・メンマ・チャーシュー、といったところ。チャーシューが柵切りではなく大きめの一枚なのが目新しいところですかね。チャーシューは温かいのが入ってました。その丁寧な調理、GOOD!!
面白いのが、つけ汁の濃度が高くないせいか、つけ汁が冷めても比較的食べれます。なるほど、サラサラ系のつけ汁だとそういう利点があるのですなぁ。スープ割を頼むとそれぞれの素材の味が少し輪郭を帯びてきます。食がこの段階まで進むとリアルに日本蕎麦のつけ汁を薄めたものを飲んでいるような錯覚を感じました。
もちろん完食しました!!なかなかのお味です。
よそ行きではなく普段着の味
そう感じますね~。味にパンチはないけど、安心してゆっくりまったり食べれる味、といったところでしょうか。このつけめんなら毎日食べれそうですな。
それに、店主と店員さんたちがマイペースに丁寧に調理してるから、必然的にお店の雰囲気も柔らかくなりますね。女性店員が多いのも穏やかな空気が流れる一因だと思います。これなら客の年齢層が高くなる理由もわかるなぁ。きちんと食事をしたいという人にはオススメですね。
私的評価 C
今回のお店:錦糸町大勝軒 つけめん海亀
住所 東京都墨田区江東橋4-25-11
TEL 03-3634-4017
営業時間 11:30~15:00/18:00~20:00
定休日 毎週日曜、第一、第三月曜
最寄り駅 JR:総武線、東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」































































