こんにちは

心理セラピストの野沢ゆりこです。

 

 

おもに東京・千葉で活動しています。

自己否定が強い人、いつも自分を責めて苦しい人に向けて、

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って

根本解決のお手伝いをしています。

 

 

プロフィールはこちら

 

 

2024年3月より

リトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリング

担当しております。

こちらもよろしくお願いいたします。

 

 

毎日蒸し暑いですね。

夜もエアコンのタイマーが切れると目が覚めてしまいますふとん1

 

 

昨日から腰が痛いのと咳も出てガーン

もうおばあちゃんみたいに身体が弱っておりますよダッシュ煽り

 

____________________

 

脳みその特性について 

シリーズで13回にわたって書いてきました。

 

 

今日のテーマはフロー状態、ゾーンに入るとは?です。

 

 

興味深い本に出会えたのがうれしくて

勉強になったのでシェアしたいなと思ったのです。

 

メンタル脳

 

アンデシュ・ハンセン 著

マッツ・ヴェンブラート 著

久山葉子 訳

 

 

前々回のブログでは「幸せは追い求めると逃げてしまう」ということを書きました。

 

 

 

前回のブログでは「幸せの要素とは?」について書きました。

 

 

 

「幸せに欠かせないものは?」の質問に対して、多くの人が、

身近な人との良好な関係と答えた調査結果があること、

 

 

それにプラスして、

夢中になれる何かをみつけること

それは自分にとっても人にとっても意味のあることがふさわしい。

 

 

そうすると、フロー状態、ゾーンに入ることができ、

最高のパフォーマンスが発揮できることを書きました。

 

 

ではフロー状態、ゾーンに入るってどんな状態なのか?

について今日は書きます。

 

「こころのしくみと働き図鑑」創元社を参考図書としています。

 

フロー状態とは?

 

ある活動の中で取り組んでいる課題の難易度と、その課題をこなす能力がうまく釣り合ったとき、人は最高の精神状態を経験する。

この精神状態をフローと呼ぶ。

 

ハンガリーの心理学者ミハイ・チクセントミハイが名付けた。

 

「人々はその体験が非常に楽しいため、活動そのものを目的として、大きな犠牲を払ってでもそれをし続ける」という。その得難い状態をフローと呼んだ。

 

ゾーンに入るとは?

 

 

フローは運動選手にとって、とりわけ豊かでパフォーマンスを高める体験である。

時間の感覚を忘れ、他の何にも気を取られずにその瞬間に集中でき、課題の難しさを感じつつも圧倒されることなく、何か自分よりも大きなものと繋がっているという感覚を持つときに訪れる。

 

 

フローに入りやすい環境とは?

 

どのレベルの選手もフローを見出すことができる。

フローが起こりやすい環境を作るために、コーチが出来ることとしては、選手のコミットメント(決意・努力)達成の後押し、チームおよびメンバーの明確な目標設定、努力を要する選手たちの能力の範囲で遂行可能な活動の提示、そして批判的でない一貫したフィードバック(評価・助言)が挙げられる。

 

 

フロー状態の脳とは?

 

フロー状態の脳ではさまざまな変化が起こる。これにより、人は課題に完全に没頭し、意識的にものを考えることなく、素晴らしいパフォーマンスができるようになる。

 

 

前頭前野のスイッチがオフになる

 

問題解決や自己批判といった高次の思考プロセスが、一時的に働かなくなる。

 

 

神経科学物質が放出される

 

パフォーマンスを高める一群の神経科学物質が放出される

 

・セロトニン→気分の安定を司る

・エンドルフィン→痛みを和らげ気分を良                            くする

・ドーパミン→報酬に目を向けさせ、それ                      を得るための行動を促す

・アナンダミド→至福寛に関わる

・ノルアドレナリン→集中力と覚醒度を高                               める

 

心が静まる

 

脳波が通常の覚醒時に出るβ派よりも遅いものとなり、α波とθ波の中間の、夢を見るときのような状態になる。

 

 

前頭前野のスイッチがオフになるというのは意外でした。

最高のパフォーマンスに思考は邪魔だということですね。

 

 

失敗したらどうしよう・・・

私には無理かもしれない・・・

 

 

そんな思考は働かない方がいいのですね

 

 

夢中になるという言葉がありますが、

脳波はまさに夢の中の状態というのも面白いですね。

 

 

フローに入るためには?

 

大好きな活動を選ぶ

 

自分にとって楽しみな活動には、我を忘れて集中しやすい

 

 

課題は挑戦的だが難しすぎないこと

 

取り組む課題は、全集中力を傾けなければこなせない程度には難しいが、自分の能力を超えないものとする。

 

 

最も調子が上がる時間を知る

 

活力が最も高まる時間帯にはフローに入りやすい

 

 

気を散らすものを排除する

 

集中を妨げるものを片づけることで課題に没頭できる

 

 

スポーツ選手がわかりやすい例ですが、

別にスポーツじゃなくてもいいのです。

 

 

でも安易なものではフロー状態にはならないのです。

お酒とかパチンコではダメなんです。

 

 

ポイントはちょっと難しいことです。

 

 

尚且つ

自分が大好きなこと

 

 

尚且つ

自分にとっても人にとっても意味のあること

 

 

尚且つ

それを応援してくれる人の存在

一緒に頑張れる仲間の存在

 

 

大好きなことだからこそ頑張りたい!こうなりたい!

という決意や目標

日々の努力

 

 

これらの条件がそろった時、

人はフロー状態に入ります。

 

 

それはとても幸せな状態だと言えますね

そんなものを探すことができたら自分を生きてるって感じられますね!

 

 

今日はフロー状態、ゾーンに入るとは?について書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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