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ユリノキ-家族はじめます!-

家族の笑えるエピソードを奇天烈な文章で綴る、おバカイラストエッセイ!
みんな笑って幸せになりますように!

ディズニー映画『ウィッシュの歌、「ウィッシュ~この願い~」を気に入っていたにもかかわらず、本編を観ることに関しては、「網膜に映すことはできます。」と、消極的な意見を述べていた

 

 

そんなは先日、ディズニープラスにて、ウィッシュ』の本編実際に網膜に映すことになった。

 

 

映画『ウィッシュ』の登場人物で、マグニフィコ王というのがいる。

 

ロサス王国の王で、国民の願いを叶える魔法使いでもあるのだが、実は自分が良かれと思う願いしか叶える気がなく、皆の願いを奪い支配しようとする。

 

国民から慕われ、崇拝されていると自負し、「俺は国民にこれだけのことをしてやってるんだ!なのにあいつらは図々しい。」と感謝されて当然と、憤怒する。

 

 

自分のことをハンサムだと信じて疑わないナルシスト的な一面もある。

 

 

「ねぇ、一応王として民をこの国に住まわせてあげようという姿勢もありながら、こういう歪な心を持っている人って、どんな性格って言えるのかな?」

 

「…彼は自己愛性パーソナリティ障害です。」

 

 

 

会社で主に分析業務を行っているは、ディズニー映画『ウィッシュ』においても、独自の分析力マグニフィコ王の心の健康状態を診断しているのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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春休み登山の後で、山のふもとの旅館に泊まった。

 

 

大浴場には、最新ドライヤーが用意され、自由に試せるサービスがあった。

 

 

「ReFaのドライヤーを試したかったんですが…。」

 

 

ボンレスハム焼き豚のような男性二人が、互いに譲り合っていたために、試すことができませんでした…。」

 

 

例え、ひどくないか。

 

 

予想外の暑苦しさに、夫のはいつの間にか乾いていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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息子は、今、にゃんこ大戦争というゲームにハマっている。

 

 

128種類ほどのネコたちが登場する、バトルゲームなのだが、息子はボール紙でそのネコたちのフィギュアを作っている。

 

 

「ねぇ、パパ、オリジナルのネコを作ろうと思うんだけど、どんなネコがいい?」

 

「ケツ毛ネコ。」

「わかったー。」←意外とあっさり承諾。

 

夫はケツ毛コンプレックスなので、せめてネコでもいいから仲間が欲しかったのかも知れない。

 

 

 

 

―数分後

 

「ママー、パパのリクエストで、ケツ毛ネコを作ったよ。パパがケツ毛抜いてくれたから最初、テープで貼ってたんだど、やっぱり気持ち悪いからはがした。

 

 

 

ケツ毛ネコは、ケツネコとなって、今ネココレクションの中にひっそりと佇んでいる。

 

 

 

 

よい子は真似しちゃダメ!

 

 

 

 

 

 

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数ヶ月後、アフリカ、ジンバブエ出張する。

 

出張するにあたり、事前情報の調査が開始された。

 

「私、マラリアの予防薬の接種と黄熱病の予防接種を受けなくていけないかもしれません。」

 

「予約したホテルの口コミによると、部屋の窓を開けっ放しにしておくと、野生動物が侵入し、食べ物を持っていかれるので注意、とのことです…。」

 

「夜も気をつけてね。ベッドに入ってきて、朝起きたら一緒に寝てたことに気づくかも…。」

 

 

 

「ホテルの中庭では、イボイノシシと思われる野性動物数匹サルの群れが、芝をはんでいて、怖かったそうです…。」

 

 

「夜になると、カバがその中庭を陣取り、縄張りの頂点に立つとのこと…。」

 

観光名所のヴィクトリアの滝付近には、がおり、ザンベジ川にはワニがいるので、気をつけろとの情報もあったそうだ。

 

 

「想像以上に、ライオンキングの世界だね…。でも、四つ星ホテルなだけあって、食事は期待できるんじゃない?」

 

「ですかね♪」

 

「ワニ」

 

 

「イボイノシシ」

 


「……。」

 

アフリカ大陸に進出する男の淡い期待が、ザンベジ川に跡形もなく流れていくようであった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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