+くちたまっちとの思い出+ | ユリノキ-家族はじめます!-

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家族の笑えるエピソードを奇天烈な文章で綴る、おバカイラストエッセイ!
みんな笑って幸せになりますように!

いつぞやか、メルカリで購入した初代たまごっちを持って、歯科大学付属病院息子の歯の治療をしに行ったことがあった。

 

待合室でくちたまっちの世話をして時間を潰したが、案の定…

 

たまごっちを病院に忘れた。

 

 

不機嫌にさせたり空腹にさせたりすることによって、なる可能性がある(飼い主がズボラだとなる)、といわれるくちたまっち

 

 

育て方が雑でくちたまっちになった挙げ句、そのくちたまっちを忘れてくると言う、とてつもなくズボラな親子である。

 

しかし、見殺しにもできず、病院に忘れ物の問い合せをする。

 

「すみません、病院に、たまごっちの忘れ物ありませんでしたか?」

 

「あっ、ありましたよ-、緑のたまごっちですよね。」

 

 

「それです!来週あたり取りに行きますので!!」

 

「はーい。あ…その間育てておいた方がいいですか?

 

忘れ物のたまごっちを育てようとしてくれる、恐ろしく優しいスタッフ、ここにあり。

 

「いえいえ!そんなお手間かけさちゃうわけには!放置で大丈夫ですよ!」

 

 

「わかりましたー。ではそれまでお預かりしておきますね。」

 

 

翌週、我々のくちたまっちを迎えに行くと…

 

 

天使っち(お亡くなり)になっていた。

 

予想通り。

 

あの時、スタッフの人に甘えていたら何っちになっていたのだろう。

 

後悔先立たず…親子そろって、くちたまっちのように、口をとがらせるばかりであった。

 

 

 

 

 

 

 

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