【2017リリーズ五大ニュース、からの年末のご挨拶】 | 監督のささやき戦術

 年の瀬も崖っぷちとなる大晦日の夜遅くに、、毎年恒例の無理矢理にひねり出した今年の当スタジアム五大ニュースで去りゆく1年を振り返りつつ、併せて年末のご挨拶をさせて頂きたいと思う。

 

 

 

◇2017リリーズ五大ニュース◇

 

第5位 メディアへの露出、通算100本を超える

 2013年の開場からの5シーズン目にして、TV、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットなどの各種メディアで当スタジアムをご紹介頂いたり、インタビュー取りの場となったり、収録会場としてご利用頂いたりした本数が100本の大台を超える

 何年経っても無名弱小零細の当スタジアムにとって、存在を広く知らしめてくれるメディアの存在は、非常にありがたいものである。今後も「野球ネタならとりあえずあそこ」と言って頂ける、すぐに思い出して頂けるよう、せっせとクオリティを高めてゆきたいと思う。

 

 

第4位 東京野球ブックフェア、2年連続出展!

 昨年初出場を果たした『東京野球ブックフェア』に、出禁を言い渡されることなく2年連続での参加が叶う

 2回目の出展の看板商品として引っ提げて行った『野球観戦手帳』が、こちらの想定のはるか上ゆく売り上げを記録したのは嬉しい誤算であった。

 『東京野球ブックフェア』出展も『野球観戦手帳』も、今のところ2018年も継続の予定である(出展を断られなければ…)。

 

 

第3位 『TOKYO METRO 90 Days FES!』スタンプラリー!

 日本プロ野球の歴史よりも長い歴史を持つ、日本の地下鉄。その由緒正しき地下鉄の開通90周年の記念事業のひとつである『TOKYO METRO 90 Days FES!』に、どなたかは存じ上げぬが恐らく野球好きの地下鉄職員さんにご推薦頂き、末席に加えて頂けたのは、当スタジアム史上に残る栄誉であった。

 こちらのスタンプラリーは1月24日まで開催中。年始もぜひスタンプを押しに来ていただければ。

 

 

第2位 『WBC2017』開催!

 さも当スタジアムが開催したかのような物言いだが、もちろん違う。

 当スタジアムの開場は2013年の3月、前回大会である「WBC2013」の真っ只中のことであった。そんな場所にそんな店ができたことなど日本中のほぼ誰も知らぬような状況の中、当然のことながら当時は閑古鳥がさえずりまくっていた。そんな廃墟のような場内の片隅で、「次の『WBC』の時には、大勢のお客さんで埋め尽くされるような店にするぜ!」と一人密かに誓ったのである。明日のことすら覚束ぬというのに…

 あれから4年。次回大会を見ることなく廃業…、という最悪な結末だけは免れて4年間をどうにか生き延び、迎えた3月の『WBC2017』。東京ドームでの1次R、2次Rの侍ジャパンの6試合は全て満席御礼、半分も埋まれば御の字と考えていたド平日日中の準決勝もまさか満席御礼と、予想をはるかに上回る多数のお客様に当スタジアムで侍ジャパンの応援に熱く盛り上がって頂き、またその模様の取材に多くのメディアにもお越し頂いたのだった。

 4年前には世迷言に等しいレベルだった誓いの、これ以上ない成就。ここまで支えて頂いた多くのお客様へ改めて感謝するとともに、これからも多くの野球ファンの皆様に楽しんで頂ける場あり続け、『WBC2021』には今まで以上にスケールアップしていたいと、決意を新たにしたのだった。

 これからも『WBC』は当スタジアムの成長のマイルストーンであってほしいと願っている。

 

 

第1位 つぶれずに1年を乗り切る!

 

 今年で4回目のこの年末五大ニュース。第1位に輝いたトピックは、4年連続でこれ

 「は?、そんなことが一番のニュースなの?」などと訝しむなかれ。世に言う「飲食店5年生存率20%」、つまり今日オープンした飲食店の5店舗中4店舗が5年以内に廃業するなんて言われているが、なんの後ろ盾も資本もコネも人脈も特殊技能もなく、さらには自らイロモノ縛りまで課してしまっている当スタジアムの致死率は、世間の相場などをはるかに凌駕する高率になるであろう。

 来春で開場丸5年を迎える当スタジアム。とりあえず今のところは生存20%の方のフチに必死にしがみついてはいるが、文字通り「吹けば飛ぶような」零細居酒屋に「慢心」の二文字などはあるはずもなく、毎年こうして無事に年越しを迎え続けられる限り、その年一番のニュースはこれであり続けるのである。

 来年もまた同じニュースで1年を締め括れるよう、当スタジアムなりの野球道に邁進してゆく所存である。

 

 

 

 当スタジアムにとって、5年目のシーズンとなった2017年。5年も同じところで同じことやってれば、多少の余裕も出てきそうなものだが、生き延びるための試行錯誤にジタバタし続ける日々は何年たっても変わるはずもなく、今年もあっという間の1年であった。もちろんいいことばかりなわけはないが、好きな野球をメシの種にして、餓死しない程度にはメシが食え、多くの野球ファンのお客様に支えられて過ごすことができたのは、本当にありがたい限りで、今年も実に楽しい1年であった

 

 2017年の当スタジアムの営業日数は302日。1日たりとも「来場者数0」という日がなく、無事に1年を完走できたことに、当スタジアムにご来場頂いた、応援してくださった全てのお客様に、この場をお借りして心からの感謝の気持ちを伝えさせて頂くとともに、来年3月に開場丸5年、そして6年目のシーズンに突入する2018年の当スタジアムへも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げて、2017年年末の挨拶とさせて頂く。

 

 

 改めまして、2017年は本当にありがとうございました。

 1月5日(金)からスタートする2018年の当スタジアムへの皆様のご来場も、引き続き心よりお待ちしております。