【リリーズ池尻スタジアム'17 ~東京野球ブックフェア~】 | 監督のささやき戦術

 「WBC2017」の繁忙にかまけているうちに少々話題の鮮度が落ちたが、先週末11日(土)、12日(日)に出店者として参加させて頂いた『東京野球ブックフェア』の話をさせて頂く。

 

 

 回を重ねるごとにどんどん盛大になってゆく『東京野球ブックフェア』は、今年初めて2日間の開催に。もちろん鼻息も荒く2日間とも出店させて頂いた当スタジアム。その当スタジアムのブースがこちら。

 陽の光がさんさんと降り注ぐ窓際の、長机ひとつぶんのスペースに陣を構えた、2日間限りの「リリーズ池尻スタジアム」

 「イロモノは文字通り窓際扱い」という主催者側の無言のメッセージが込められていた場所というわけではないと思いたい…。

 

 

 こちらは、初日開場前の会場内の様子

 モノを販売するブースが大半なのだが、お客様を取り合ったり売り上げを競ったりするようなイベントでは全くないので、当たり前だが会場内の空気は終始穏やかであった。

 

 

 この割と広い、小学校の教室ふたつ分ほどのスペースは、午前11時のイベントスタートと同時に参加者で一気に埋まる事になる。これは昨年同様、いや、聞いたところによると開門前から並んでいた一番乗りは朝8時過ぎとの事で、白熱っぷりは昨年以上であった。

 

 そのご来場の多数の野球ファンに、せっせと名を売る桃色野郎の図

 突貫工事で手折りして大量に持って行った、出来立てほやほやの当スタジアムの「桃色ポケット日程表」は、おかげ様で割ととんでもない数を配布する事に成功

 

 割ととんでもない数と言えば、今回の『東京野球ブックフェア』に当スタジアムの主力商品として持ち込んだこれ

 当スタジアム謹製、『野球観戦手帳』

 こいつが想定外に売れたのである。

 

 ブースにお立ち寄り頂いた方に、『野球観戦手帳』をこれでもかとお勧めしている様子

 もちろん後が怖いので「こいつを使うと札束で一杯のバスタブで美女を侍らせられます!!」的な誇大広告や押し売りの類は一切していない

 結構ギリギリのタイミングで、しかも当然当スタジアムのブログやTwitterなどでしか告知していないにも関わらず、「手帳買いに来ました!」という指名買いのお客様が非常に多く、また2冊3冊とお求め頂く方も多数いらっしゃり、なんと当初努力目標として設定していた数量の倍も売れてしまったのである。いい意味で見込みを外し、ありがたいやら恐縮するやらで…。

 

 おかげ様で、あとはのんびり当スタジアムで売ってゆこうと考えていた残り分が見込みよりもはるかに少なくなってしまったが、まだそこそこの在庫はあるので、ご希望の方はぜひご来場時にお申し付け頂ければと思う。ロットや製品特性の関係で追加生産は難しいので、無くなり次第終了とさせて頂く。

 

 

 昨年同様、異様に目を引く桃色の袋を持たせ、往来で当スタジアムの宣伝をさせようという料簡の元、当スタジアムのブースでお買い物をして頂いた方に差し上げた『桃魂ショッピングバッグ2017』

 意図した通り、桃色の袋をぶら下げた人が池尻界隈に多数出没。どれだけ広告効果があったかは全く未知数だが…。

 『野球観戦手帳』が大いに売れた事もあり、『桃魂ショッピングバッグ2017』が途中で在庫切れとなり、少々残っていた昨年のショッピングバッグを急遽放出するという嬉しい誤算。多くの方に貰って頂き、それなりのコストを投じた甲斐もあったと言えよう。

 

 

 今回の『東京野球ブックフェア』で初めて行われたとある企画に、しれっと参加させて頂いた当スタジアム。その「とある企画」とはこちら。

 参加者の記念撮影スポットとして施設入り口付近に設置されていた、プロ野球中継などでお馴染みの「ヒーローインタビュー」的スペース。そのバックボードに出稿させて頂いたのである。

 スタッフの方が手弁当で運営を支えているこの『東京野球ブックフェア』。当スタジアムのようなイロモノも嫌な顔一つせず仲間に入れて頂いている恩義に、出店料以外で何かお役に立てればと考えていたところに頂いた協賛のお話。もちろん当スタジアムが出来るくらいであるから「寸志」レベルの協賛ではあるが、こうして些少なりともお役に立てて良かった。

 

 使用例はこんな感じ。

 ご丁寧におもちゃのマイクまで用意されていたのだった。

 

 「プロ野球っぽい事」に異常な憧れを抱く当スタジアム的にも、こうやってよそ様のイベントのバックボード広告に堂々とロゴマークを掲出できた事は、大慶の至りであった。いつか自前でこんな感じの事をやってみたいと思う。

 

 

 2日間で都合14時間に及んだ『東京野球ブックフェア』であったが、来場者が終始途切れず常に賑わっていたのと、そして何よりも楽しかったので、出店者側としては本当にあっという間であった。

 その内容を語り始めたら果てしないので、詳細はTwitterやInstagramの「#東京野球ブックフェア」のタグで検索し、ご来場頂いた皆様の生の声で追って頂ければと思う。

 

 ご来場頂いた全ての野球ファンの皆様はもちろん、お久しぶりもはじめましても、全ブースにご挨拶に伺い、『桃魂ショッピングバッグ2017』を押し付けて回る怪しい桃色野郎に快く応じてくださった出店者の皆様、そして今年も参加を許してくださった『東京野球ブックフェア』主催者様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。ありがとうございました!!

 出入り禁止を言い渡されない限り、今後も出店を続けてゆきたいと考えているが、まずはよそのイベントに出店してられるくらいの余裕が持てるよう、本業の方に精を出したいと思う。

 

 隙を見てよそのブースで仕入れてきた戦利品の数々は、ちょっとずつ紹介させて頂く。

 

 

 野球の楽しみ方の裾野の広さを改めて実感させられた、先週の『東京野球ブックフェア』。

 その裾野の末端にあり続けたいと願う当スタジアムへの皆様のご来場を、引き続き心よりお待ちしております。