バイオエタノールあれこれ -49ページ目

ブラジルは本気だぁ!

FujiSankei Business iの記事です。
ブラジルからの輸入が本当に良いんでしょうか?


http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200608120008a.nwc

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ブラジル 日本企業にラブコール バイオエタノール 新たなビジネス機会

 ■サンパウロ大学大学院、ロベルト・フカイ教授に聞く

 “バイオエネルギー大国”ブラジルが、日本企業との提携を求め、熱いラブコールを送っている。東京・大手町の国際協力銀行(JBIC)でこのほど開かれたセミナー「ブラジルと日本の新たなビジネス機会」で、ブラジルの講師は日本企業との協力・提携の重要性を訴えた。講演したサンパウロ大学大学院のロベルト・フカイ教授に、バイオエネルギー分野における日本とブラジルの今後の展開、課題などを聞いた。
                  ◇
 --原油価格の高騰や地球環境問題への対応から、バイオエタノールへの関心が世界的に高まっている。ブラジルは一大生産国だが、今後の需要増に対応できるのか

 「ブラジルの国土8億5100万ヘクタールのうち、耕作可能な土地は3億8800万ヘクタール。実際に農業に使っているのは6200万ヘクタールで、サトウキビ畑は630万ヘクタール、バイオエタノール向けはその半分の320万ヘクタールしか使っていない。中央部には2億2200万ヘクタールの広大な放牧地があり、そこをサトウキビの栽培に活用すればいい」

 --開発が進めばアマゾンを破壊するとの懸念もある

 「アマゾンや自然保護地域の4億6300万ヘクタールに手をつけず、自然を破壊することなくサトウキビを栽培できる。土地はまだまだあまっている」

 --日本がブラジル一国にバイオエタノール輸入を依存することは、エネルギー安全保障上、問題だとの指摘もある

 「原油価格が高騰しているのは、中東など産油国に政治的な不安要因があるためだが、ブラジルにはそうした不安要因はない。将来、バイオエタノールの需要が拡大すれば、ガソリンの使用量が減り、原油価格の高騰を抑えることになる。また、サトウキビという植物を原料としているため、大気中の二酸化炭素を増やさない。地球温暖化対策を進める上、バイオエタノールは大変重要な役割を果たす。バイオエタノールの利用拡大が、世界のエネルギー地図を塗り替える」

 「サトウキビは、土地と日光、水があれば栽培できる。ブラジルには広大な土地があり、世界の水の22%を占めるほど水資源も豊富だ。豪州や中国にも手つかずの土地は残っているが、ほとんどが砂漠だ。水資源も豪州は乏しい。米国ではトウモロコシからバイオエタノールを生産しているが、生産工程がサトウキビより多く、コストも高い。ブラジルでは安定したコストで、大量にバイオエタノールを生産できる」

 --天候がサトウキビの作況に影響することも考えられる

 「現在、ブラジルの農場にはほとんど潅漑(かんがい)施設がない。1ヘクタール当たりのサトウキビの生産量も日本の年間240トンに対し、ブラジルは年間83トンと少ない。潅漑施設を整備するだけで、生産量は2倍以上拡大できる。先進技術を取り入れて品種改良すれば、さらに生産量を増やせる」

 --ブラジルの内陸部でサトウキビを栽培し、バイオエタノールを生産した場合、1000キロ以上離れた港までの輸送が問題になる

 「私はかつて、米エンロンの南米法人副社長として、ボリビアとブラジルを結ぶ天然ガスパイプラインの建設や、発電所建設に携わった。すでに石油のパイプラインがあり、これまでの実務経験からみて、内陸部から大西洋岸の港までのパイプライン建設は十分可能と考えている」

 --砂糖が高騰すれば、サトウキビを作ってもバイオエタノール生産にまわらなくなる

 「確かに、現在は砂糖の価格に左右されている。バイオエタノールを輸出商品として本格的に生産することになれば、サトウキビの栽培の段階から、砂糖向けとバイオエタノール生産向けとに完全に分けるようにしなければならない。バイオエタノールを安定供給していくには、栽培からバイオエタノール生産、輸送までを一貫してバイオエタノール専用で行うよう、きちんとした長期契約を結ぶことが大事になる」

 --日本では政府も、民間企業もバイオエタノールの導入に動こうとしている。今後、日本はどう取り組むべきか

 「プロジェクトは民間ベースで行うことになるだろうが、まず問題となるのは資金調達だ。JBICなどの出資・融資が必要だし、広く資金を集めるため、ファンドを設けるなど、いくつかの方法が考えられる。また、大手総合商社の関心は高いが、さまざまな企業がプロジェクトに参加できるような仕組みも必要だろう。バイオエタノール生産プロジェクトは、ハイリスク、ハイリターン、ハイプロフィットだが、見逃すには大きすぎるビジネスチャンスだ。メジャー(国際石油資本)や中国などもブラジルからのバイオエタノール輸入を検討している。日本も検討を急ぐべきだろう。日本企業がプロジェクトを進める上で最も重要なことは、日本式でなく、米国流のきめ細かな、しっかりとした契約を結ぶことだ。契約が自社を守る」

 --日本ではガソリンにエタノールを3%混合できるが、混合の比率を上げると自動車に影響が出るともいわれる

 「私はいまトヨタ車を持っているが、25%混ぜた燃料でも5年間、問題なく快調に走っている。日本人が研究開発にも慎重なのは理解しているつもりだが、日本メーカーがつくった多くの自動車がブラジルで証明している。米国の保険会社も10%混合までは保険適用を認めているから、少なくとも10%まではまったく問題ない、といってもいいだろう」
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 ≪資源争奪戦真っ直中「NO」はない≫
 セミナーでは、フカイ教授のほか、ブラジル石油公社、ペトロブラスのアウミール・バルバッサCFO(最高財務責任者)、ブラジルの総合資源開発会社、リオドセのガブリエル・ストリアール副社長が講師を務めた。

 3人とも、日本とブラジルが長期にわたり友好な関係を築いてきたことをあげ、日本とブラジルが幅広い分野で協力を深めていくことでビジネスが拡大すると強調した。とりわけ、バイオエタノールの将来性は高いとし、日本企業の参画を求めた。さて、日本側はプロポーズにどう応えるか。エネルギー資源の争奪戦が繰り広げられているだけに、「NO」はないだろうが‥。(遠藤一夫)
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【プロフィル】Roberto Hukai
 米マサチューセッツ工科大(MIT)卒。原子力工学博士。MIT研究者、世界銀行、エンロン・サウス・アメリカ副社長などを経て現職。65歳。ブラジル・サンパウロ州出身の日系2世。

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日本科学未来館が「サマーナイト・ミュージアム」を開始:「ラム酒と語るバイオエタノール」

最近は公の展示場でも面白いことをやるんですね。
お盆の間の特別展示、日本科学未来館の「サマーナイト・ミュージアム」です。

バイオエタノールネタは、「ラム酒と語るバイオエタノール」

サトウキビから作るアルコールを、お酒として飲むか、燃料利用するか?
そんな話しでしょうか?
そうなんですよねぇ。
ラム酒になればもっと高く売れるんじゃないのぉ?

と、書きつつ、来週行ってこようかなぁ。

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0608/11/news110.html
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夏の夜は「地球」に耳をかたむける:

日本科学未来館が「サマーナイト・ミュージアム」を開始
東京・青海にある日本科学未来館は8月11日、恒例の「サマーナイト・ミュージアム」を開始した。15日までの5日間、開館時間を20時まで延長するとともに、ちょっと大人向けの特別プログラムを用意する。
 東京・青海にある日本科学未来館は8月11日、恒例の「サマーナイト・ミュージアム」を開始した。15日までの5日間は開館時間を20時まで延長し、ちょっと大人向けの特別プログラムを用意する(入館は閉館30分前まで)。「普段は来館できない方々にも、お仕事帰りに寄っていただきたい」(広報)。
 今年のテーマは“環境”だ。「お酒」と「エコロジー」のつながりを明らかにする「ラム酒と語るバイオエタノール」、「真夏の解剖教室(実践編)~骨の髄まで愛してる?」といったテーマでインタープリター(展示解説員)による実演が行われるほか、6階の「ドームシアターガイア」では「MEGASTAR-II cosmos」による特別プログラム「大自然アラスカの星空」を普段より回数を増やして上映。冷凍マンモスを通して、地球温暖化と今の環境を見つめ直す企画展示「“もえる森 とける大地“マンモスからの警告”展」も合わせて時間を延長する。
 一方、昼間は夏休みの子ども達を対象にした特別プログラムを用意している。たとえば普段は3階のロボットコーナーで「自由度」の解説を担当している「ASIMO」は、お盆期間中に限り、1階シンボルゾーンに場所を移して特別実演を行っている。6月に行われたサッカー・ワールドカップなどを科学的に取り上げながら、人間のインタープリターとかけあい漫才(?)を演じるASIMOは必見。親子連れで是非どうぞ。
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「スーパーマーケットとガソリンスタンド」が穀物をめぐって争奪戦??

毎度おなじみ農業協同組合新聞からです。
このブログの冒頭にある様に、根本的には食品から誘導されるアルコール(いわばお酒ですね)を燃料とすることには反対です。
しかし、農業政策上、あるいは国土保全上必要とあらば、これは地産地消的に限られたエリアでやるのはすばらしいことだと賞賛しています。

心配していることに繋がらなければ良いのですが。

http://www.jacom.or.jp/column/ochi00/kora101s06081002.html
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コラム
「百姓のまなざし」

 朝日新聞の夕刊「ニッポン 人・脈・記」に、7月「百姓のまなざし」と題して連載された。その第1回にアイガモ農法で有名な古野孝雄さんが載っていた。今でこそ、近所でもアイガモ農法を実践している農家がみられるなど、全国に広まっているが、はじめは、野犬にひなが襲われたり、人知れず苦労したことが紹介されている。
 古野さんは、世界経済フォーラムの総会、「ダボス会議」に、マイクロソフト会長ビル・ゲイツら約2千人の出席者が居並ぶなかに、世界に貢献した「社会企業家」のひとりとして数年前から招待されているというから、紛れもない国際人。でも名刺の肩書きは「百姓」とあり、「農業だけでなく、林業も畜産もやる。百の仕事ができるのが百姓なんです」と誇らしげで、この落差が妙。
 また、このシリーズには農民作家の山下惣一さんも登場。「人生いろいろ、農家もいろいろ。みんなが農業の担い手だ。農政改革の方向は間違っているのでは」と、「担い手」新法にクギを指す。随分前、本紙の座談会でお会いしたとき、山下さんは日本の小さな農業が生き残っていくには、「地産地消」しかないと語っていたが、今でもその信念には変わりがないようだ。
 しかし、一歩退いてこの国の農業をみたとき、お二人のように実際に農業を営む「百姓のまなざし」と、農政の舵をきる「政府のまなざし」にズレがあるように思えてならない。今、原油高でにわかにバイオエタノールが注目され、「スーパーマーケットとガソリンスタンド」が穀物をめぐって争奪戦との記事をよく目にする。これはトウモロコシなどの飼料穀物の大半をアメリカに頼るわが国に、その輸入がストップしたら、松坂牛や国産牛どころか、危険なアメリカ産牛肉を食べるしかなくなるかもしれない事態なのだ。
 これには、以前にも書いたが、政府はこの国の農業を「国産国消」(自国で生産できるものは自国で生産消費する)、すなわちこの国の肥沃な大地、少なくともわが国が世界に誇る水田農業を目一杯活用する視線、「政府のまなざし」が今求められているのではないだろうか。バイオエタノールにせよ、沖縄のサトウキビなどケチなことを言わず(沖縄の人ごめんなさい)、コメで考える。飼料穀物もコメを使う。「国産国消」の方向に急いで舵をきらないと、日本農業は10年ももたない、国民も飢える・・・と思うのです。(だだっ児)
(2006.8.10)

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茨城県知事もブラジル訪問

茨城県知事って誰?

茨城県知事 橋本 昌 氏
http://www.pref.ibaraki.jp/tiji/index.html

名古屋に住んでると、茨城はあまり縁がなくて失礼しました。
橋本知事が、定例記者会見で、ブラジルを訪問されたことを語られています。
 ↓ ↓
http://www.pref.ibaraki.jp/press/06press/p060809.html

県人会が活動している地域に、バイオマスエタノール工場があり、あの小泉総理も訪問されたそうです。
ブラジルの様子をお知りになりたい方は上記サイトへどうぞ。

結構リアルな表現をされている様に思いますよ。

宇部興産もエタノール関連でがんばってるんですね

これは、日経のニュースリリースサイトからの情報です。
いろんな会社が絡むんですぇ。
今回は、宇部興産の『分離膜用ポリイミド中空糸』のお話。

バイオエタノールに絡んでは、外国からの輸入が当面の流れのようですが、吸水性の高い液体だけに、国内では含水エタノールの中の水を脱水する行程が必要になる。そこで活躍するのが、この宇部興産の『分離膜用ポリイミド中空糸』ってわけ。

詳細は下記、ニュースリリースを参照ください。
宇部興産も株買っとかなきゃ行けないですよ。

宇部興産サイト
http://www.ube-ind.co.jp/japanese/index.htm


http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=138089&lindID=4
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宇部興産、ガス分離膜用ポリイミド中空糸製造設備を10月から増産
ガス分離膜生産設備の増産を決定

—バイオエタノール脱水用途拡大に対応—

 宇部興産(株)(社長:田村浩章)は、窒素分離膜やアルコール脱水膜の需要増に対応するため、宇部ケミカル工場内においてガス分離膜用ポリイミド中空糸製造設備の増産を決定、2007年10月より生産量を倍増する。
 また、これに伴いガス分離膜モジュール製造設備を一部堺工場へ移設、2工場体制にてモジュール生産能力を年間2万本から4万本に拡大する。

 宇部興産の事業の中でも20年を越える長い歴史をもつガス分離膜事業は、従来は石油精製工業や化学工業向け水素回収用途の水素分離膜モジュールが販売の中心であった。
 しかし近年、タイヤ充填用窒素など新たな用途が数多く見出された窒素分離膜モジュールが、世界的な安全に対する認識の強まりから、化学プラント・石油・石炭の防爆用途を中心として需要が大きく増えている。

 また、宇部興産は世界で唯一、有機膜でアルコールを脱水できる特殊技術を確立しており、この技術によって生産しているアルコール脱水膜が、ガソリン添加用バイオエタノールの需要急増により、欧米を中心とした大型エタノール精製プラントへ相次ぎ導入されつつある。これに対応するために、アルコール脱水膜の生産能力の拡大が急務となった。

 宇部興産では、従来からの水素分離膜、除湿膜、酸素富化膜に加え、窒素分離膜とアルコール脱水膜を中心に事業の拡大を進めていくが、今後はバイオガス、ランドフィルガスのメタン濃縮、二酸化炭素回収、高純度水素分離など、環境問題の解決に寄与する分離膜事業も幅広く展開していく予定。
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スイス・サラジンバンクが、燃料作物利用に警告(燃料消費量の5%が限度と)

エコGooからの情報です。
これは当然と思いますが、5%止まりとは。
少しショッキングなデータです。

http://eco.goo.ne.jp/news/eco_exp/eu/exp_eu_20060810.html#news81
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2006年08月10日号
バイオ燃料の持続可能性について、銀行が警告 - EUおよび米国における持続可能なバイオ燃料の利用は、ガソリンとディーゼル燃料の消費量の5%が限度と分析

スイスのプライベートバンクであるサラジン銀行は、バイオ燃料用作物の大規模栽培により環境や社会にもたらされるリスクについて警告を発した。(後略)
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バイオアルコールをプロピレンに?

NEDOの公募にバイオプロセスを利用した原料を、後半に利用されている汎用樹脂ポリプロピレン(いわゆるPPですね)に合成に供するために開発公募が始まっている。

バイオエタノールをポリプロピレンに変換
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/180802_1/180802_1.html
バイオプロセスからプロパノールの生産
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/180802_2/180802_2.html

え?そんな大変なことなんだろうか?
通常の合成プロセスで可能なのでは?
それをもっと安価にせよという発想?
それとも、遺伝子組み替えのバイオ技術を高めようとする魂胆?

ちょっと深読みし過ぎでしょうか?

岩手の盛岡でも、バイオエタノール

今日は岩手日報のニュースから。
岩手でも、バイオエタノールが話題になってるんですねぇ。
こちらでも休耕田、転作田等の活用が話題になってるんですね。

各地でバイオエタノールの話題が目白押し。
いずれにせよ、稲わら、籾殻の利用も含めて考えねばならないので、セルロース利用のエタノール製造に糸口が見えてこないと広がりませんね。

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自然資源ビジネス探る 盛岡でシンポ
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m08/d06/NippoNews_11.html
自然資源を活(い)かした新たな地域産業創出戦略シンポジウム「地域発・岩手型ビジネスモデルをどのように創出するのか」は5日、盛岡市の盛岡地域交流センターで開かれた。約120人が参加し、地域資源を生かした岩手型ビジネスの可能性について意見交換した。
 独立行政法人科学技術振興機構が主催し、特定非営利活動法人いわて銀河系環境ネットワークが共催。同機構社会技術研究開発センターの日夏健一運営室長が「地域産業の創出のきっかけとしてほしい」とあいさつ。増田知事が祝辞を述べた。
 同環境ネットワーク代表の両角和夫東北大大学院教授が「地域型産業創出の可能性と社会システム」と題して趣旨説明。循環社会研究所(東京)の戸村信夫代表取締役が「岩手型のビジネスモデルの可能性と課題」と題して研究紹介した。
 県の地域産業創出の取り組みのほか、▽葛巻町が取り組む畜ふんや間伐材利用による発生熱利用と環境資材の販売▽奥州市胆沢区の転作田活用によるコメからのバイオエタノール製造▽陸前高田市の鶏ふんや間伐材の炭化による環境資材製造—三事例が市町の担当職員により発表された。
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バイオエタノール事業は単独では成り立たない??

うん、これはどうかはまだ分からない。

先に紹介した、アップサイジングの考え方で言うなら、今後の産業のあり方は、単独ではなく連携だ。
ある産業の廃棄物は、ある産業の原料となり資源となる。

さて、バイオエタノール産業のボトルネックは、なんと言ってもバイオマスの加水分解行程だ。
主として、この加水分解には、酸触媒での加水分解が主流。

NEDOの実証事業では、日揮陣営が濃硫酸、月島陣営が希硫酸加水分解を行った。
現在国内では、濃硫酸法でやろうとしているところはなく、大阪の事業も岡山も希硫酸法でやろうとしている。
(不思議だが、どちらもヘミセルロースの5炭糖のアルコール発酵をやろうとしているのに、収率はむしろ5炭糖を使わない、濃硫酸法の方が高い。希硫酸法では温度が高いために、糖が酸化されたフルフラールが出るが、これの利用には価値がある)

でも、この酸加水分解が、本当に厄介だ。
酸を除去するのに、何度も中和する必要があるし、中和の結果の石膏?は、再処理が大変だ。
今は石膏ボードメーカーも処理料を取るくらいだ。

そこで、酵素加水分解や何かと知恵を絞ろうとしているのが、現在の様子。
果たしてそれで良いのだろうか?

たとえば、ある工場の強酸廃液が利用出来ないだろうか?
現在は、この廃液は、中和処理され川に流されている。

いやいや中和処理することでさえ、ある工場のアルカリ廃液を使えば良いじゃないか?
なんて具合に、事業所の連携を考えねばやれない。

また、ともに出てくる抽出成分、各種変成物、リグニンなどなど、利用価値のあるものすべてを販売することで、成り立っていくアップサイジング。無理は行けないですよ。

紀州製紙もバイオマス利用

本日の日経だったと思うが、朝刊に紀州製紙もボイラーにバイオマスを利用するという記事が掲載された。
詳細は、ネットで見ていただければと思うが、あんな三重県?和歌山?の南の端にあって、大丈夫なんだろうか?

確かに尾鷲にはひのき林があり、日本一先進的サステナブルな林業を進めている速水さんもいる。
でも、製紙工場が利用する、燃料のボリュームを賄える程のものは出ないのではないか?

私の後輩がいるので、少し心配だ。
北越製紙の動向もにらんで、そろそろ、製紙業界はみんなでテーブルに問題を載せて、世界にどう戦えば良いのかを議論すべきだろう。今は、国内で無駄な競争をしている場合ではない。

あ、それからむかつくのが戦争だ。
石油の価格が上がり、バイオマスに注目が集まるのはうれしいが、方や戦争やって無駄なCO2排出をやって、なんてこった。
こちらでいくらがんばろうと、彼らの戦闘ででるCO2はとてつもない。
爆発、炎上の他、飛行機、戦車、みんな燃料を垂れ流して動いているようなもんだ。
早く止めてくれ。