バイオエタノールあれこれ -29ページ目

米農家がんばれ!!

これは農業新聞の記事。
ほら、やり始めた人たちの記事。
がんばれ!!

http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin0/article.php?storyid=64
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バイオ燃料米に着手 来年度から試験栽培/JAみやぎ登米と登米市
掲載日:07-02-12
 宮城県登米市とJAみやぎ登米は共同で、バイオエタノール燃料の原料用に多収穫米の生産に乗りだす。10アール当たり800キロ以上の収穫を目標に、栽培品種の検討に入った。2007年度から市とJA合わせて1ヘクタールで飼料用稲の直播(ちょくは)など試験栽培を始める。

 市とJAがそれぞれ50アールで別々の品種に取り組み、コストや収量などを検証する。JAみやぎ登米は「社会貢献になる上、転作作物としても有望だ」と意気込む。管内ではJAS有機米や特別栽培などの環境保全米が約8000ヘクタールと全国有数の規模を誇る。安全で安心できる米作りに加え、環境やエネルギー対策にも力を入れていきたい考えだ。

 バイオエタノール燃料用の米の生産では、新たな農業機械など初期投資が掛からず、農家にとっても取り組みやすい。遊休農地の解消にもつながると期待する。

 今後、先進地や農業試験場で栽培品種を選び、市、JA、農業改良普及センターなど3者合同の検討会も視野に入れながら推進を図る計画だ。登米市は「2月の定例議会で承認後4月以降スタートしたい」と話す。
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バイオ燃料に関する綾ちゃんとお父さんの会話

世界日報って、こんな柔らかい記事もあるんですね。
ちょっと、ゆっくり読んでみてください。

こちらもお勧めです。
父と娘の時事問答


http://www.worldtimes.co.jp/wtop/tititokoqa/tititoko070211.htm
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バイオ燃料

今後の展望は?

廃物からアルコール生産/穀物の価格に影響せず


 綾 最近、バイオエタノールって言葉をよくニュースで見るんだけど、何のこと?


 父 トウモロコシやサトウキビなど、植物を原料として作るエタノールのことだね。地球温暖化が大きな問題になっている中で、このバイオエタノールをガソリンに混ぜて、自動車の燃料にしようという動きが広がっているんだ。バイオエタノールを燃やして出る二酸化炭素(CO2)は、もともと原料の植物が成長する過程で取り込んだもの。化石燃料を燃やすのとは違い、これなら大気中の二酸化炭素を増加させることにはならない。

 CO2の排出を減らす上でハイブリッドカーなどが注目されているけど、このバイオエタノールを使うフレックスカーがブラジルで広く普及している。米国も普及に本腰を入れる構えで、欧米などでも広がりつつある。


 綾 植物から自動車の燃料を作るのね、それなら環境にも良さそうだわ。いっそのことガソリンに混ぜるんじゃなくて、ガソリンを全部バイオエタノールに置き換えちゃったらどうかしら。


 父 うーん。確かにそうできれば、地球温暖化対策にはいいのかもしれない。でも、そこまでたくさんバイオエタノールを供給するのは無理だ。地球上にそんなにたくさんの農地はない。

 バイオエタノールそのものはCO2排出量を増やすわけではないけど、その原料となる植物を生産する過程で、多くの石油が使われていることにも気を付けないとね。

 それに、ブラジルみたいにサトウキビを広く栽培していて、余力でバイオエタノールも作るならいいのだけれど、これまで食料としてきた穀物でバイオエタノールを作ると、当然、食料にしていた分が減ってしまうよね。

 実際、米国でバイオエタノールの需要が高まったことや、収穫が減った影響でトウモロコシの価格が高騰した。米国からの輸入トウモロコシに頼るメキシコでは、この影響でトウモロコシから作る伝統的主食トルティージャが以前の三倍近くまで値上がりした。日本でコメの価格が三倍になったと想像してみたらいい。メキシコ市民の怒りが爆発し、首都メキシコ市で七万五千人が参加する抗議デモが起きている。

 日本人はメキシコ人ほどはトウモロコシを食べないけれど、トウモロコシは家畜の重要な飼料でもある。飼料が値上がりすれば当然、肉の価格も上がる。対岸の火事ではないよ。

 米国では今、投機マネーが穀物関係の会社の株に向かう動きも見られる。バイオエタノールの利用拡大により原料となる穀物価格が上昇することで、大きなビジネスチャンスが生まれるという考えからだろうね。

 しかし、世界には飢えに直面している人がたくさんいることを忘れてはいけない。そういう人々がいる中で、先進国の人々が食料である穀物で燃料を作って車を走らせていいのだろうか、という議論もあるよ。


 綾 その通りね。食料である穀物などからエネルギーを作ることは、さまざまな影響を及ぼすのね。でも、地球温暖化防止には必要なことでもあるし、どうしたらいいのかしら。


 父 その解決策となり得る動きが始まっている。先日、大阪府堺市に、日本で初となる建築廃材からバイオエタノールを生産するプラントが完成した。発酵技術を使い、これまでボイラーで燃やすしかなかった廃材からバイオエタノールを作るんだ。

 雑菌がいることから困難だった生ゴミから、バイオエタノールを作る技術も開発された。トウモロコシについても実の部分ではなく、ゴミとなっていた芯(しん)の部分から作る研究もされているよ。

 また、アサヒビールは非常に生産性の高いサトウキビを開発し、砂糖の生産量を落さずにバイオエタノールを生産する実験を沖縄で進めている。

 トウモロコシの芯や廃材などからバイオエタノールを作るのは手間が掛かるから、現時点ではどうしても値段が高くなってしまうのが弱点だ。でも、研究が進んでコストダウンできれば、地球温暖化防止の有力な手段となることは間違いない。ぜひ頑張ってほしいと思う。
 (繁田善成)

(本紙掲載:2月11日)
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国内自動車各社 バイオを活用、エコカー推進

産経Webから。
自動車各社のしばらくの動きに注目ですね。

http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070212/sng070212000.htm
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国内自動車各社 バイオを活用、エコカー推進

 国内自動車各社がバイオテクノロジーの技術、製品開発を加速している。燃料消費や車体処分などに伴う二酸化炭素(CO2)排出量を削減するためにはバイオ技術が不可欠だからで、各社は社外の専門機関とも連携を取りながら事業化を急いできた。ただ、採算性を高めるためには、大量生産でコストを下げるという高いハードルが待ち受けている。「環境への貢献」といった企業イメージを維持するには、ライバル会社との連携さえ必要になりそうだ。

低コスト化、共同開発も視野

 バイオ技術が注目されるのは、空気中のCO2を吸収して成長する植物を燃料、車体原料とする車を作れば、燃料消費や車体廃棄の際に焼却処理でCO2を排出しても、一度吸収した分が空気中に戻るだけで、CO2量の増減に影響しないとみなされているからだ。

 トヨタ自動車グループのトヨタ車体は今年1月、世界で最も過酷とされる自動車レース「ダカールラリー2007」に、初めてナタネを原料にしたバイオ燃料で走る「ランドクルーザー」を投入、16日間の全日程を完走した。車体の一部には植物由来の素材を使っており、「将来的には植物由来の素材だけで車体を作る構想もある」(同社)という。

 ホンダは地球環境産業技術研究機構(RITE)と共同で平成18年9月、植物の食用にならない部分(セルロース)を使ったガソリンの代替燃料「バイオエタノール」を製造する基礎技術の開発を発表した。

 マツダは本社のある広島県で産学連携チームを作って「バイオプラスチック」開発にあたり、昨年5月、原料の88%がトウモロコシ由来の成分でありながら、通常のプラスチックと同程度の強度、耐熱性を持つ素材を公表した。

 従来のバイオプラスチックは植物繊維を混ぜて強度を補ってきた。「繊維が表面に見えるために内装には使えない」などの難点があったが、新開発のバイオプラスチックは外見も通常のプラスチックと変わらず、用途まで拡大できたという。

 ただ、いずれの技術も普及の前提となるのが、「コストダウン」(マツダ技術研究所の栃岡孝宏主幹研究員)。コストを削減して黒字を出すには大量生産が有効だが、普及より早く大量生産を始めると、売れ残りを生み、赤字発生は必至というジレンマに陥る。

 それでも、世界的に関心が高まる環境問題への取り組みは各社にとって必須課題。企業の枠を超えた新技術の共同開発、共同活用といった取り組みも求められそうだ。

(2007/02/12 09:16)
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雪のない「雪国」

農業協同組合新聞のコラム『落ち穂』。
いつも勉強させて頂いてます!!
レスター・ブラウン先生の言う「穀物争奪戦」はもう始まっています。
肉は食べなくても平気ですが、無いと寂しいでしょうね。
それより、日本の米。米。
農家の有志はもう始めています!
みんなで応援しましょう!!

http://www.jacom.or.jp/column/ochi00/kora101k07021404.html
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雪のない「雪国」

 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は、川端康成『雪国』の有名な書き出し。1月末、用事で新潟市に行ったが、今年は小説と違って越後湯沢を過ぎるともう雪がない。新潟市の1月積雪ゼロは104年ぶりとか、北海道では雪祭りが危ぶまれ、群馬の榛名湖が結氷しない、ワシントンでは桜が咲くなど、各地、いや世界中で異常気象が現れている。今、「人類は地球との共存の瀬戸際」といわれているが、こんな光景をみると、さながらに実感する。
 「暖冬であれば冷夏」が通り相場。今年はまともに米はできるのだろうかと心配になる。そんな中、松岡農相が中国に行き、米輸出再開の道をこじ開けたと報道されている。農相は「中国はコメ市場2億トンの有望市場。富裕層に高品質の日本米は受け入れられる」と、意気込む。明るい話題のない日本農業にとって愁眉を開いた感もするが、果たして万々歳なのだろうか。
 問題の一つは、世界におけるバイオエタノール生産拡大の動き。レスター・ブラウン氏の言う、食料と燃料の“穀物争奪戦”だ。ブッシュ大統領は先の一般教書演説でバイオ燃料の生産拡大を表明。世界の圧力で、やっと地球温暖化対策に一歩踏み出したが、日本は手放しで喜べない。なぜなら、トウモロコシなど飼料穀物の大半をアメリカに頼っているからだ。そのうち飼料穀物の輸入が止まり、消費者は牛肉や豚肉が食べられなくなるかもしれない…。しかしメディアは政治家や芸能人の舌禍事件やスキャンダルには大騒ぎするが、この迫りくる食料危機にはあまり関心を示さない。能天気な不思議な国。
 でも、世の中にはこんな人もいる。書評を読んだだけだが、82歳の碩学の農学者、渡部忠世氏が「百年の食」を著し、「わが国は、生き残りのための賢明な選択に向けて、舵を切りかえる決断をすべき最終段階に近づいている」、結論は「自給せよ、せめてコメ」と述べているそうだ。また、「世界でもっとも農業に適した気候に恵まれながら、日本は先進国中でも最低レベルの自給率。しかも、農業従事者の高齢化、後継者難…」とも。しかり御尤も。たしかに、このままだと「百年の食」どころか、「十年の食」も危ない。
 雪のない「雪国」をみると、今に日本人はコメすら食べられなくなるのではと真底思う。松岡農相、どうか日本農業の舵きりの方向を誤らないでください。私は渡部氏の「自給せよ、せめてコメ」が賢明な選択の方向だと考えます。(だだっ児)

(2007.2.14)
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バイオ燃料 国産優先利用を/環境NGOが共同提言

こちらは日本農業新聞サイトからです。
国産優先利用は大切ですが、そのための制度、インフラの議論も必要。
感情論、べき論だけでは難しいですね。

http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin0/article.php?storyid=59
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バイオ燃料 国産優先利用を/環境NGOが共同提言
掲載日:07-02-09
 サトウキビから作るバイオエタノールなど、輸送用バイオ燃料について、環境問題で活動する非政府組織(NGO)3団体が「共同提言」をまとめた。日本でのバイオ燃料の利用は、多くが輸入で賄われる見込みのため、海外の生産地で環境破壊を引き起こしかねないと懸念。国産バイオ燃料の利用を優先することなどを求めた。8日、東京・広尾で開いたシンポジウムで発表した。

 バイオ燃料は地球温暖化の防止に役立ち、関心が高まっている。日本も京都議定書で約束した温室効果ガスの削減へ、2010年に50万キロリットルの輸送用バイオ燃料を導入する目標を策定。だが、その9割以上は輸入に頼らざるを得ない状況だ。

 ・・・(詳しくは日本農業新聞紙面をご覧ください)
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これこれ!この発想ですよ。

こちらは世界日報社のサイトから。
みかんの皮と来ましたね。
確かに、セルロースが多量に・・・これ、日本でも出来ませんかね。
ポンジュースの愛媛は、いっぱい搾りかすが出るのでは?
私の住んでいる県には、蒲郡というみかんの産地があります。
隣県では、三重も静岡も。
(でも、これって計算合ってるんでしょうか?取れるアルコールの量が、かなり少ない気もしますが・・・)

http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/2007-02-08T200427Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-246401-1.html
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スペインのバレンシア、オレンジからエタノール生産へ

 【マドリード 7日 ロイター】 オレンジの産地として有名なスペインのバレンシアでは、オレンジの果肉や皮を原料にした自動車燃料用バイオエタノールの生産が計画されている。地元自治体の関係者が7日に明らかにした。
 バレンシアのオレンジ生産量は年間400万トン。現在稼動しているジュース工場5カ所では、エタノール原料として再利用可能な廃棄物が24万トン出されている。

 同関係者は、新たに建設が予定されているジュース工場が稼動すれば、同廃棄物は合計50万トンに拡大すると指摘。米カリフォルニア州の経験を前例にすると、3750万リットルのバイオエタノールが生産可能だとしている。

2007/02/08 20:04
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サトウキビから何作ろう♫ 宮古島から200本

微笑ましいニュースですね。
実際に、北海道と沖縄の両極で開発が進んでいっているので、またそれを子供たちが肌で実感出来るのはすばらしい。
(出来たアルコールを、『あ、これ焼酎じゃん』って飲まない・・・ですよねぇ。まだ子供ですから)

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070206&j=0040&k=200702064045
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サトウキビから何作ろう 宮古島から200本 室蘭青少年科学館  2007/02/06 13:47
 室蘭市と交流がある沖縄県宮古島市から、室蘭市青少年科学館(本町)にサトウキビ約二百本が届いた。一月、宮古島市からの小学六年生七人を迎えた際のやりとりがきっかけ。科学館では、サトウキビを使って黒糖や石油の代替燃料・バイオエタノール作りを体験する「宮古島コーナー」の設置を計画している。

 一八世紀の英探検船「プロヴィデンス」号の沈没地である宮古島市と、寄港地である室蘭市は一九九六年から子供たちが相互訪問して交流を深めてきた。

 室蘭の市民団体の招待で一月下旬に宮古島の子供たちが室蘭を訪れた際、科学館側が「特産のサトウキビを使った実験コーナーをつくりたい」と打診。宮古島市の関係者がこれに応え、四日までに畑を所有する根間正三郎観光商工課長、宮古観光協会から相次いでサトウキビが届いた。

 サトウキビは大小さまざまで、茎の長さは約八十-二百センチ。かむと甘い汁が出る。観光商工課長が寄せたサトウキビは既に開封され、科学館は早速、プレス機で搾るなど、加工法の研究を始めた。味見に加わった知利別小二年の喜田奈南子ちゃん(8つ)は「見た目からは想像つかないほど、甘くておいしい」と目を丸くしていた。科学館では、搾り汁を煮詰めて黒糖にしたり、酵母を加えてバイオエタノールを作る実験を計画している。

 室蘭市教委は「春休みまでには実験を通して宮古島に親しむコーナーを開設したい」。科学館の小川征一館長は「糖度が高いから、いいエタノールができそう」と期待する。宮古観光協会から届いたサトウキビ百数十本の開封作業は六日に行う。(長谷川善威)
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これはやらしいですね・・・

石連の会長企業でもある日本石油が報道陣を呼んで、『通常ガソリン、ETBEガソリン、エタノール直接混合ガソリンに水を混ぜるデモンストレーション』をしたとの報道。
こちらは、インターネット総研の子会社株式会社アイ・アール・アイ コマースアンドテクノロジーのサイトなので、偏りは無いかと思うんですが、しっかりこれをニュースに載せさせる、石連さんのパフォーマンスは、実にいやらしいですね。

http://response.jp/issue/2007/0206/article91133_1.html
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直接混合のバイオエタノールガソリン、水が入ると濁って水量増加

2007年2月6日
新日本石油は5日、横浜市中区の中央技術研究所で報道陣を招いて自動車用バイオマス燃料についての技術説明会を行った。そこでは、エタノール直接混合とETBE(エチルターシャリーブチルエーテル)の違いなどの実験デモが行われた。

その実験デモでは、机の上に通常ガソリン、ETBEガソリン、エタノール直接混合ガソリンがそれぞれ1リットル入ったフラスコが用意された。そこにそれぞれ10ccの水を入れて、その違いを見るものだったが、通常ガソリンとETBEガソリンは変化がなかったものの、エタノール直接混合ガソリンは透明さがなくなり、少し白っぽく濁ってきた。

しかも、フラスコの下に沈んだ水を下から抜き取ってみると、その量は10ccではなく、なんと18ccに増えていた。これは、エタノールが水分と融合しやすいためで、ガソリン中のエタノールが水に溶け、水量が増してしまったわけだ。このように、エタノール直接混合ガソリンは水分が混入すると品質劣化を起こしやすい。

さらに、バイオエタノールをガソリンに直接混合すると、蒸気圧の上昇とパーミエーション(部材からの漏れ出し)によって、蒸気ガスが増加し、光化学スモッグの原因物質である光化学オキシダントが多く発生するという。

一方、エタノールとイソブチレンを合成したETBEはそんな心配もない。そのため、石油業界ではETBEガソリンを4月から試験的に販売を開始することにした。価格についてはまだ未定だが、「レギュラーガソリンと同じようにすべての車に入れて大丈夫」(新日本石油の研究者)だという。

ただ、ETBEガソリンも環境リスクへの対応が必要とのことで、バイオマス燃料導入にはまだまだ課題も多い。

《山田清志》
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ガソリン代替バイオ燃料 官民主導権争い E3とETBE 2規格が並立

こちらは、北海道新聞からです。
石連さんは、MTBEの既存設備の償却が終わった頃に、やっぱりエタノール直接混入で行きましょうってことになるんじゃないでしょうか?時間の問題ですか?

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070206&j=0024&k=200702063914
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ガソリン代替バイオ燃料 官民主導権争い E3とETBE 2規格が並立  2007/02/06 07:53
 地球温暖化対策として注目を集めるバイオ燃料の規格をめぐって、農水、環境省と石油業界がつばぜり合いを展開し、規格が統一されないまま本格導入に動きだしている。石油連盟が主導するバイオ燃料は4月から関東圏の給油所で試験販売が始まる一方、農水、環境省主導の別の燃料も実証プラントが整備されつつある。双方が実用化されれば、2本立ての規格が消費者の混乱を招く恐れもありそうだ。(東京政経部 弓場敬夫)

 バイオ燃料の主原料となるエタノールは、サトウキビの糖分やトウモロコシのでんぷん質などからつくる。自動車用燃料としては、3%分のエタノールをガソリンに混合する「E3」と、石油精製の過程で生じる化学物質にエタノールを反応させた「ETBE」をガソリンに混ぜた燃料の二種類がある。

 このうち、農水省はE3の導入を推進する。農業地帯で製造したエタノールを遠隔地の製油所まで運んでつくるETBEは「コスト高になる」と指摘。環境省も「ETBEは環境毒性の検証も終わっていない」とE3を援護する。農水省はエタノールの混合割合を10%まで引き上げた「E10」も視野に入れ、原料となる作物の生産などで主導権を確保したい考えだ。

 一方、ETBEの導入を推進するのは石油連盟。新日本石油中央技術研究所(横浜)の斎藤健一郎・燃料技術室長は五日、メディア向け説明会で「E3は水分が混入してエンジンを傷めやすいし、光化学スモッグの原因にもなりやすい」と指摘。既に欧州の主要国でも利用が進んでいることを強調した。エタノール混合率の高いバイオ燃料の普及はそのままガソリン消費量の減少につながるだけに、業界としてもこの分野の主導権を明け渡すわけにはいかない事情がある。

 こうした中、実用化に向けた動きが加速。石油元売り各社は四月から、関東圏の五十カ所の給油所でETBE混合ガソリンを試験的に販売する。当面は欧州から購入したETBEを使うが、各社は来年以降、ETBEの製造装置を導入し、国内の製造体制を整備する。

 これに対し「E3」陣営は、JA道中央会が十勝管内清水町にバイオエタノールの実証プラントを建設し、二○○九年春にも稼働させる計画。農水省は同施設の建設費などに○七年度、八十五億円を補助する。環境省は先月、民間企業を支援する形で堺市に年産千四百キロリットルのエタノール工場を整備した。

 本格的な実用化にはまだ時間がかかるが、このままでは、ETBEが石油元売り系の給油所で、E3が農協系の給油所を通じて二種類のバイオ燃料が流通する事態が予想される。

 両規格の事業に補助金を出す経産省は「双方ともに販売を進めることは困難。実証段階でどちらかの優位性を示す必要がある」(甘利明経産相)としている。しかし、環境省の関係者からは「石油業界との関係が深い経産省が、公平な判断ができるのか」と疑問視する声も上がっている。
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シンポジウム「米からのエタノール 企業化を考える」

こちらは、河北新報社のサイトからです。

私は、『全国の燃料の基盤となる作物はコメしか考えられない』・・・は間違っていると思います。
以前にも書かせて頂きましたが、将来の食料安全保障の準備のために、今からしっかり田んぼを維持する仕組みを作っておく、ということには大賛成。

しかし、米を持って「燃料の基盤」としては行けませんね。
みなさん、一緒に考えましょう。
農地、稲作文化の保全とエネルギー変換について。

東北の農家のみなさん。
みなさんが長年培われた技術、経験を生かす舞台が整い始めました。
惑わされないで、しっかり王道を進んでください。

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/02/20070205t35005.htm
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コメ燃料化へ前進 奥州・シンポ コストダウン案も

 コメを燃料にするバイオエタノールの実用化を目指すシンポジウム「米からのエタノール 企業化を考える」が3日、岩手県奥州市胆沢区の小山公民館で開かれた。

 製造実験に取り組む市や地元の胆沢新エネルギー研究会などが主催し、農家や研究者ら約120人が参加した。

 農林水産先端技術産業振興センターの岩元睦夫理事長が「バイオマス燃料を取り巻く状況」をテーマに講演した。「全国の燃料の基盤となる作物はコメしか考えられない」と強調し、稲わらも原料に使うコストダウンのアイデアを披露した。

 東京農業大の鈴木昌治教授は、市と進めるエタノール製造実験について紹介。会場との意見交換では、資源の循環に詳しい東北大の両角和夫教授らが「奥州市における米のエタノール化 起業の可能性」について話し合った。
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