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ことの葉だより

 日々の暮らしの中で出会った素敵な人を紹介したり、美しいことばや優しいことば、感動した出来事などをシェアできたらいいなと思っています。みんなで一緒に幸せになりましょう!

6月19日の天野敦之さんの講演会に母も参加しました。


「聞いてもわからないかもしれないけれど、頭数にはなるから」との親心。

参加費はいらないと言うのに、必ず出すと言って聞かない母でした。

この年代の方々は、頑固なほどに律義で、人に迷惑をかけないようにとがんばっています。

今回の震災で、それがよくわかりました。


母は、耳が遠くなってきています。

後ろの席で聴いていた母は、先生のお話が分からなっかったようで、

「マイクを買いなさい」とアドバイスをくれました。


先生のお人柄に触れた母は、先生のお話が分からなかったことが残念だったようです。

私の知らない間に、先生のご著書

『宇宙を感じて仕事をしよう』を読み始めていました。

そして、4日後、

「隅から隅まで全部読んだ。

あの先生は、若くておとなしい人だったけど素晴らしい人だね」

と言って感心していました。


母にも分かる平易な言葉で、大切なことを伝えてくださっている天野先生ありがとうございます。

母は、「人間としてなすべきことをやっていけばいいんだね」と言っています。


3月11日の大津波で、家を流されてしまった母は、

みなに迷惑をかけないようにと身の振り方を考えています。

甘えていいのに・・・それができない年代です。


6月19日(日)、天野敦之さんの

『宇宙を感じて仕事をしよう』出版記念講演会を開催しました。


15人のちいさな会でしたので、

参加者全員が発言し、経験や考えを分かち合いました。

講師の天野先生のお人柄とファシリテートで

穏やかで幸せな2時間を過ごすことができました。



若い友人が、講演の感想を送ってくれたので、

友人の許可を得て、みなさんにシェアしたいと思います。



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 今日はありがとうございました。


 とても素晴らしい講演会でした。

文句も疑問もないぐらいで、お話の内容の一つ一つに共感して思わずうなってしまいましたよ。

 そして私自身も講演をきいて輝く自分でいよう(!!)という気持ちになりました。

その人自身が幸せなら人が寄ってきて、みんなも幸せになるほど素敵なことはないですよね。


 心の中ではそんなふうに思っていても、今までは目先の不安で自信を無くして、ダメだと思い込んでいました。

そうじゃなく自分自身もエンジョイして、幸せに働いて、お手本を見せられるように自信を持とうと思いました。


 私は、子供たちの笑顔や学校が楽しいって言ってくれると喜びを感じますので、

私もそうなって分かち合えれば今よりもっと良くなるはずです。


 あれだけ一人一人の質問に丁寧に答える講師の先生は珍しいですし、

見かけも話し方も穏やかで素敵でしたが、

質問者一人一人をよく見て(洞察して)いて素晴らしかったですね!

私も自分に自信がなくてすぐに自分嫌いに走る傾向があったので、

人を受け入れていない点はあったと思います。

 光と影もどちらも素晴らしく、

自分自身もあるがままに受け入れる、

許せない自分も許すという先生のアドバイスは的確でした!!


あとリーダーが「空(くう)」であることは面白かったです。

あっという間に時間が過ぎて、あと2時間ぐらい、もう一度講演をきいてもいいくらいでした。


 また講演会やセミナーがあったら参加したいです。

顔見知りになった方々が元気で活躍されている様子をきけるのが何より楽しいですし、

それも励みになっています。

 私は人前では全くしゃべれないほどの緊張症でしたが、

安心できる場ではしゃべれることがわかってから、交流が楽しくなりました。

幸せな場であれば自分の能力はどんどん発揮できるのかもしれませんね。


 ありがとうございました。


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笑顔が増えて、幸せそうな友人を見ることができる私も幸せです!


学ぶことの大切さと良い情報を提供することの価値を再確認し、

天野先生をはじめ素敵な方々とご縁をいただいていることの幸いを心から感謝しました。


6月11日、新垣勉ミニコンサートが岩手県大船渡市のリアスホールで行われました。

新聞やテレビなどの取材も多く、私の友人知人たちも感想等を聞かれていました。

その中で、今回の震災で娘さんをなくされた方が、某全国紙の記者の

「震災から3か月たちましたが、どのようなお気持ちですか?」という問いに次のように答えていました。


「前に進みたいけれど進めない。

朝が来て、夜が来ての繰り返し・・・

やらなければならないこともあるが手につかず、

娘のことを思っては涙があふれる・・・

家を建てようにも、高齢者にお金を貸してくれるところはない。


私たちは(国のリーダーは)誰でもいい。

足の引っ張り合いをするのではなく、

リーダーを決めたらその人に協力してみんなで国を良くする努力をしてほしい。」


6月12日の新聞には、

娘さんとのことが書かれていました。


6月19日(日)午後2時から4時

「君を幸せにする会社」の著者、天野敦之氏の講演会を一関市で開催します。

2月に上梓された『宇宙を感じて仕事をしよう』の出版記念講演会です。


天野敦之さん(HP http://sinzenbi.net/   ブログ http://ameblo.jp/amanoatsushi/   )は、

「人を幸せにする会社」を一社でも増やすことをミッションとして、

公認会計士の枠を超えて、意欲的に活動されています。


天野さんによれば、

「人を幸せにする会社」とは、

社員自らが喜びと幸せに満ちて働き、

お客様の幸せという価値を創造し、

その幸せの対価として適正な利益をいただき、

利益を生み出し続けることができる会社です。


今回の東日本大震災を通して

私たちは、みな繋がっていることを確認しました。

震災後の新しい社会では、

今までの「競い合い奪い合う」世の中の仕組みは変わらざるを得ません。


私たちに本当に必要なもの

幸せに生きるために大切なこと

自分が生かされている意味 など

天野さんのお話から気づきを深め、

自分も周りも幸せにしてしまいましょう。


地域を元気に!

みんなで一緒に幸せになりたい!

そんな思いで開催します。

天野さんに直接お会いできる貴重な機会です。

お近くの方は、どうぞお見逃しなく!!


お問い合わせ、ご参加の申し込みは、本ブログにメッセージをお願いします。

皆様のご参加をお待ちしております。








22日のNHK「日曜討論」で、

与謝野大臣が

「火力発電はコストがかかり、それが料金に反映する」という内容の話をされていた。


これは、

「火力発電の方が、原子力発電よりもコストがかかり、消費者の皆さんの負担が増えますよ」ということであろう。


どういう計算をされているのだろう?

自分の負担が増えることには、

私たちはみな反対すると思っているのだろうか?


今回の福島第1原発の事故で、どれくらいのお金がかかるのだろう。

東京電力だけでは払いきれないので、政府がしっかり面倒を見ると管首相は話されていた。

建設から廃炉まで、

そして事故が起こればその対応と補償。

火力発電は、それ以上のコストがかかるのだろうか?

もし、火力発電で事故が起こったとしてもだ。


今回の事故が料金に跳ね返らないようにしたいと政府がしきりに言っていたのはこういうことだったのだろうか。



コストだけではないだろう。

地震や津波の被災者も福島の人たちを気の毒に思っている。


家が立派にそこにあるのに住むことができない。

田畑があるのに作物を育てることができない。

一生懸命世話をし育ててきた牛や羊を置いて出ていかなければならない。

地域のつながりも、その土地の文化も断たれてしまうかもしれない。



管首相は浜岡原発を停めたが、

津波対策ができれば稼働してもよいと言ったという。


今回の東日本大震災は、「想定外」だらけだった。

この大震災を経験しているのに

何を持って「津波対策がしっかりできた」と判断するのだろうか?


原発に関して、私のちいさな頭は?だらけである。