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ことの葉だより

 日々の暮らしの中で出会った素敵な人を紹介したり、美しいことばや優しいことば、感動した出来事などをシェアできたらいいなと思っています。みんなで一緒に幸せになりましょう!

新しい年になりました。


みなさんお元気で新年を迎えられたことと思います。

お幸せな1年になりますように!


昨年は、本当に激動の1年でした。

このブログで母のことを書きましたら、何人かの方にご心配いただきました。

ありがとうございます。

津波ですべてを流された母ですが、

おかげさまで、家庭菜園に癒されて

「来年(年が明けたので今年)」を語るようになりました。

「来年はあれも植えよう。これも植えよう」という感じです。

小学校の子供たちを支援するため、

ランドセルや鍵盤ハーモニカなどをきれいにするボランティアに参加したことも

彼女を元気にしたと思います。

アルバムが見つかったこともよかったです。

母が、1枚1枚水で洗ってきれいにしてくれました。

やることがあって、誰かの役に立っているということが彼女を支えたと思います。


母が無事でいてくれただけでよかったのだけれど、

お年寄りは頑固で、母もその通りで、

何もせずに厄介になるわけにはいかないと、

うちに来てからも、草取りに精を出し、

狭いところで作物をつくり、たくさんたくさん収穫しました。

畑ではないところで、1年目から豊かに実った作物に、みんな驚いて声をかけてくれました。


今年も豊かな実りに恵まれますように。

そして、実りを素直に喜ぶことができますように。

放射能を心配しないで、みんなで分け合って喜び合えますように。


2012年は大変な年になるといろんなところで言われていますが、

「困難の中にも喜びの種は隠されている」

どんな中にも幸せを探し出すことができますように。

みんなが幸せになりますように。





3月11日の夜、ラジオを抱いて布団に入った。

私のほしい情報はなかなか流れて来ない。

ピンポイントで実家の辺りの情報が流れるはずもない。

が、ラジオしか頼るものがなかった…


ラジオから聞こえる「壊滅」という言葉。

まさか、あのような状況だったとは…

経験のない私にはイメージできなかった。

停電状態でテレビを見ることのできない私(たち)は

「壊滅」という言葉を違和感を持って聞いた。

陸前高田出身の友人は

「何嘘言ってるの」と思ったそうだ。


今なら分かる。

「壊滅」がどんな状態を指すのか…


今年ははっきりと「壊滅」の意味を知った。



昨日(12月1日)、

第1回目の「中学2年生に贈る新垣勉おしゃべりコンサート」を開催しました。

1205席の大ホールが満席でした。

新垣さんの素晴らしさを感じました。

新垣さんだからこそ、これだけの人が集まったのだと思います。


1000人近くの中学生が一堂に集まっただけでも価値があるとアンケートに書いてくださった方もいました。

私の友達は、「大勢の中学生を見ただけで涙が出てきた」と目を赤くしながら語ってくれました。

一般の方々の参加は約150人。

アンケートを読むと、中学生と一緒に参加できたことが、また、よかったんだなと思いました。

大人の人たちが子供たちとつながりたがっていることを感じました。

新垣さんも中学生が大好きだと語っておられました。


会場は、静かだけれど中学生のエネルギーで溢れていました。


中学2年生の英語の教科書に載っている新垣勉。

その新垣勉の歌とメッセージを直接受け取ってほしい、

本物との出会いを贈りたいと思っいたってから3年。


「実現したね!」と泣きながら強く強く握手をしてくれた友人たち。

それぞれが自分のチームを持ちながら、忙しい中で私の夢を支えてくれた実行委員会の仲間たち。

依頼する前に後援を引き受けてくれたライオンズクラブの皆様。

陰ながら応援してくださった教育委員会の先生方。

私の夢をはっきりとした形へと導いてくれたプレゼンフェスタの支援会とずっと応援してくれた主催者様。

たくさんの人たちが関わってくださって、

たくさんの人たちの思いがつながって、

たくさんの子供たちに愛を伝えることができました。

ありがとうございます!


そして、この喜びを分かち合うことのできる幸せ!

神様、このことのために私を選んでくださってありがとうございます。

私の周りにたくさんのドリームメーカーを配置してくださっていたこと本当に感謝です。


カンパで支えてくださった多くの皆様の上にたくさんの祝福がありますように!




被災地のためにずうっと支援を続けられてこられた加藤秀視さん

直接お会いしたことはないけれど、ブログを読んで応援したい!と思いました。

被災地に住んで支援をすると決意され

南三陸町にHamanasuセンターをつくられ

私財を投じて活動されています。


その加藤さんの講演会があります。

被災地支援のためのチャリティ講演会です。


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Design our Future 未来へ続く道 ~被災地支援活動を通じて~

●とき
2011/11/6(日)
●時間
13:30~15:00(開場13:00)
●講師
加藤秀視
●会場
エルパーク仙台 セミナーホール
●住所
仙台市青葉区一番町4-11-1
仙台三越定禅寺通り館5階
●参加料:前売券1,000円/当日券1,200円
(収益はJapan元気塾支援活動に寄付させていただきます。)
●主催:なないろDaysプロジェクト
●お申込み:小笠原・西城
nanairodays.pj@gmail.com
●お問合せ:株式会社創栄Group
市川・赤羽/0288-23-8123

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たくさん収穫したらお隣さんや友達におすそ分け

いただきものもおすそ分け


同じように友達やお隣さんからいただくたくさんのもの


与えることの喜び

分かち合うことの喜び

いただくこと=気にかけてもらっていることの喜び

それはつながっていることの喜び



お金をたくさん蓄えようと

必要以上のものをつくって

不必要なものまで売ろうとする。


だから歪ができるんだよね。

だから感謝がわからなくなるんだよね。



みんなで一緒に幸せになろうよ。

自分だけの幸せなんてないんだよ。



前近代的だと思っていた物々交換が

本当は豊かなシステムだったんだってこの頃気づいたよ。