お盆は実家で過ごしてきました。
コロナが始まってから
両親と会うのはお正月以来！！
夕張だからね♡やっぱこれ。
幸いなことにみんな元気で
嬉しい限りです。
双子の片割れ家族も一緒に
実家に集ってみんなで過ごしました。
まずはみんなでお墓参りへ行きました。
小さい頃は、古くて暗ーい墓地が
本当に嫌いで行きたくなかったのですが
今は不思議なことに
そういう気持ちはなくて。
むしろ、温かさを感じるくらいです。
そう思えるようになったきっかけが
わが家のルーツの戸籍を遡れるだけ遡って
取ってみたことでした。
ちょうど、
市役所で戸籍の電子化が行われて
手書きの戸籍の料金が
値上がりするタイミングだったので…
「家系図を作りたいんです」と言って、
市役所に保管されている
わが家の戸籍をぜーんぶ出してもらいました。
この戸籍謄本に刻まれている1人1人が
どんな人生を送った人なのかな、
何を思って、どう過ごしていたのかな…
そんなふうにその人の「生き方」と
向かい合っているうちに
お墓が怖いとか全く感じなくなった。
むしろ、
いろんな人の生きた証が
刻まれている尊い場所なのかな
と感じるようになったんです。
自分がもし死んだ側になったとしたら
「いつも感謝してください」
「敬ってください」
「拝んでください」
とか思わないよなあ。
それよりも気がかりなのは
「全く思い出されなくなってしまうこと」
こっちのほう。
だから、
「知ること」
「思い出すこと」
これもご先祖さまの供養に
なるんじゃないかな、って思いながら
実家での時間を楽しみました。
双子の片割れが
「ねえみっちゃん、夕焼けドライブいかない？」
と誘ってきたので
2人で市内をぐるっとドライブしました。
地元にUターンして働いていた時に発掘した
市民でもなかなか知らない
とっておきの場所を案内したら
とっても盛り上がりました！！
「何これー！こんな道あったの！？」って
片割れも驚きの連続だったよう。
もう誰も住んでない廃墟ばかりで
草もボーボー！！
何にも知らない人が行ったら
お化け屋敷じゃん！！としか
思わないような所ばかりなんですけど…
ちゃんとそれぞれ歴史があって
思いがあって。
それを一つずつ感じながら
巡ってみたら…
これもやっぱり先人たちの供養だなあ
というか、
忘れないように教えてくれてるんだなあ
そう思わざるを得ませんでした。
次の日は家族みんなで
近所をお散歩。
何があるというわけでもない道なんだけど
ひとりひとりに違った思い出がある道。
思い出して、話す。
これだけでも
「知ること」
「思い出すこと」
ができて
今こうしていられるのも
頑張って土地を耕してくれた
じいちゃんばあちゃんのお陰かあって
自然と感謝できるようになって、
ああ、ここにいられてうれしいな♡
私もできることをしよう！！
ってお腹に力が入った感じ。
今年はコロナ禍で
いつものように
お墓参りに行けなかったという方も
いらっしゃるかもしれません。
だから
少しの時間でいいので
ご先祖さまのことを知ってみたり
思い出してみたりする時間を
取ってみませんか？
顔や姿を知らなくても
名前がわからなくても…
思ってみる。
必ず伝わりますよ♡
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