【春分】春分2023★終わりとはじまり | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2023年3月21日6:26に太陽が春分点が通過して、また新しい1年の周期が始まります。

 

今年の春分図の特徴はなんといっても、ほとんどの惑星が12・1ハウスに集まること。特に12ハウスには5天体が集うステリウムとなります。

 

 

最後の星座とハウス、そして最初の星座とハウスに惑星が集中するということは「終わりと始まり」が強調されること。

 

この春にはマスクの着用が自由選択となり、5月の連休明けにはコロナが5類に移行する予定で、ここ3年の流れが終わっていく流れがありますね。

 

元に戻っていくというよりも、この間にアップデートされたやり方も含めて、新たに始まっていくような雰囲気があります。

 

 

土星は3月7日に魚座に入りましたが、これには分断されていたものを再びつなげる働きがあります。人々も社会も分かれていたものがつながりを取り戻して、行き交い、関わり、分かち合うことが増えていくでしょう。

 

このとき、個人の内側でも同様に、さまざまな分断されていたものがつながりを取り戻していくため、本音や本性がこれまで以上に露わになるかもしれません。

 

しかしそれは少なからずの混乱や迷い、不透明さを伴うでしょう。いままで見ないふり、聴こえないふりをしていた本音が急に出てきたら、自分でも戸惑いますよね。

 

でも、もうそれを隠すことができないのが、2023年です。

 

ひとつの流れから、別の流れへと移行するとき、ただ速やかに幕が閉じられるのではなく、これまであったあらゆる問題が浮上してくるでしょう。

 

引っ越しをするときに、家のあちこちから忘れていたものや放っておいたものが出てくるように、やり残してきたこと、後回しにしてきたこと、見ないでいたことが、次々と露わになるときです。

 

それと見ずにやり過ごすのか、しっかりと片付けてから進むのか、選択が問われるでしょう。

 

春分図の天頂近くには冥王星があり、この1年が大きな変容の年であることを象徴しています。

 

この春分の3日後の24日に冥王星が水瓶座に入宮しますが、これは経年劣化であり、寿命を迎えたものが、新しい命にその座を譲り渡すという、自然の摂理を象徴するでしょう。

 

好むと好まざると、時間は刻まれていき、社会も個人も移り変わります。あるものは意識的に、あるもの徐々に自然の流れの中に消滅していくでしょう。

 

誰もが多少の差こそあれ、変化を体感する1年となりそうです。

 

 

中には変わりゆく流れや兆しを感じながらも、先ゆく道がはっきりと見えず、不安を覚えることもあるでしょう。これもまた2023年の春分の特徴です。

 

何をすればいいのか、何から始めたらよいのか、わからないときは、まずしっかりと終わらせることです。やり過ごしてきたこと、あとまわしにしてきたこと、見ないできたものを、しっかりと見て、手放すのか、終わらせるのか、整理するのかして、空のスペースを充分に確保すると良いでしょう。

 

ここで大切なことは、何事もごまかさず、嘘をつかず、心に正直であることです。冥王星がチャートを牽引する2023年の春分は、誰もが自分の本心を生きることが試金石となるでしょう。

 

古い流れが終わって、新しい流れが始まろうとする切り替えのときに、正直でないものを持っていると、そのまま新しいサイクルに突入してしまいます。それが本当のあなたの望みでしょうか?これからもその生き方を続けていきたいのでしょうか?

 

よくよく心と対話しながら、柔軟に、ひらいていきましょう。