魚座と自己喪失、回帰すること | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

3月7日に土星が魚座に入って以降、雰囲気がグッと柔らかく、繊細で希望に満ちていることを感じています。

 

やっぱり魚座はやさしく、愛に満ちていて、良いですね。特に今週は魚座に太陽・水星・土星・海王星と4天体が集まっているので、余計にそう感じられます。

 

マスク生活も終わりとなり、保守的でゆるゆるペースのわが国も、ようやく次の段階に突入していくのでしょう。

 

まもなくやってくる春分は、ご存知の方も多いと思いますが、12ハウスと1ハウス、魚座と牡羊座に星が集中して、まさにひとつの流れが終わって、新しく始まることが強調されています。


木星は年末から牡羊座に滞在していますが、土星が魚座に入ったことで、ますます働きやすくなってくるでしょう。

 

ここから3年、土星が魚座にあることで、魚座が支配する木星と海王星が力を強めます。

 

これは私たちがリソースと再びつながることを助けてくれる、ふたつの星でもありますね。木星も海王星も「つながること」をうながす質があり、これは私たちの中で分断されていた、多くの資質が再びつながりを取り戻すことでもあるでしょう。

 

外の世界で私たちを遮っていたものが取り払われて、再びつながり始めるとき、内側でも同じことが起こります。

 



そのためのコツ、自身の中のリソースとめいっぱいつながるコツは、魚座的にいうなら「喪失すること」に尽きるでしょう。

 

え、喪失すると、つながるって、どういうこと?と思うかもしれませんが、魚座って、そういうからくりがあるんですよ。

 

こないだ書いた、タイタニックの話も、基本的にこの自己喪失からの自我の目覚めです。

 

 

わかりやすいところでいうなら、眠るときに私たちは自己を喪失します。そうすることで、より深い全体性の中でくつろぎ、起きたときに気力も体力も回復しますよね。

 

仮に心配事などがあって、ずっと考えこんでしまい、自分を手放すことができないまま眠りにつくと、深く休むことができず、起きたときに疲れがとれない……ということが起きるでしょう。

 

逆にいえば、失恋をして絶望的な気分のときに、ヤケ酒をして、泣きながら「もう寝る!!」とふて寝して、どっぷりと眠ると、起きたときに「悲しいけれど、すこしだけ、前へ向く気力が湧いてきた」という気持ちになれたりもします。

 

多くの神託や未来視といったものが自己喪失しているとき(夢やトランス状態)にやってくるのも、なくなったときにこそ、リソースとつながる作用でもありますね。

 

太陽と水星と海王星がほぼ同位置にある今週は、そんな内なるリソースとつながるのに、良いときであるのではと思います。