こないだの水曜にオーラソーマ・ティーチャーのまりちゃんと『女神ペルセポネの探求ワーク』を開催しました。
実はこれ、ブログで募集する前に、まりちゃんがfacebookで告知した時点で満席になってしまった幻の!?ワーク。
小惑星の講座でペルセポネについて紹介することはあっても、ここまでガッツリとペルセポネの星だけを探求するのは初めてでしたが、なかなか興味深い、自分の内側を見つめる時間だったと思います。
小惑星ペルセポネは公転周期295年で、同世代の人はほぼ同じサインになります。なので自身のペルセポネを探求するときは、どこのハウスに位置するのか、ということから掘り下げていきます。
以前、ペルセポネの神話をご紹介しましたが、小惑星ペルセポネが示しているのは『自身がどんな領域の経験に囚われているか』ですね。ペルセポネは、はじめは母に隠されていて、のちにプルートにさらわれて冥界で強引に嫁にされ、ふたりの支配下におかれたわけです。
それはつまり小惑星ペルセポネが入るハウスの活動に関して一時的か、一瞬か、ある程度の期間か、という差こそあれ「自由にすることが許されなかった可能性がある」ということです。
そして、その経験によって自分の一部を隠してしまい、隠しているがゆえに、逆に強烈な形で表れるかもしれない、という部分でもあります。
たとえば、私は1ハウスにペルセポネが入っているのですが、そこから「意志や個性を表現できないように否定されたり、支配されたりした経験がある」と推測されるわけですね。そして実際に子ども時代に、そういった心境に追い込まれた経験があるわけですが、その体験から「自分がどうしたいのか、わからなくなる」「自分を出してはいけない」というところに、無意識に自分を置いてしまうわけです。
そうすると対人関係のなかで、普段は無意識のうちに自分を出さずに相手に合わせようとするのですが、何かの拍子に「相手から否定されそうだ」と感じると、これもまた無意識に激しく抵抗して、絶対に支配されないように頑張ってしまうわけです。そして次にやってくるのは、そうするほどに「誰もわかってくれない」という苦しみや孤独や虚無感なのですが、そのようにリアクションしてしまうことに「囚われてしまう」わけですね。
そんな感じで1ハウスずつ、ペルセポネを追いかけていきながら、自分の「囚われポイント」を見ていきました。
いずれにしても小惑星ペルセポネは生→死→再生のサイクルを持っているため、まずは「自分がそうであることに気づいていない。力が無意識下に押し込まれている」ところから始まって「そのことに気づく。自身の光が破壊されていることを自覚する」という段階を経て「そこに囚われている自分を解放する」というところに行けるのだと思います。
ただ、あまりにも長いあいだ信じてきたものであり、押しこめている状態が自分だというところにクセがついてしまっているので、それを解放するには時間をかけていくことが必要かもしれないですね。なかなか探求しがいのあるテーマだと思います。
そして、娘を愛するゆえに、思い通りにしようとするコントロール・マザーのデメテル(セレス)もワークしがいがありそうなので、10月にやることにしました(宣伝)
この小惑星ペルセポネとセレスについて、まりちゃんとclubhouseで喋る予定です。9月17日(金)19:45~です。よろしくです~!!