1月25・26日(土・日)は「内なる霊的成長を体験する12星座と12感覚のワークショップ」でした。
ダブル・オーガナイズで進めるこのワークショップ、だいたい年に1度ぐらいの頻度で開催しているのですが、とても面白いです!!
神智学者であるシュタイナーの提唱した「人には12の感覚があり、それは12星座の意識と関わっている」という説から、みなさんに感覚と星座をひとつずつ、ご紹介して、実際にその感覚を体験していきます。
実際に体験してみると、得意な感覚と苦手な感覚が明らかになりますが、感覚を磨くことが、各星座意識を高めることにもつながるのです。
各星座の意識が高まると、自身の12星座の質が際立って、統合に向かっていきますが、すべての星座の質が統合されると、人生のあらゆるシチュエーションにおいて、望むような生き方を自在に創り出していくことができますね
12の感覚は下位・中位・上位の4つずつの感覚に分けることができるのですが、下位のものは人生の初期で獲得し、上位のものは後天的に獲得していくもの。
しかし、上位の感覚にチャレンジしてみると、下位の感覚をしっかり使いこなせないと、難しいということがよくわかります。
また各感覚は、向かい合う星座が相反すると同時に、補完し合うように、補い合って働くため、ふたつを意識すると使いやすくなりますね。
たとえば2020年は、山羊座に木星・土星・冥王星が集まっていますが、ここでわたしたちが意識的に使いこなしたいのは「山羊座」と、向かい合う「蟹座」です。
そして山羊座は平衡感覚、蟹座は聴覚を、それぞれ司っています。
山羊座の平衡感覚は「自立して、まっすぐ歩くためのバランスをとる感覚」ですが、これは「心地よくバランスがとれる場所を見つけ出す感覚」ともなります。
家でも社会でも「自分の居場所」をパッと見つけて、落ち着くためには、平衡感覚が必要なわけですね。
社会性強化のために平衡感覚を鍛える
そして「心地よい場所を見つける」ためには、蟹座の聴覚が欠かせません。
聴覚は音を聴く感覚ですが、わたしたちは通常、声を聴いているようでいて、そこに含まれている音のトーンや響きやテンポから、相手の感情や本音を聴いています。
つまり聴覚とは心の状態を敏感に察する感覚でもあるんですね。
聴覚を使って心の声に耳を傾ける
聴覚を使って「本当はどうしたいのか」「いま本当はどう感じているのか」という本音とつながって「ここ!!」という場所を見つけたら、平衡感覚を使って留まること。
山羊座に星が集まっているいま、わたしたちは本当に自分にとって心地よい働き方、生き方を見つけ出すときです。
いまの自分にふさわしい「ポジションと立ち位置を見つけるとき」でもあるんですね。
このときに頭で考えている建て前に振り回されず、どれだけ心の本当の声に従うことができるのか、ということが大切です。
「自分がどうしたいのか、わからない」というときは、聴覚を研ぎ澄ませて、心の声に耳を傾ける必要があるのかもしれません。
聴覚をシャープにするためには、音が響くように部屋をすっきりと片付けて、しばらく無音で過ごす時間が必要です。テレビやネットや音楽を消して、誰かとのお喋りからも離れて、自身とじっくりと向き合って対話することで、その本音が聴こえてくるかもしれません。
聴覚を使うのですから、途中で遮ったり、ジャッジしたりすることなく、本当に心から言いたいことをすべて、余すところなく、最後まで聴いてあげることが、大切ですね。
それこそが蟹座の象徴する愛や思いやり、親切心なのでしょう。
自分に対する配慮を大切にしたい2020年です。
12感覚のワークショップはきっとまた2021年に開催すると思いますので、どうぞ、よろしくお願いします~!!