【12感覚と12星座】聴覚を使って心の声に耳を傾ける | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

先日、12感覚と12星座の相関関係における、山羊座の平衡感覚の話を書きました。

【12感覚と12星座】社会性強化のために平衡感覚を鍛える

http://ameblo.jp/light-side/entry-12284242161.html

 


今日はその対面の星座である蟹座についてご紹介しようと思います。

 

12星座の関係において、向かい合うふたつの星座は密接な相互関係があります。

12感覚でも、山羊座の平衡感覚と関係が深い蟹座ですが、その司る感覚は聴覚です。


聴覚は音を聴き取る感覚ですが、音というのは周波数で表すことができますね。

蟹座はこの周波数にとても敏感な星座。

「言葉ではなく、感情を聴いている」というのが、会話するときの蟹座の姿勢ですが、相手の言葉ではないところから発せられる感情の周波数を聴いているのですね。

「早くしてね~!!」と言われたときに、相手が平常心でそれを言っているのか、イライラしているのか、それが蟹座にとっては重要です。

相手の感情の気配を察する速さは尋常ではなく、「もしかして怒っているかもしれない」と感じると同時にハートのシャッターをガラガラと降ろして、引きこもりモードに入ってしまうでしょう。

また、大きい音や、雑多でさまざまな音が混じり合っているところなどを苦手に感じることがあるかもしれません。


蟹座の聴覚は心のバランスを取ることと関係していて、ハートが傷ついてバランスを失うことに対して、非常に敏感です。

山羊座の平衡感覚が外の世界でのバランスを保ち、蟹座の聴覚が内なる世界のバランスを取るのですね。

外側で起きていることの声を聴くのと同時に「自分のハートの声を聴くこと」が、もっとも重要な聴覚の働きといえます。

蟹座は「I feel」をテーマとする、感情を象徴する星座で、愛と信頼で自分自身を包みこみ、育んでいくことが本質です。

 

だから、いつも心の声に正直なのですね。



もし、人の心のバランスが崩れると、どうなるでしょうか。

自分の心の声を無視したい人は、部屋を散らかします。

音は空気中を振動によって伝えますから、よく響かせるためには、何もない空間が必要です。

 

音楽ホールやスピーカーは空間を広くとってありますね。

いつも自分の心と寄り添って、平穏で落ち着いている人は、当然、本音がよく聴こえるように、部屋をすっきりと片付けているでしょう。

だけど、自分の心を無視している人は、本音が聴こえないように部屋をごちゃごちゃと散らかしているかもしれません。

そうすれば、自分の声が聴こえにくくなるのです。


あるいは、本音では「もう休みたい」「もう疲れている」とハートが訴えていても、責任感が強く、「仕事だから休めない」「終わるまでは頑張り続けなくてはいけない」と踏ん張り続けている人はどうでしょうか。

この場合は、平衡感覚が異常に強く、聴覚で心の声を聴くことを無視して、自分の居場所に満身創痍になっても、弁慶の立ち往生の如く、立ち続けているわけです。

この状態を長く続けていると、次に起こることは、めまい、もしくは耳鳴り、難聴です。

平衡感覚と聴覚は共に、耳と三半規管に働きかける感覚なので、そこに不具合が生じる可能性があるのです。


蟹座の聴覚が司る「心のバランスを取ること」と、山羊座の平衡感覚が司る「外の世界でのバランスを取ること」は密接につながっています。

社会のなかに居場所を見つけると、わたしたちは安心できますし、そこに居心地の悪さがあると、心まで不安定になります。

その内なる声にいち早く気づいて、自分に「安心と寛ぎのスペースを与えること」が蟹座の役割ですが、それを無視していると、部屋が散らかっていき、そしてついには、身体の症状として表れることがあるでしょう。


蟹座の安全欲求は、人間の持っている基礎欲求のなかで最も基本的なものであり、ここが欠けると、わたしたちは安心して地球上で暮らしていくことができません。

いつも心の声に耳を傾けて、自分に愛と思いやりをもって接することが、自分らしく生きるための、なによりの基本といえるでしょう。


 

 

内なる霊的成長を体験する12星座と12感覚★大阪

http://ameblo.jp/light-side/entry-12276727292.html