わたしたちの身体には12の感覚があって、そのひとつひとつが12星座の意識と関係していると提唱したのは人智学者のシュタイナーですが、この12感覚と12星座の相関関係は日常生活のなかでも見出すことができます
たとえば、部屋のなかでバランスよく、家具を配置して、センス良く飾り付ける…というのは、平衡感覚の働きが大きいもの。
視覚の働きが、置くべきものを置き、不要なものを排除して、色合いなどを整えますが、それらを「バランス良く配置する」のは平衡感覚です。
この平衡感覚は、山羊座の司る感覚であり、人間が三次元のなかでバランスをとる力、均衡をとって大地に立つ力と関係します。
バランスをとるのは天秤座では!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、天秤座はまた別の感覚を司っているのですね。
わたしたちが満員電車のなかで、どうにかして踏みとどまる場所を見つけ出すのは、平衡感覚が働いているからです。
もし平衡感覚が働いていなければ、わたしたちは公園の池の亀のように、座席シートに積み重なってしまうのかもしれません。
この平衡感覚は、空間のなかでバランスをとって、そこに自分の立つ場所を見出します。
そしてこれは、外の世界において、自分の居場所を見つけ出す力となり、学校や職場や公共機関において、安心して留まる場所を見つけられるかどうか、ということと関係します。
この平衡感覚が弱いと、環境に馴染めない……学校や職場でどうも浮いている気がする、混雑した電車や公共の機関で場所取りするのが得意ではない、ということが起こるかもしれません。
平衡感覚が強ければ、どこに行っても、わりかし図々しく、すぐに自分の場所を見つけ出して、その場で自分らしさを発揮できるわけですね。
山羊座は社会性を司る星座で、社会のなかで活躍し、功績をあげていくことを象徴しますが、それもこれもまずは社会のなかに留まって、まわりとのバランスをとっていく平衡感覚が働いてこその活躍です。
もし、外の世界にいることになかなか慣れなくて、安心できるのは自宅の自室だけ…でも、どうにかして、もう少し世界に馴染みたいと思うなら、12感覚的にはまず、平衡感覚を鍛える、ということになります。
平衡感覚を鍛えるのは、なんといっても足腰の強化、丹田の強化ですね。
片足立ち、ケンケンパー、平均台を歩く、ヨガのポーズなどは平衡感覚を鍛えるのにうってつけです。
山道を歩くことも、平衡感覚と生命感覚(蠍座)を鍛えるのに役立つでしょう。
ボルダリングも平衡感覚を極めるのに良さそうなので、出世したい人は、趣味にはじめてみると良いかもしれません!?
12感覚と12星座の相関関係の面白いところは、その星座の質を強化したければ、その感覚を鍛えることが有効であるという点ですね
内なる霊的成長を体験する12星座と12感覚★大阪
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