2014蠍座新月 ☆ 求めてやまなかった、わたしのすべて | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

10月24日06:56に蠍座の新月です


日本では見ることができませんが、シベリア東部から北米では
部分日食となる新月。

また今年4月の新月頃にまいた種がなにかしら芽を出している
はず
です。

2014牡牛座新月(1) ☆ まっさらな自分に回帰する
http://ameblo.jp/light-side/entry-11831777462.html

2014牡牛座新月(2) ☆ わたしという名の神殿
http://ameblo.jp/light-side/entry-11832802016.html


大きな流れでいいますと……

2011年の311のあと、6月頃から12月頃に考えていたこと、
意図したことが、なにかしらの方向性をもって、しっかりと
根づいたのが2014年の春頃。


2014年春のグランドクロスで更に方向修正をして、新しい
時代に不要なものを手放していき……


いま、2014年の秋にその実りを収穫しながら、そしてまた
来年の春に向けて、新たな種をまくタイミングです双葉


いま、ここでしっかりと意図したことは2015年の4月頃に
芽を出すので、そこで更に方向修正を加えて育てていくと
2018年にがっつりと大きな実りを迎える…そんな感じです。



なので、いま、ここで何もせず、決断もせず、一歩も踏み
出さずにいることは、畑に何もまかないのと同じこと。

ぜひ、10月のうちにしっかりと種をまき、そしてまいたら
せっせと水をやり、草取りをして、育てていきましょうわーい

すべての植物がそうであるように丁寧に手をかけて育てた
ものは大きな実りを生み出します




今回の新月は物事の真実を見極め、関係の背後にあるものに
気づいていくとき。洞察力が鋭くなっています。

その力を存分に活かし高い精神性を発揮することで、新しい
やり方や関係の在り方を構築していくことができるでしょう。

蠍座のキーワードは I transform.わたしは変容する』


複雑になりすぎた感情を手放して、本当に必要なものだけに
絞りこんでいく、シンプルな原点回帰。


どんどん夜の時間が長くなっていくこの時期は、自分の影が
突出しやすい時期。
エゴや虚栄心や嫉妬心が強くなり、心に暗い影を落とします。

しかしそれらに降りまわされ、翻弄されるのではなく、高い
意識をもって、それらを統率していきましょう。



それは内側での、ある種の重厚な作業です。

自分の内側において、指揮権を握っているのが『どの自分』
なのか、しっかりと気づいていることが、この時期の変容を
うながすためのカギとなります。

プライドを他者との小さな勝敗やコントロール合戦に向ける
のはやめにして、霊的な人格を高めることを意識しましょう。






蠍座の色が濃くなる時期は、他者への影響力がいつも以上に
強くなっていきます。


ちょっとした言動が、他者の心を容易に支配してしまうので、
自分の言葉や行動がどこから発せられたものなのか、そこに
気づいていましょう。


言葉や行動には、自分の内側の状態がそのまま現れます。

いま現在、人生に対する充実度はどのようなものでしょうか。

仕事での満足度や充実感、社会的欲求が満たされているか。
他者との関係。パートナーシップや友情や家族とのあいだに
深い愛情や信頼や充足を感じているか……。


あらゆる面での満足度が高いと感じているなら、この時期は
とてもクリエイティブに自分自身を表現して、他者を自然と
惹きつけることができるでしょう


そこには純粋な愛と思いやりが満ちて、他者との深い交流を
楽しみ、歓びから奉仕して、濃密な愛情と信頼が得られます。



しかしどこかに欠乏を感じているなら、それは美しく着飾り、
見栄を張ることで、褒められ、認められたいという虚栄心と
なって表れます。そこには他者に対する嫉妬もあるでしょう。

そこで仮に他者に褒められ認められたとしても、自分自身は
それが虚栄から発していることに気づいていますから、ます
ます虚しさが募るかも知れません。


虚栄心ばかりでなく、エゴや弱さ、勇気のなさ、自信のなさ、
頼りなさ、自己否定や無価値感などを強く感じて、その現実
から目を背けて、逃げ出したい欲求が高まるでしょう。


その衝動に身を任せるといつも以上に身体の感受性が敏感に
なっているため、自暴自棄な欲求や依存行動を止めることが
なかなかできなくなる可能性があります。


もし日常から逃げたいという気持ちが募ったときは、旅行や
瞑想で心にスペースを作り、アートやワークショップなどで
感情を表現することがオススメです。


普段から気を使い忙しく過ごしている人も、小さな逃避行が
この時期のバランスをとるのに、一役買ってくれるでしょう。



うまくいかない、満足してない、こんな自分が嫌い、みんなも
嫌い…そんな影の面が色濃く出てきたときこそ変容のチャンス。

この時期は考え方を転換するのにぴったりのタイミングです



うまくいかないのはどうしてでしょう?
うまくいかないといけない、と思っているからかも知れません。

満足できないのはどうしてでしょう?
結果を出せない自分をダメだと思っているからかも知れません。

自分を嫌いなのは自分に対する理想が高いからかも知れないし
自分を受け容れられないから、他者も受け容れられず、世界の
中に存在していることがツライのかも知れません。


でも、これらは、本当に「そう」なのでしょうか?
これから生きていくために、本当に必要なことですか?


結果を出さないといけない、認められないといけない、人様に
迷惑をかけてはいけないと思いこんでいるだけかも知れません。


結果を出して認められることは確かに気持ちのいいことですが、

『本当にそうしたいのかな?』

自分が本心からそれを望んでいるのか、あるいは満たされない
なにかを埋めるために求めているのか見極めることが重要です。


もし、本当に望んでいる生き方が別にあって、足りていない、
なにかを埋めるためにやっているのなら、そのことにただただ
気づいていましょう。


過去から持ち越したパターンのなかで、わたしたちの成長を
妨げる最たるものは『罪悪感』です。

あらゆる関係性において、罪と罰の意識を呼び醒ますもの。
そして、恥と自己否定を増長させるもの。

これは本来の、まっさらな自分の在り方を邪魔します。


他者や世界に対して、必要以上に申し訳なく思い、遠慮して
しまうとき、そこに罪悪感が働いているかも知れません。

なにかしたあとで自分の行為に『あれで良かったのかな』と
『間違っていたかも』と後悔することもあるかも知れません。

でも本当は 『こうしかできなかった』 し
『いまの自分はこのようにしかできない』 のです。


『自分はダメだ』と切り離すたびに、『わたしはますます
分離して、
分離していくほどに自己否定感が、無価値感が、
欠乏感が、募ります。


『こんなものでしかない』

怒りも悲しみも憎しみも嫉妬も、他者に対して偏狭な自分も
ここにいる。

わたしは、わたしの求めているわたしにさえ、なれない。


それを受け容れることは、とても苦しい作業です。
偽りのプライドが傷つき、それを認めるぐらいなら世に背中を
向けて、
他者のアラ探しをしているほうがマシかも知れません。


しかし、もっとも高い自尊心をもって、自分のすべてを諦めて
受け容れたときに、眠れる半身が目を醒まします龍

そして、その半身だけが世界中のあらゆるところを探し求めて
やまなかった
心からの充足感を、あらゆる面において満たして
くれるでしょう



それが『
I transform.
蠍座の最大のギフトである、変容の力。

影がわたしの魂の偉大な一部であることを思い出す新月です。