2014牡牛座新月(2) ☆ わたしという名の神殿 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

4月29日15:14 牡牛座の新月 の続きです

2014牡牛座新月(1) ☆ まっさらな自分に回帰する
http://ameblo.jp/light-side/entry-11831777462.html


今回の新月は

どんどん明らかになる自分の本質を
隠さずに 個性として 表に出していくこと 

がテーマだと、前回読みました。

ここでもう一度、チャートに注目です。



新月ですから、太陽と月が同じ配置になりますが
ちょうど 牡牛座8度 で重なっていますね

しかも入っている部屋が 8ハウス

8-8-8の新月 です


牡牛座というのは、自分の所有物 を象徴する
星座で、生まれたときから持っている身体と、
その 身体に属する才能や、体感覚が際立つ、
という傾向があります。

そのため牡牛座は 過去の星座 ともいえます。

わたしたちは自分の身体を選んだわけではなく、
運命的に親の遺伝子から作られ、家族が暮らす
環境から、人生が始まるためですね。

「 もっと美人に生まれたかった!! 」
「 お金持ちの家に生まれたかった!! 」
「 才能がもっとあったら良かったのに!! 」

と、誰もがチラッと一度はそんなことを
考えたことがあるかも知れません。


しかし、わたしたちは自分の肉体を脱ぎ捨てて
誰かになることはできません。


誰かに憧れようとも
あんな風になりたいと願っても

いまここにある、身体。
ここにある、ハートと知性と魂。


これで、人生を渡っていくしかありません。

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12星座を360度に細分化して読み解く技法の
サビアン占星術 で、牡牛座の8度 をみると…


太陽&月 牡牛座8-9度
完全に飾り付けられたクリスマス・ツリー
ツリー

クリスマスは寒い冬の季節。
家のなかで煌々と明るい光を放つ、たくさんの
飾りをつけたクリスマス・ツリーは厳しい時期でも
家のなかが豊かさで満ちていることを象徴します。

外の状況がどうであれ、内側がしっかりと整って
いれば、どんなに寒かろうか吹雪だろうが、びく
ともしないものです。

外に振りまわされるのではなく、内を整えること。

自分自身にしっかりと根付き、内なる素質や才能を
輝かせることで、どんなときでも豊かでいることが
できる…という度数です。

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さらに太陽と月が重なっている
8ハウス 
自分では自由にならないもの を象徴します

たとえば…

結婚生活

会社勤め

親の影響や遺産

師匠からの伝承
 など…。

いずれも自分で「ほしい」と思って得られるもの
ではなく、他者と深い関係になることで起こる
影響や恩恵 といえるかも知れません。


いま、自分のいる環境から受けている恩恵
あるいは
家系から受け継がれたパターンや才能 
いったいなんでしょうか?


わたしたちはともすると自分の足りないところ
自信のないところ、あるいは
関係において不満の
あるところ
といった損なわれているように感じ
られる側面に、つい意識が向きやすいもの。

だけれども、そこにある恩恵や受け継いだ才能
意識を根づかせることで、資質が開花して豊かな
現実が創られるとき 
かも知れません。


星座や惑星に善し悪しがないように、どんな質も
その人にとって、弱点にも強みにも変えることが
できるもの。

反射的にジャッジすることを超えて、自分自身と
向き合うことで、
すでに与えられているものに
愛と豊かさの可能性を見るとき 
です


そこから新しい道が広がっていきそうです



肉体は わたしという魂が宿る神聖な神殿。

それを 自分自身が祀らずして
いったい、誰が祀るのでしょう。


身体も、心も、知性も、魂も、そこにあるものを
すべてまるごと 受け容れたときに。

才能が、感覚が、知性が、情緒が、神殿を美しく
彩るかのように 他の誰とも違う自分だけの輝きを
放ち始めるのかも知れません。