道展搬出とアートマンギャラリー秋展
「道展」が入選したので同時に出品したもうひとつの作品を札幌市民ギャラリーまで取りに行った。
そして夏展にのときにお世話になったアートマンギャラリーにも行く。ちょうど「秋展」が行われており、一通り作品を拝見した。それぞれの作家の個性を生かし、繋がりを大切にしながら作品を発表できるこの場は貴重な存在だとおもう。
オーナーの野口さんもギャラリーたぴおの「自我の形象展5」で作品を展示しているらしく作品の制作の話で盛り上がる。
そのうち出品者の柿崎秀樹さんも交えて公募展の話や作品の発表する場についての話をした。
ほとんどバカ話で笑っていたが、純粋に芸術を追求することってなんだろう?と考えさせられた日でもあった。
これは芸術を始めた発端からその目的がだんだんブレていく事にも起因するだろうし、「己」の存在理由と密接にかかわってくるだろうから簡単に答えを見つけるのが困難な問題だ。
その日の夕食は「jerk chicken & cafeライオンのいえ(札幌中央区南6条23丁目)」で食べた。店の方と会話が楽しめてよかった。
以下文中の展示会の日程です。
●第81回道展
10月26日(木)~11月12日(日)10:00~17:30、月曜休み、札幌市民ギャラリー(札幌中央区南2東6)。
●アートマンギャラリー秋展06
10月24日(火)~29日(日)11:00~19:00、gallery ART-MAN(札幌中央区南4東4)
参加作家:Marimba、吉井見知子、前川英貴、柿崎秀樹
●自我の形象展5
10月23日(月)~11月4日(土)11:00~19:00(29日は13:00-18:00)、期間中無休
ギャラリーたぴお(札幌中央区北2西2、道特会館)
参加作家:大友洋子、井村郁子、亀井由利、久保千賀子、斉藤邦彦、竹内はるみ、竹田博、野口耕太郎、林教司、横山隆
彫って、摺って、塗って、額装して。
久しぶりに日記です。
長い間休んでしまいましたが、その間いろいろとありました。
今働いている職場を9月一杯で離職したり、知り合いの勤める老人介護の現場を見学したり、アートの方々と会ったり、遠藤ミマンさんの展示会を苫小牧まで訪ねたり、岩見沢のFIX・MIX・MAX!30人展を観に行ったり、木版画の教室に行ったり…
…と日記に書く事はあったのですがバタバタと日々を過ごしてしまいました。後日あらためてさかのぼって日記を書くかもしれませんがお許しを…
今日は道展の作品搬入日なので2作品出品しました。
(2枚目は前の作品を改めて彫ったものです。)
今回は分不相応に「本ばれん」という新兵器を手に入れたものですから版画を摺るのが楽しくて仕方がありません。今まで刃物にばかりこだわってしまって、もっと摺りの大切さに気がつけばよかったと反省です。
しかしまあ、例によって身体は精魂尽き果てた風です。
でもまた明日から、11月の展示会用の作品製作が続きます。
また日記が滞るかもしれませんがなるべく書く様にはしたいのでよろしくお願いします。
でもなんで、木版画ってこんなにも身体が疲れるんでしょうか?(笑)あ、歳だからって言うのはナシですよw。
「江別裸婦デッサン会15回目(固定)」
23日は職場の慰安旅行から帰ってきたらちょうど昼。
そのまま、江別の木版画教室に行った。
課題が間に合わずに旅行中のホテルで版木を彫って何とか間にあったのを提出した。今度は教室の皆で制作する来年のカレンダーの絵を創る予定。裏表紙の担当なのでわりと季節感なく好きな絵を描けるのがありがたい。
それから固定ポーズでデッサン会。
1ヶ月ぶりに江別に描きに行った。裸婦に革ジャンという組み合わせは始めてで少し戸惑ったが楽しんで描けた。自由にのびのびと描かれている会員の方がいて引く線ひとつでもちゃんと主張ができているので素晴らしいとおもった。
また、違う会員の方と休憩時間「見た目が9割」という本の内容で見た目が及ぼす影響ってたしかにあるのだろうなという話になった。美容整形で美しい顔になればそれに惹かれて振り向いてくれる方もいるだろうけど、その場合は中身って関係ないのかなと冗談交じりで言っていた。おそらく、その方も精神的な中身の部分が重要だと分かっていても外見が及ぼす影響力を考えてしまうとついついそんなことを考えてしまうのだなとおもいながら話を聞いていた。
その時は裸婦デッサンを描いている最中だったので、もし、形だけで対象を捉えようとすると絵なんて描けないだろうなと…ぼんやりおもいながら、まだ対象の本質に近づいて絵を描けていない身としては「内面ってなかなか分からないから外見の執着が強くなりますよね」と歯切れの悪い答えしか返すことができないでいた。
たとえ内面と外見が密接に結びついてその方を形成していたとしても、知らない間に形も情報として分けて見ているかもしれない。だから裸婦デッサンのモデルさんも対象として自分と分けて絵として描いてしまっている部分がある。
最近覚えた先住民族マヤ族のあいさつの言葉に「イン・ラケチ」というものがあるがそれは「私はもうひとりのあなた自身です」という意味らしい。なんだか本質を見抜いているようで少し怖い言葉だとおもう。でも反面、本質に近づいて絵を描くことって相手や対象とのボーダーラインが消えつつある状態になるのかなとおもうところもある。
つい、消化不良な事を書いてしまったが木版画の展示会用の作品は11月までにあと7点ほど制作しなければいけない。どこまで納得のいく絵ができるのかがとりあえずの課題でもある。
「札幌彫刻美術館」
9月2日は10時に車で札幌に向った。
まずは札幌時計台ギャラリーに到着して「06自由美術/北海道グループ展」を観る。ちょうど江別の裸婦デッサン会の会員の方に会った。同じ会員の中山昭夫さんの展示会が行っていることを知ったのでそのまま絵を拝見した。
知らなかったらそのまま素通りするところだったので、偶然会員の方に会えてよかった。おそらくこの前ライブペイントのため休んだデッサン会で告知があったのだろう。
暖龍で昼食を済ませて宮の森方面へ向かった。
この日は14時から札幌彫刻美術館で彫刻家の樽原武正さんのトークがあるのでアートマンギャラリーのオーナーさんに誘われていた。樽原さんといえば札幌ドームの3メートルの球体のオブジェの作者でもあり、作品が北海道近代美術館で収蔵されているような方だ。
実際にお会いしてみると。ごつい作品のイメージからは程遠く、気さくで物腰の柔らかな人物という印象だが、作品群を観れば強靭な精神力を結晶化してそれを具現化していった様子が伺える。
今回の作品は2メートル以上はある木材に釘をびっしり打ち込んであった。それが会場近くの芝生に6本そびえ立つ。最初は釘の銀色が目立っていたようだが会期中の雨で少しずつ錆びてきたようだ。トークでは樽原さんはうれしそうにこれからどんどん錆び付いて行くのが楽しみなんですと言われた。本業である映画の看板描きが終わって作品制作に時間を当てる。一日2時間半集中して丸木に釘を打ち込んでいって5cm進む。その調子で2ヵ月半で1本制作できるそうだ。それが6本ここにあってさらに室内に6本あったので単純計算で2年半の仕事。さらに昭和17年生まれだからと全部で17本は創りたいというとてつもない計画を立てている。
このような同じ作業を続けていくと慣れが生まれてくる。急いで仕事が雑になっても慣れてもいけないと言う。毎日新鮮な気持ちで同じ作業をやり続けることとはどういった精神的な境地なのだろうか?向かう「己」の変容を絶えず行っているとするならばその行為は計り知れぬものがある。
帰り際、握手をした樽原さんの優しさと厳しさの入り混じった強い眼に惹きつけられた。
それからアートマンギャラリーの夏展でご一緒したCAZさんと札幌彫刻美術館の本館も含めて観てまわった。時間があったので折角だからギャラリーめぐり。コンチネンタルギャラリーでは松原成樹さんのやわらかな家のような形と階段を組み合わせた陶芸。作家とお話して同じ螺旋好きということで話が合った。ギャラリーどらーるでは大路誠さんの精密画の鑑賞。はっと息を呑むような瞬間がそのまま絵として集結されている印象。対象を眺める作家のまなざしが伝わってくる。喜怒哀楽を排除したような視点は静謐な落ち着きに満ちていた。
「think garden」で一休みしてから、過激な名前の「デストロイヤー」というカレー屋さんで食事。豆ときのこのスープカレーが美味しかった。初めて行ったけど辛さが選べる。あまり辛いのは得意じゃないので辛さ3で挑戦。
お腹が膨れてレッツ円山では今度行われる「一坪展」の説明を聞いた。一坪展はみんなで集まる行うフレンドリーな個展。
岩見沢に帰る途中、道を間違えたが充実した日だった。
「アートマンギャラリーでのパーティー」
26日の13時からはライブペイント。
夏展ということで「太陽」をイメージしながら
50号のキャンバスに向かってみた。
アクリル絵具をペインティングナイフを使って主な色彩を決めていったが途中からはまどろっこしくなって手のひらも筆として使ってみた。絵具のひんやりとする感覚も心地よい。場所を変えながら、ズボンを汚しながら、それでもおかまいなし。それは子供が泥んこ遊びをするようなもので、最中は絵を描いているような感覚はなくなっていた。
途中絵具を乾かすのに何回か待ったが、思考回路が切り替わるようで、その間はなかなか言葉が出にくい。
5時を過ぎても描くのを粘った。絵具が乾いていないので、オイルバーを力いっぱいすり込んで仕上げた。
6時からはパーティー。友達が来てくれたのはありがたい。
始まってからは知り合いの歌人の方が完成した絵の前で花を活けてくださったので感謝。即興的に観客も楽しく参加しながら活花は完成した。不思議と絵にマッチしていた。それから和やかに歓談の時間が過ぎていって22時。
酒が入り気持ちが高揚していたのかもしれない。
その後、残った仲間の何名かで2時まで話し込んでしまった。
次の日は深川にいく予定があったのに…(汗)
「札幌モエレ沼公園ガラスのピラミット」
遅れましたが26日の日記です。
この日は9時半に岩見沢インターから高速で札幌まで行った。
インター入り口の傍に家があるのでありがたい。
10時半頃にガラスのピラミットに到着。モ`エレメントの展示会場の様子を観る。搬入日は夜だったので太陽の光が会場に入るとまた違った印象だ。担当スペースに用意したフライヤーは全部なくなっていたうえ、ありがたいことに置いていた名刺も少なくなっていた。
昨日、用意をしようとしたのだがプリンターのインクが切れていたので増刷して持って来ることができなかったのがくやしい。
モ`エレメントは普通の個展会場と違って来場者3500名という規模のイベントだ。今回の作品の説明も不十分だったし、展示の仕方にも不満が残る。そしてフライヤーの数なども少なめだったので反省。
13時からはアートマンギャラリーでライブペイント。
天気がいいのにもかかわらずのんびりとできなくて残念。









