「矢」
今日、歌人の方から詩を頂いた。
年賀の絵をご覧になって詩が浮かんだようだ。
「矢」
夜明けは美しくやってきた。
西の丘の一枚のガラス窓が灼けた時に
ピタリと 止まる矢を弓につがえる音が
ひょうとなって 放たれてゆく。
美しく強い矢は しかし静かに泣いていた。
泣かずともよい 強き弓矢よ。
まっすぐには飛ばぬ 激しい角を
どうやらお持ちのようだ。
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よく分からないけど魂が揺さぶられた。
言語表現があまり得手ではないので的確な言葉が見つからないが、隠している部分を見破られたような気がした。
表現は赤裸々な「自己」をさらす行為。
だけれども意識をもつ主体の根拠もあやふやで、自己という裏づけを求めようとしてもその輪郭は曖昧になるばかり。
どこまでが自己なのか何か自己なのかおもい続けながらも、うやむやにしてしまう日常。
「まっすぐには飛ばぬ 激しい角を どうやらお持ちのようだ。」
矢としては役立たずだか問題ははっきりしているから、
そこを見据えながら行けばよいと言ってくれているようだった。
「知り合いの展示会へ」
今日も岩見沢はドカ雪です。連日の雪を合計していくと軽く1メートル以上降っている気がします。ありがたいことに毎回、大家さんが家の前を除雪機を入れてくれるのです。しかし、雪が降るたび駐車場からいったん車を避けなければいけません。今日は展示会に行く約束もありましたし、避けたついでにおもいきってバスで札幌に行くことにしました。
まずオーク画材で画材を購入して札幌時計台ギャラリー「浅井学園大学 06全道展・新道展・道展受賞者・入賞者展」とSTV北2条ビル「エントランスアート・古田瑩子展(水彩)」を観に行きました。
学生さんもがんばっていますね。古田さんの具象もよかったです!
まだ先ですが時計台ギャラリーでチラシをもらったのですが1月27日から小樽で始まる「一原有徳・版の魔力」は是非いきたいですね。
で、さいとうギャラリー「水戸麻記子絵画展 MITORAMA13 夜と朝」に行きました。水戸さんとは前に展示会に来ていただいてからの知り合いで、主催するデッサン会にも参加させていただいています。デッサンの線が早い方です。
で、絵についてお話しすると内容は夢ネタも多いみたいですね。中でもネッシーを首輪につないで散歩していると人工衛星が空から降ってきて宇宙語を話しているという絵がありました。とてもシュールな絵なのですがどこかユーモラスです。その絵をお友達と眺めながら歓談していました。お友達にも「たぴお」の展示会の宣伝したのは言うまでもありません。
ヴィーナス誕生のような肉体美の健康的な絵と対照的に酒場でたむろして飲んだくれている不健康な絵もあって面白かったです。でも水戸さんの絵って不健康とは言ってもぜんぜん陰惨さがなくてどこかユーモラスなんですよね。だからいいのかもしれません。違う絵なのですがさりげなくバックに少林寺拳法の木人形がポーズを付けてなぜかあったりね…
…でセントラルでさらに画材を買って昼食してから岩見沢にもどりました。
帰ってからとりあえず版木のベニアで箱を作ってみました。こう言うと唐突に聞こえるでしょうが今度の展示会はボックスアートがテーマなのです。
なんだか箱を作っていると自由研究の工作をしているみたいでこんなのでいいのだろうかと不安が漂ってきましたが…こういう作業って嫌いじゃありません。
バカボンのパパじゃないけど「これでいいのだ!」これから作品に昇華していくのだと言い聞かせるのであった。
「裸婦デッサン会18回目(クロッキー)」
いやあ、このどころどっかり爆弾のように雪が降りましたね~岩見沢は大変なところです。
最近は6畳の部屋が手狭になってきたので居間をアトリエにすることにしました。こうすればストーブも居間のがそのまま使えるし、ポータブルストーブで余計な灯油を使う必要がありませんW。まあ、部屋の配置に手間取りましたが納得のいく作業場になりました。これで大作?も創れそうです。まあ、瞬く間に部屋がガラクタの山になったのは言うまでもありません…
…で13日は江別で今年初の木版画教室とデッサン会。デッサン会はクロッキーで写真3枚アップ。合い間に道立図書館で「一原有徳作品集」「加山又造展」「立体造形を学ぶ」「立体大全」「少女たちの日々へ2写真・青山静男」を借りてきました。この前、岩見沢の図書館で「マヤ古代文明の遺産」「アルタミラ洞窟壁画」など画集を中心に借りてきたばかり。作品を創る前って不安になって無節操に知識や情報ばかり収集してそれに頼ろうとしてしまいますね。でも、いざ創り始めて軌道が乗るとせっかく集めた知識や情報が意味を成さなくなる事が多いです。集中した果ての緊張から作品が生まれるのがわかっているのに毎回慌ててやってしまうのはまだまだ未熟な証拠ですね。いつの日か落ち着いた余裕のあるオトナになってみたいものです(笑)
でもまあ、今日はデッサン会では力の抜けたいい線が描けましたし、これからもがんばります!
ということで、現在決まっているこれからの展示の予定です。未定のものも他にありますが、今年はいかに小品をコンスタントに創れるか?という今までのらりくらりと避けていた問題と格闘しなければいけないのでした。
●EXHIBITION of BOX ART展4 閉塞形状展
日時-2007年1月22日(月)~2月3日(土)
場所-ギャラリーたぴお(札幌市中央区北2条西2丁目中通り東向中通郵便局フロア 道特会館1F)
●18年度大麻木版画同好会展
日時-2007年2月20日(火)~2月25日(日)
場所-江別市大麻公民館(江別市大麻中町26-7)
●木版画展(仮)
日時-2007年4月13日(金)~4月25日(水)
場所-画廊喫茶チャオ(札幌市北区北24条西4丁目モンレーブビル3階)
●木版画展(仮)
日時-2007年10月頃
場所-プチレストラン ぱーとな(札幌市中央区北2条西3丁目 敷島ビルB1)
「展示会めぐり」
まずは札幌市民ギャラリーの「第37回北海道教職員美術展」。
教職員美術展ということですが道展などの公募展の作家さんも出展されていて親しみがもてました。写真の部もあって意外と面白かったです。ただ、しっとりと落ち着いた作品が多く「芸術」と言うよりは「美術」といったニュアンスです。
次に札幌時計台ギャラリー「にかわえ展/野口裕司展」。
道教大の日本画の方が中心でした。大作はなかったのですがなかなかみごたえがありました。アニメの原理を使った実験的な作品などがありましたし、会場にいらした野口さんとお話ができました。日本文化という二元論では収まりきらない要素、形にならない「場」の空気をどう物質を使って表現するかという内容でお話できてよかったです。悩みどころは一緒なんですね。がんばらなければ…
最後に札幌芸術の森美術館「広島市現代美術館コレクションによる この20年の、20のアート」。
街中はそうでもないのですが芸森の方までいくと雪が凄いですね。どうも現代美術はわからないところがあるのですが、一緒に言った友達に現代美術は軽薄短小でいいのだから最初のインパクトで観るといいと言われて少し気が楽になりました。音楽で言えば現代音楽も理解しようとすると難しいですからね…
印象に残っているのは千住 博さんの水墨画のような小さいながらも隙のない絵。福田美蘭さんのビルの窓の部分を小さく丸く抜いて夜空に星のように貼り付けた絵。岩井俊雄さんのダイオード部分にレンズを近づけるといろんな音がする作品でした。会田 誠さんと村上 隆さんの作品は期待が大きすぎました。でも十分楽しかったです。
そのあと桑園のジャスコで中華をたべてから、今お世話になっているギャラリーたぴおに顔をだしました。カキなべをしていたのでお腹がはちきれんばかりでしたが折角なので頂きました。木版画家の星野さんとお話ができてよかったです。
「旭川から戻りました」
今日(2日)戻りました。
道路は雪がなくて行きも帰りも運転が楽でした。
31日は2年前に死んだ親父に手を合わせて、料理を食べてお酒を飲んで母と弟、家族そろって「紅白」観てました。年越し前には音威子府の黒いそばを食べてお腹がパンパン状態でした。独り暮らしでは絶対お腹一杯に食べ物なんて食べないなぁ~と少し贅沢な気分に浸っていました。
1日はイオンで洋服の福袋を弟と買ってから、「硫黄島からの手紙」という映画を観てきました。話の見せ方が説明不足で少し不親切な気がしましたし、日本人の眼から観たら微妙な部分もありました。
家に帰り洋服の福袋を開けるとかなり奇抜な服が入っていたので「これはほとんど兄ちゃんの作業服だね」と言われてほとんど譲り受けましたが、これはありがたいとおもっておきましょう(笑)
2日の昼には旭川を出発して午後には岩見沢に着きました。なんだかとんぼ返りのようですが、実家にいると本を読むか食べ物を食べるか酒を飲むか(笑)という選択肢が非常に狭い状態になってしまうのですね。どうもゆったりと実家に居れないのでした…
…で、手作りの年賀状がわりと届いていて眺めているだけでも楽しかったです。
「明日は旭川です。」
今日は年賀状を書き終えてポストへ、それから前に職場でお世話になった方へ顔を見せに行って近況報告。
年賀状は去年より枚数が増えて今年はさらにたくさんの方にお世話になったんだなと…コメントを書きながらおもいました。
こういうときじゃないと連絡しない方やコメントじゃ十分に感謝の言葉を言い切れていない方などたくさんでしたが皆様とてもお世話になりました。
日記を読まれていてあまりの牛歩のペースに歯がゆさを感じるかもしれませんが、来年も絵を描きながら版画を創りながら目指す道を歩んで行きたいです。
今年お世話になった皆様、出会った方も含めてありがとうございました。
明日からは実家の旭川に行って来ますが、皆様もよいお年をお迎えください。
「名古屋便欠航」
低気圧に伴う高波の影響で欠航になりました。
低気圧が太平洋側沿岸を急速に発達しながら進んでいる影響で、北海道では風雨が急激に強まっているようです。今、岩見沢でも雨が降っていて、積った雪が溶けて路面が大変な状態です。
これは車の運転は気をつけないと…
名古屋行き中止でちょっと気持ちの置き場がなくなりましたが(笑)、この天候ではしょうがないですね。年越しは北海道になりそうです。
なので、昨日は札幌に行って「画廊喫茶チャオ」のオフ会に参加することにしました。地下鉄から降りて偶然ばったりお会いした水彩画のTOLEDOさんともゆっくりお話ができましたし、ミク友も何名か増えましたし、ライブありの楽しい時間を過ごすことができました。(ここ最近ミク友が急激に増えましたね)
最終バスが11時なので10時半頃には地下鉄に乗りましたが、ワイン飲んでふらふら気持ちがよいかんじで帰りました。
チャオのママ誘っていただいてありがとうございます。
おまけに来年の展示会のお話までいただきました。
詳細は時期が近づいてから連絡しますね。
今日もまた再び札幌ですし…なんだか年末の雰囲気ですね。
年賀状は無事に昨日出来上がりました。もう、年賀状を書くのも家の中だから酔わなくてもいいぞ!(半分やけくそかも…(笑))
「異形小空間展12th」
18日から始まります!
「異形小空間展12th」
(EXHIBITION of IGYO SHOKUKAN 26-12th)
日時-12月18日(月)~2007年1月20日(土)
場所-ギャラリーたぴお(札幌市中央区北2条西2丁目中通り東向中通郵便局フロア 道特会館1F)
18日の18時からはオープニングパーティー。たぴおの会場には16時からいたが年末はスケジュールが重なるもので18時30分から友達の歌人である丹尾春海さんの作品集「夢collectionゆきわ」の朗読と長唄踊「八百屋お七」の独り舞台が石の蔵ぎゃらりぃはやしであるので一旦パーティーを抜けてそちらの方へ足を運んだ。
作品集からひとつひとつの言霊を大切にしながら一篇づつ読まれていた。表現せずにはいられない作家の強い意志のかよった真っ直ぐな眼が印象的だった。感情の波動がそのまま観客に伝わってくるようだった。
最後に今年他界された母の歌を読んで終了。引き込まれて拍手をするのも忘れた方もいた。そのあとは観客全員でワインで乾杯をした。
舞台の余韻が残る中、ギャラリーたぴおに戻った。会場では皆楽しそうに知人と歓談している。先程の会場と違う雰囲気に少し違和感を覚えながら一気に酒をあおった。
岩見沢への最終バスは23時。最近何度乗っているだろうか…
「防風林デッサン会・第1回目」
17日は地下鉄宮の沢駅付近のちえりあ内「青少年センター」でデッサン会。道展にも入選されているミトラマさんの主催。
道展関係者を中心にデームクリエーターの方もいて、いつもと違うデッサン会の雰囲気を体験することができました。
休憩時間は和気藹々と歓談しつつもデッサンを観させていただくとその素晴らしさに気持ちが引き締まります。
終了後は飲み会兼お食事会。デッサンあとのビールは美味いぜ!と言いたいところですがあいにくの車。終始ノンアルコールでした。でもまあ、お絵かきの仲間が増えて行くのは嬉しい事ですね。お話もできましたし。。。
店を出てみるとかなり雪が積っていましたので皆さんを車でお送りして岩見沢に戻ると雪が全く降っていませんでした。











