微妙な違いを見分ける能力が
的確な鑑定に繋がる。
適当に読んではいけないのだ。
タ・カーラ
タロットは直感で読んでも
なんとなく成り立つものですが
「お仕事」にしたり「自分を占う」
となった時は別。
カードにはそれぞれ
微妙な違い
があります。
この微妙な違いを伝えられるか、られないかで
信用度や感動度が変わると言っても
過言ではない位ですし
あなたが選ばれる大きな基準
になります。
【参考】【当たるタロット占い師になる！】 自分を占う場合のやり方のコツ
なので、世界観を抑えるのは必須です。
そんな中今回は
隠者と節制がどうしても混同してしまう
というお話を聞いたので
解説と共にシェアしたいと思います♪
隠者と節制のちがい
隠者と節制は二人とも
一人でいることの大切さ
孤高に生きる事
を伝えてくれるカードです。
上の表にもありますが
隠者は「人間」として描かれています。
一方節制は「天使」として描かれています。
その為、隠者は人間特有の
「人間嫌い」「意固地」「頑固」
になりがちです。
なので逆位置になると内向的になり
ひっそりと引きこもり、心を閉ざします。
隠者の特性は
探求者・研究者的です。
人間はあまり得意ではありません。
どちらかと言うと
多くの人と関わるより
一人の時間を持ちたい人。
その為、アドバイスでは
一人の時間を持って内観するが良い。何？一人は孤独？ばかもん！人は一人になる事で、物事を深く探求する事が出来るもんじゃ！
となります。
隠者が逆位置になると
孤独を恐れるようになります。
ひとりはこわい
ひとりは孤独。
そんな印象です。
孤独死を異常に怖がる人や
物事を深く考える事にブロックがある方にも
多く出現する印象です。
現実を見たくない、振り返りたくない。
同じ失敗を何度も繰り返し
大人になっても精神的に未発達の状態になります。
一方節制はこんな感じです↓
節制は人は嫌いではありませんが
人と関わりすぎるとペースを崩し
体調不良になったり
疲れすぎたりしてしまいます。
その為、自分一人の穏やかな時間を
保つことが必須なのです
合わせ上手で空気を読むのも上手ですが
合わせすぎたツケが
家に帰るとやってくる事も多々。
ストレスが高まりすぎると
暴飲暴食や暴言に走る人も中には居ます。
爪を噛んだり、自分を傷つけるなどの
自傷行為に走る方も。
大切な人を傷つけたくない
大事にしたいと思う一方
制御不可能なイライラに襲われ
大事な人にあたり、
結果的に大切な人を大事に出来ない自分
と言う感じで、
自分の尊厳を
自分で傷つけたりもします。
また「人が嫌いではない」うえに
「人に合わせるのが得意」なので
異性に関して節度が無くなってしまう人も。
基本的には一人でいる事は好きですが
人目が気になる・気にしすぎる
という部分があります。
人から自分がどう見えているか
どう思われているか
を気にするあまり
一人行動に苦手意識を感じる人も。
元気でいられる時は
自然の中でボーッとしたり
アーティスティック活動や
ただただ好きな事をする時。
心がみるみる元気になります。
だからこそ、自分一人の時間を持ってマイペースに過ごす練習をしてください。
合わせられるのはあなたの長所ですが、合わせすぎてストレスを溜めるのは本末転倒。誰の得にもならないのですよ。
分かりやすいように
逆位置になった場合で解説しましたが
いかがでしたでしょうか＾＾
結構違いますよね。
二枚とも、アドバイスは
「自分一人の時間を持とう」
なのですが、
どうして
そうなるの？
と言うところに、大きな違いがありますね＾＾
こういうこまやかな部分を
お相手に説明出来たりすれば
もっと感動してもらえたり
喜んでもらえる鑑定が出来ます。
是非参考にしてみて下さいね♪
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