ヨーロッパに到着したアメリカ人観光客が、「ヨーロッパでは売っていないから」と、スーツケースいっぱいに詰め込んだダイエットコークを紹介する映像が、ソーシャルネットで公開されて議論を醸すところ。
チェリーコークのようなものを除き、コカ・コーラにはコカ・コーラ(Coca-Cola)、コークゼロ(Coke Zero)、そしてダイエットコーク(Diet Coke)の3種類が存在。
砂糖が規定量入っているコカ・コーラは、フランスでも同名で、「オリジナル・テイスト(Coca-Cola Goût original)」という添え書きが。
砂糖が入っていないコークゼロも、名称は共通だけれど、フランスでは「砂糖なしのコカ・コーラ(Coca-Cola Sans Sucres)」という但し書きが。
しかしダイエットコークについては、英語圏外の国々では、コークライト(Coke Light/ Coca-Cola Light)の名前で販売。
これは、「国によっては、ダイエットという単語が低カロリー食品、および飲料を示すものではない。そういう国ではコークライトとして提供している」という親会社の説明。
とはいえ、多くの国でコークライトが、手に入りにくいのは事実。ヨーロッパではコークゼロの需要が高まり、フランスのマクドナルドでも、選択はコカ・コーラ、もしくはコークゼロの2種類のみ。
ということで、多くのアメリカ人ブロガーが主張する「ダイエットコークは、ヨーロッパで販売が禁止されている」という話は、事実でなく。
しかしそもそも、コカ・コーラの甘さに関しては、アメリカとヨーロッパでは異なるもの。これは甘味料に、アメリカでは高フルクトースコーンシロップ(ブドウ糖果糖液糖)が使用されているのに対し、ヨーロッパではキビ砂糖を使うため。
そしてダイエットコークの甘さ加減も、販売される場所の規定に従いさまざま、という話。
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じゃあ、やっぱりアメリカ人は、アメリカのコカ・コーラを担いでやって来るべきか?!
最近はシュウェップスのジンジャービールと、セブンアップのモヒートにハマっています。甘い飲物は暑い時に飲むな、と言われますが、こういう時に飲まなきゃ、いつ飲むんだ!?と開き直って飲んでます(≧▽≦)
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