こんにちは。

台北はマンゴーとライチが出回る季節になりました~蒸し暑いあせる

 

さて、去年のことなんですけど、あるお方の八字鑑定を行いましたところ、その後メールをいただきました。

 

メール趣旨

「五行について、私は「水と金」が多すぎるとのことだったが、どうやって検索しても「火」しか出てこないし、「水や金」の男性と相性が良いと出てくる。」

 

で、

「先生そこの部分だけ間違っていませんか?

もう一度調べてもらえませんか?」

とおっしゃるのですね。

 

目ま、おそらくこの方はネットの無料の四柱推命診断サイトでご自分のことを調べまくったんだろうと思います。

 

ということで、そのとき、いったい何がどうだったのか…はてなマーク

 

ちょっとその命盤をまんま掲載するのはナンなので、別のわかりやすい「八字(四柱推命)」で説明してみたいと思います。

 

↓の解説用命盤(日本では命式)は本年2026年壬辰月丙子日辛卯時生まれの女性の例です。

 

無料のある四柱推命診断サイトに生年月日時間を入れて出てきたものですが、四柱の配列など少しアレンジしました。

 

そのサイトで解説として出てきたものはこちら下矢印

格局 正官格

喜神 金、土、水

忌神 火、木 

コメント「あなたはとてもエネルギッシュで明るさと勢いにあふれた云々~」

 

…そんなわけないっすびっくりマーク

 

この人は非常に身弱です。

火と木が必要です。

 

つまり、サイトの判定はこの人は身強(身旺)で火が多すぎるから火と木は要らなくて、金と土の水を補うべしということですが、そんなことしたら大変なことになりますよぉ汗

 

確かに四柱推命や八字では通根といって、天干と地支両方にある五行は旺盛っていう原則があるんですが、それはルールの一つに過ぎず、実際にはもっと大量のルールが複雑に絡み合って現状をつくりだします。

 

強いと言えば例えばマンモスも相当強いですが、それでもティラノサウルスに首根っこ掴まれて齧られたらどうなります?

笑い泣き

 

ですから上の八字について私の解説はこうなります。

性質 身旺 極めて身弱

格局 正官格 七殺格

喜神 金、土、水 火、木

忌神 火、木 金、土、水(この八字に金は少ないが、日主丙火が弱いため金もNG)

 

なんでそうなるかを書くと、ものすごく長文になってしまうので簡潔に書きますが…。

 

この八字は壬水七殺が透干しており、しかも辰土の上に坐していて大変に強いです。水庫と呼ばれる辰は子と半合しており非常に水が強いです。

その子水の上にある丙火日主はもちろんキツいのに…。

 

強力な壬水の七殺が丙火を剋しており、日柱の丙火は時柱の辛金に合されて非常に弱くなっています。

「丙火見辛反怯」と八字の古典である窮通寶鑑に書かれています。

地支の午火も湿った辰土の隣にあって弱くなっています。

 

もちろん巡って来る大運によっても丙火の強弱は違って来るんですけど、この例の場合は乙卯大運でもそのまま身弱、庚寅大運はほっとひと息ついても、その後の己丑大運からは輪をかけて身弱になります。

 

ネットのアルゴリズムは単に大まかな原則と字ずらの数(例えば火と言う文字の数)しかカウントしていなんだと思います。

 

要は、ネット四柱推命鑑定はネット健康相談と同じようなものですね。

 

無料ネットサイトで「あなたは肝硬変です」とか「バセドウ病です」とか確定診断されたらむしろホラー~ビックリマークゲッソリ

 

確かに、今年は丙午年で火が強い年回りではあるんですけどね…。

 

だからといって、丙午年の丙日生まれの人が全員揃って身強(身旺)とかあるわけないです。

丙午と言えど、状況によっては弱よわになるのです。

 

皆様くれぐれも、ネット占いはエンタメとして消費なさいますようビックリマークここに注意喚起させていただく次第でございます。

 

で、その後その「間違っていませんか?」メールの送り主には、私からくわし~く、五行バランスを蔵干や大運との兼ね合いも含めてご説明いたしました。

 

それはそれは長い文章で懇切丁寧にお伝えしたつもりでしたが…。

→ノーレスポンス

 

ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

私も人生勉強させていただきました~グッド!

 

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