台北は桜(大漁桜)の見ごろもそろそろ終わり、春めいてまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて早速ですが…
八字(四柱推命)にまつわるよくあるツッコミっていうのがありますよね。
→「生まれた日と時間で運勢が決まるというなら、双子はいったいどうなのよ
」
実は以前にも、八字から見てなぜ双子の運勢に違いがあるのか説明したことはあったのですが…。
なんと先日、双子の更に上をいく「三つ子さん」のケースがありましたので、ご本人の承諾を得てご紹介したいと思います。
クライアントはSさんという女性ですが、一男二女の三つ子であり、しかも母子手帳に記録されている時間は三人同じということでした。
そして、Sさんとしては
「なんで自分だけこんなにキツいの~
」
と叫びたいほどなんだそうです。
Sさんによれば、三つ子のうち自分は環境に恵まれず、人に意地悪されたりして苦労が多いのに、他の二人はそんなことはないとのこと。
はて…三つ子さんで同時に生まれたのに、他の二人だけが順調で…いったいこの違いはどういうことか![]()
本日はこの謎に挑みます。
その方の命盤はこちらです(プライバシー保護のため一部非公開)。
| 年柱 | 月柱 | 日柱 | 時柱 |
|---|---|---|---|
| 〇 〇 |
〇 〇 |
偏 財 |
|
| 〇 | 〇 | 辛 | 乙 |
| 〇 | 〇 | 亥 | 未 |
| 〇 〇 〇 | 〇 〇 〇 | 甲 壬 | 乙 丁 己 |
| 〇 〇 〇 〇 〇 〇 |
〇 〇 〇 〇 〇 〇 |
正 傷 財 官 |
偏 七 偏 財 殺 印 |
| 2004 | 2014 | 2024 | 2034 | 2044 | 2054 | 2064 | 2074 |
| 庚午 | 辛未 | 壬申 | 癸酉 | 甲戌 | 乙亥 | 丙子 | 丁丑 |
| 食 偏 正 神 財 印 |
偏 七 偏 財 殺 印 |
正 傷 劫 印 官 財 |
比 肩 |
七 比 正 殺 肩 印 |
正 傷 財 官 |
食 神 |
比 食 偏 肩 神 印 |
で、この謎に挑むにあたり、私がまずしたことは…。
①出生年月日と時間と出生場所の緯度経度をもとに、出生時の真太陽時を割り出す。
→13:54なので乙未時と判明
➁出生日の乙未時の2時間枠を更に12分割して、どの時分にあたるかを割り出す。
→乙未時の中の辛巳時分と判明
③その時分と八字と大運、そして三つ子さん各人現況をうかがって照合する。
→喜神(必要な五行)が水と木であると判定
お三方全員が乙未時生まれであることは共通していますので、用神(喜神)も共通して水と木であることは明確です。
このケースは土がかなり多いのが特徴で「土多埋金」のリスクがあります。
もし、多すぎる土に日主の辛金が完全に埋まってしまうと大変なのですが、
そこにうまいこと時柱の乙木偏財がありますので、これが土を抑えることができればOKというフォームです。
で、お兄さんは男性なので、そもそも大運の巡りが女性とは反対です。
そして見たところお兄さんは非常に若い時から水と木の大運(水が木を生じて木が作用する)が来ていたので、もうそれで若い時から順調な人生を歩んできたことは説明がつきました。
さて、問題はSさんと妹さんの違いです。
二人とも女性なので大運のめぐりも同じ…、じゃあいったいどこが違うのか?
ここでまた母子手帳に立ち戻って考えてみると…。
お三方とも出生時間13:52(真太陽時13:54)と書いてあったわけですが、三人ともこの1分間に生まれたというのはちょっと無理がある話ですよね。
ですので、実際には最初の子の出生から三番目さんの出生まで数分は差があっただろうと考えるのが自然です。
で、この出生当日の乙未時は標準時間12:57からスタートで、もしお兄さんがまず記録どおりに真太陽時13:54に出生していたとして、その後にクライアントご本人が生まれ、最後に妹さんが生まれたのが実際は母子手帳の記録時間より3分後だったとすると…。
Sさん→乙未時の辛巳時分
妹さん→乙未時の壬午時分
このように異なる時分の可能性が濃厚です。
つまり、母子手帳にはざっくりと三つ子さんの最初の子が生まれた時間が記録されていたのでは?と推論しました。
なぜかというと、これで全部説明がつくからです。
まとめ
お兄さん→男性であるため、若年から水と木の大運が巡っていたので順調な人生。
Sさん→生まれてから水や木の大運が巡ってきていないうえ、これまで八字の中の水木もまだ不足していたので、時柱乙木の作用も弱かった。
妹さん→生まれてから水や木の大運が巡ってきていないが、時分に壬水があるので、これが時柱の乙木を生じており、ずっと水と木の両方が作用していた。
ということで、お兄さんと妹さんは勤め人としても順調で公私ともに充実しているのに、Sさんだけが出遅れていたという説明が成り立ちます。
でもね…
実のところ三つ子さんは時分が違えども八字の四柱は同じなわけですから、先天的な資質にものすご~い大きな差はないと言えます。
違いは運勢の好転時点の早い遅いの部分ですね…。
Sさんは「自分だけが出遅れている」と感じてきたそうですが、私が傍目から見ますと、ご本人ももう充分努力されてきたし、優秀だし、社会的地位についても鑑定の時点でも既になかなかのものでしたよ
八字というのは、ご本人にしかわからないような不快感や違和感を研究するものだとも言えますね。
ともかく、ご相談くださったSさんも、今はついに待望の水の大運に入ってきていますので、これからぐっと上り調子で手ごたえが感じられる見込みです
これからの飛躍が楽しみですね~
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