保険はムダだらけ FP乾の保険講座 -6ページ目

必要な保障額っていくら?【住宅費編】

こんにちは!1歳の息子の成長に驚く、乾です。

1歳にしてiphoneのロックが解除できるとは!!

子供ってよく見てるんですね!


さて、ここ数回にわたり生命保険の保障はいくら必要か?

についての掲載です。

ご覧になられてない方は関連記事もどうぞ!


<概要・考え方>
生命保険は死亡保障のこと

生命保険の目的


<準備済み資金>

保障は全て準備不要【生命保険の備え方】

遺族年金

遺族年金は生命保険


前回までの記事で、既に準備済みの資金がいくらあるかについて確認して頂けたと思います。


この準備済みの金額を知った上で、必要な保障金額はいくらか?

を考えていきたいと思います。



まず、生活費の中でも大部分を占める住宅費についてです。

「現在の住まいは持ち家ですか?賃貸ですか?」

この2パターンによって、用意すべき金額が異なります。



まず持ち家のケースです。

ほとんどの場合、住宅ローンを申し込むと「団体信用生命保険」にも申し込みを求められます。

この団体信用生命保険とは、ローンの返済中に亡くなったら残りのローンを一括で返済するという役割の生命保険です。

なので、残された家族は住宅ローンの心配はなくなります


一方、賃貸住宅や社宅にお住まいのケースは、

残された奥さん、子供がその後どこで生活するのか?を考えることになります。

「実家に帰れる」という見込みだ立つ方は、特別に住宅費を用意しなくても良いでしょう。

しかし、「賃貸物件で子供と暮らす」という場合は、その家賃分の確保が必要です。


【例】

 家族構成:夫(35歳・サラリーマン)

 妻(32歳・専業主婦)

        子供2人(5歳・2歳)

    収入:月35万円

   住まい:マイホーム所有(団体信用生命保険加入)

住宅ローン:10万円


この家族の主人が亡くなった場合を想定すると、

単純に計算すると「現在の家計-住宅ローン=必要資金」となり

35万円-10万円=25万円が必要資金となります。


家族の人数が減るので、その分生活費は不要となります。

この分を差し引き、若干少なく70%で…という考え方もできますし、何かの為にと減額しない考え方もあります。

これは、家庭ごとの考え方・判断によります。


家計のことは奥さんがよくご存知かと思いますが、「現在の家計」項目には

「これくらいあればやっていけそう」と安心できる1ヶ月の生活費を考えてみて下さい。


今回はそのようなことを考慮せず、現状維持の25万円として考えます。


次に既に準備済みの資金として遺族年金 は、18歳未満の子供が2人いるので月額15万円程度受け取れます。

ということは必要資金25万円のうち、15万円は既に準備済みと同じことです。

となれば、不足するのはだいたい10万円という計算になります。



【例2】

上と住宅以外同条件で、その後は子供と賃貸住宅で暮らす場合


「現在の家計-遺族年金=必要資金」となります。

数字を加えると、35万円-15万円=20万円です。


同じ家族構成で収入が同じでも、住まいの条件が違うだけでこれだけの差が生じます。

これが、住宅を購入した場合に保険を見直すと節約につながる!といわれる理由ですね。



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