誰にでも嫌なこと、嫌だったことというのはあって
周囲は、何でそんなことにこだわってるのだろうと不思議に思ったり
忘れちゃいなさいよ、などとつい良かれと思って言ってしまうこともあります。
でも、当人にしてみると
嫌なものは嫌なんだ、ということは分かっている。
誰かにとってのどうでもいいことは、誰かの好きなことでもあるし、誰かの嫌なことでもある。
こういう観点は、持っていた方が生きていく上で楽になる目線です。
北風と太陽
というお話があります。
旅人のコート(上着)を脱がせる勝負を、太陽と北風が行って、太陽の日差しの暑さで旅人はコートを脱いだので、太陽が勝った。
というお話が主。
カーネギーの著者「人を動かす」の中で言われているのが
人を説得する際に
物事を強引に進めたり怒鳴ったり(北風)すると、人はますます意固地になって殻に閉じこもって反発するだけだけど
太陽のように穏やかにあたたかく待つことで、機が熟したら人は心を緩め開いてくれる
という姿勢が大事、ということで北風と太陽の話を例えに出しています。
誰かに耳の痛いことや、ものすごく腹の立つことを言われて
誰がお前の言うことなんか信用するか!聞くもんか!
と思うことって多々あります。
それって本当のことなのかもしれないけれど、言い方ってもんがあるでしょうよ?
という場合もあるし
口八丁手八丁の人の発言はそもそも信用ならない
という場合もある。
一方で
あの人が言うと、頭の中が整理されるから素直に聞ける
という場合もあるでしょう。
どうでしょう。
それを、あなたがあなた自身に適切に行ってますか?
つい自分自身のこととなると
批判否定で埋め尽くしてしまって、「ほら、やっぱりね」ということで納得させてしまっていないでしょうか?
自分自身に、あたたかく励ましの言葉を投げかけるなんて、どんだけナルシスト?
と、思ってしまうことはないでしょうか?
ハートで生きるって何だ?と改めて考えてみた話。
心の傷を持っていることは悪くはありません。
心の傷を見て見ぬ振りをしたり
誰かに傷つけられるくらいなら自分で傷つけた方がマシ
という状態は、決して健康的とは言えないでしょう。
どうぞ、あなた自身に北風と太陽の話を当てはめてみて
あなたがあなた自身の上着(不要な思いや批判的になってしまう気持ち)を脱げるように
冷たさで覆うのではなく、あたたかさで見守ってください。
北風だって悪いことばかりではないし、太陽が良いことのみということでもないけれど
批判的になりすぎている時は
「今のままで大丈夫?」というお知らせかもしれません。
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